サナギタケとは? わかりやすく解説

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サナギタケ

和名:サナギタケ
学名Cordyceps militaris
    
分布日本 中国 アジア アメリカ ヨーロッパ
 
写真(上):生えている状態
写真(下):掘り出した状態
説明
チョウやガのから生じ冬虫夏草類の一種日本では夏に発生する子実体棍棒状でオレンジ色長さ約5cm幅4mmほどになる。とくに,ブナ食べて育つ,ブナアオシャチホコというガの大発生時の翌年には,そのガのの9割以上がサナギタケの感染を受け,サナギタケの大発生起きることが知られている。とくに東北地方ブナ林では1平方メートルあたり33頭のからサナギタケが生じていたという記録がある。そのため,このは,ブナアオシャチホコ増えすぎたときに調節をする天敵としての役割大きいと考えられるブナアオシャチホコ以外のガのからも生じる。
生えている状態

掘り出した状態


サナギタケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 08:27 UTC 版)

サナギタケ(蛹茸 学名:Cordyceps militaris)はノムシタケ属に属する菌類の一種。


  1. ^ 冬虫夏草類の人工生産”. 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波研究所. 2011年10月20日閲覧。


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