オオスズメバチ
和名:オオスズメバチ |
学名:Vespa mandarinia Smith,1852 |
ハチ目,スズメバチ科 |
分布:北海道,本州,四国,九州,佐渡,対馬,種子島,屋久島 |
写真(上):左から女王,働きバチ,オス |
写真(下):写真−3 土中の巣 |
説明 女王の体長43〜45mm。働きバチの体長27ー38mm。スズメバチ類としては世界最大の種で,攻撃性,毒性ともきわめて強い。主に土中に営巣するが,樹洞や伐根の下などにも営巣する。幼虫の餌としてコガネムシ,マツノマダラカミキリなどを好んで狩り,堅い外骨格もろともかみ砕いた肉団子を巣に持ち帰る。また他のスズメバチ類,アシナガバチ類を頻繁に襲い,セイヨウミツバチの敵としても有名。越冬から覚めた創設女王が5月ころに営巣を開始,7月ころに働きバチが,秋から晩秋にかけてオスと新女王が羽化する。巣の規模は本州では最大で育室(六角形の部屋)が3000〜5000程度。なわばりを占有する性質が強く,樹液を吸っている働きバチを刺激すると襲われることがあるので要注意。 日本産は亜種japonica Radoszkowskiとして扱われることがある。 |
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