カカオ脂/とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 食物 > 調味料 > > カカオ脂/の意味・解説 

カカオ‐し【カカオ脂】

読み方:かかおし

カカオ種子からとれる脂肪黄色固体で、ステアリン酸などが主成分菓子化粧石鹸などに使用カカオバターココアバター

カカオ脂の画像

カカオ

カカオ
科名 アオギリ科
別名: カカオノキ
生薬名: カカオシ(カカオ脂)
漢字表記 -
原産 南米
用途 アフリカ南米栽培される常緑小高木。種子醗酵乾燥させたものがカカオ豆といい、チョコレ-トココア原料とします脂肪分をカカオ脂と呼び融点体温に近いので、坐薬基剤とします
学名: Theobroma cacao L.
   

カカオ脂

カカオ種子から圧搾法により得られる固体脂でカカオバター呼ばれる種子は赤褐~暗褐色で、1.5~2.5cmの楕円形特有の芳香収斂性苦味があり、チョコレート・ココアなどの原料として世界各国輸出される種子含油量は5057%で、得られたカカオ脂の特有芳香チョコレートなどの食品に好ましいので、通常精製脱臭などの処理を行わずチョコレート製造用いる。
圧搾粕は、残油20%程度であるが、ココア製造向けられる融点3235比重d0.882~0.883、屈折率n1.456~1.458、酸価1~4、鹸化価190198沃素価3340不鹸化物0.11.0%であり、脂肪酸組成 の例は、沃素価36.8のもので、パルミチン酸24.4%、ステアリン酸35.4%、オレイン酸38.1%、リノール酸2.1%である。グリセライド組成SSS 3%、SOS80%、SLinS 6%、SOO+OSO 10%SOLin+OOO 1%である(Sは飽和酸、Oはオレイン酸Linリノール酸)。用途チョコレート主成分として欠かせないほか製菓用、薬用化粧用用いられる
カカオ脂
生産国西アフリカ中南アメリカ西インドスリランカインドネシア



カカオ脂/と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カカオ脂/」の関連用語

1
ココア‐バター デジタル大辞泉
100% |||||

2
カカオ‐バター デジタル大辞泉
100% |||||


4
74% |||||

5
カカオ‐マス デジタル大辞泉
74% |||||

6
基剤 デジタル大辞泉
74% |||||

7
54% |||||


9
32% |||||

10
32% |||||

カカオ脂/のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カカオ脂/のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
エーザイエーザイ
Copyright(C) 1996-2024, Eisai Co., Ltd. All rights reserved.
エーザイ薬用植物一覧
油屋.com油屋.com
All Copyright Reserved (C) Kaneda shouji Co., Ltd. 2000 -2024

©2024 GRAS Group, Inc.RSS