カデットAとは? わかりやすく解説

カデットA(1962年-1965年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 04:15 UTC 版)

オペル・カデット」の記事における「カデットA(1962年-1965年)」の解説

戦後ドイツにおけるモータリゼーション進行乗じる形で、オペル1962年10月22年ぶりに「カデット」の名前とともに1,000cc級大衆車再登場させた。 全長3,920mm×全幅1,470mm×全高1,410mm、ホイールベース2,325mmのフルモノコック車体で、生産性配慮し大型プレス部材用いたシンプルな造形であったフロント水冷直列4気筒OHV993ccの40馬力エンジン搭載後輪駆動するサスペンションフロント横置きリーフスプリング支持ウィッシュボーン独立懸架リアが半楕円リーフリジッドという堅実かつ簡潔なのである先代同様に軽量で、車重700kgに過ぎず最高速度120km/hとフォルクスワーゲン対抗できる充分な性能発揮した。 このクラスの有力ライバルとしては、フォルクスワーゲンの他にドイツ・フォードの「タウヌス」が存在したが、タウヌスの1,200ccモデル同時期のモデルチェンジ前輪駆動化されていた。基本モデルの2ドアセダンの他、3ドアワゴンの「キャラバン」、豪華版の「L」、2ドアクーペなどが順次追加され3年余りで649,512台が生産されるヒット作となった英国ヴォクスホールでは、カデットAとほぼ同じ設計シャシーに独自のボディと1,056cc45馬力エンジン搭載したボクスホール・ヴィヴァを1963年発売以後独自にモデルチェンジ重ねて生産したカデットヴィヴァ1966年相次いで登場する日本の1,000cc級大衆車日産・サニートヨタ・カローラ設計にも影響与えた。特に初代サニー設計は、エンジンサスペンション造形など多くの面でカデット影響が明白である。 Lのリアビュー クーペ

※この「カデットA(1962年-1965年)」の解説は、「オペル・カデット」の解説の一部です。
「カデットA(1962年-1965年)」を含む「オペル・カデット」の記事については、「オペル・カデット」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「カデットA」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カデットA」の関連用語

カデットAのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カデットAのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのオペル・カデット (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS