カード・一日乗車券
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 16:20 UTC 版)
PASMO等のICカード乗車券の利用が可能である。なお、「東京メトロ・都営地下鉄共通1日乗車券」や「東急線・東京メトロ・都営地下鉄共通1日乗車券」は利用出来ない。以下において小児用の発売額は特記なければ大人の半額。 ICカード 2007年(平成19年)3月18日に導入されたICカード「PASMO」「Suica」が使用可能である(ただしバス扱いのためSuicaの一部旧カードは利用できない)。また2013年(平成25年)3月23日より実施されたICカード10種の全国相互利用サービスにより「Kitaca」「TOICA」「ICOCA」「SUGOCA」「manaca」「PiTaPa」「nimoca」「はやかけん」にも対応している。 かつては都営バスとともに、Suica・PASMOでの利用時におけるバス利用特典サービス(バス特)を導入していたが、2021年(令和3年)9月30日をもってバスポイント・特典バスチケットの付与を終了した。 運賃箱でのチャージなど、都営バスに準じたサービスが提供されているが、当線車内でのPASMOカードの発売は行っていない。 共通一日乗車券 1日に限り何度でも乗降できる一日乗車券が発売されている。都電一日乗車券 都電専用のものは大人400円で、車内では発売当日通用の磁気券とIC券(PASMOまたはSuicaのみ対応・カード内に情報を入力して発行)の2種類を発売している。乗車の都度、磁気券は提示し、IC券は料金箱のIC読み取り部にタッチし、何度でも乗降できる。支払いは磁気券が現金、IC券はチャージ残額による。車内では当日売りのみ発売しており、以前は地紋入りの感熱紙に運賃箱のプリンターで日付を印字する紙券(非磁気券)であったが、現在は荒川電車営業所の発行機で前もって発行した磁気券となっている。 都営まるごときっぷ 都電のほかに都営地下鉄、都営バス、日暮里・舎人ライナーに乗車できる一日乗車券「都営まるごときっぷ」が、大人700円で発売されている。車内では当日売りのみ発売しており、以前は非磁気券であったが、現在は磁気券となっており、自動改札機を利用できるようになった。 なお、2008年3月29日までは「都電・都バス・都営地下鉄一日乗車券」として発売されていた。 また、平成エンタープライズの高速バス「VIPライナー」のオプションとして組み込まれている(VIPラウンジでも購入可能)。 東京フリーきっぷ 都営交通のほかにJR線の東京都区内区間・東京メトロ線全線に有効な「東京フリーきっぷ」が、荒川電車営業所や西巣鴨駅をはじめとする都営交通・東京メトロの各駅・定期券発売所、JR線の東京都区内各駅・みどりの窓口で発売されている。都電・都バス車内での発売はない。他社委託駅では購入出来ない場合がある。 バス共通カード 1993年11月1日に発売された都電・都バス専用のTカードが拡大運用され、1994年(平成6年)10月1日に導入されたバス共通カードが使用できるようになった。バス共通カードは、特定の発券所にとどまらず、乗車の際に車内でも購入できた。2010年3月末で発売が終了し、同年7月末には同カード(都電・都バス専用Tカードを含む)の使用が停止された。
※この「カード・一日乗車券」の解説は、「都電荒川線」の解説の一部です。
「カード・一日乗車券」を含む「都電荒川線」の記事については、「都電荒川線」の概要を参照ください。
- カード・一日乗車券のページへのリンク