ガディ・キンゼー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:47 UTC 版)
「機動戦士Ζガンダムの登場人物」の記事における「ガディ・キンゼー」の解説
Gady Kinsey 声 - 戸谷公次(テレビ版・劇場版III) / 今村直樹(劇場版I) 重巡洋艦「アレキサンドリア」の艦長を務めた連邦軍人。有能な船乗りで、アレキサンドリアの乗組員やMSパイロットを巧みに掌握してエゥーゴと戦う。 アーガマの追撃の際にバスクやジャマイカンを補佐し、エゥーゴに強奪され色を塗り替えられたたサラミス改級巡洋艦「サチワヌ」を見分けるなど歴戦の船乗りの実力を垣間見せる。ジャマイカンがヤザンの恨みを買ってアレキサンドリアの艦橋を直撃されて戦死した時には、その場にいなかったため難を逃れている。 その後、破損した艦橋を修理しつつエゥーゴの追討を続行し、ジェリド、マウアーらアレキサンドリアMS部隊によるサイド2への毒ガス攻撃やアーガマに対する攻撃などをおこなうものの、いずれも後一歩のところで阻まれている。人望の薄かったジャマイカンとは異なり、さばけていて冷静な性格からジェリドを始めとする部下達からは慕われている。 シロッコの台頭後はヤザンと同様彼に接近し、ハマーンの行動を黙認するなどバスクの命令に忠実ではなくなっていく。しかし、グリプス決戦においては、ティターンズ艦隊がコロニーレーザーの射線軸上に集結していたため、その直撃を受けて乗艦とともに消滅し、戦死する。 名前はテレビ版の劇中ですでに登場していたが、劇場版Iでは「アレキサンドリア・キャプテン」というクレジットになっている。しかし、劇場版IIIではパンフレットにも名前で掲載されている。 漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では、宇宙世紀0083年3月にゼブラゾーンに潜伏するジオン残党軍基地ヴァールシカ攻略のため、グリーン・ワイアット中将率いる連邦艦隊に大尉として所属。副官としてワイアットを補佐している。 漫画『機動戦士Ζガンダム Define』では容姿が変更され、より年長の軍人らしい顔立ちになっている。
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