emporium
「emporium」の意味・「emporium」とは
「emporium」は英語の単語で、大規模な小売店や商業施設を指す言葉である。特に、さまざまな種類の商品を取り扱うデパートやショッピングモールを指すことが多い。例えば、"The city's largest emporium"という表現は、「その都市の最大のデパート」を意味する。「emporium」の発音・読み方
「emporium」の発音は、IPA表記では /ɪmˈpɔːriəm/ となる。IPAのカタカナ読みでは「イムポーリアム」、日本人が発音するカタカナ英語では「エンポリウム」が近い。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。「emporium」の定義を英語で解説
"Emporium" is defined in English as a large retail store selling a wide variety of goods. It is often used to refer to department stores or shopping malls that offer a diverse range of products. For instance, the phrase "The city's largest emporium" refers to the biggest department store in the city.「emporium」の類語
「emporium」の類語としては、「department store」、「shopping mall」、「retail store」、「marketplace」などがある。これらの単語も同様に、多種多様な商品を取り扱う大規模な商業施設を指す表現である。「emporium」に関連する用語・表現
「emporium」に関連する用語としては、「retail」、「commerce」、「trade」、「merchandise」などがある。これらの単語は、商品の販売や商業活動に関連する英語表現である。「emporium」の例文
1. This emporium sells a wide range of products.(このエンポリウムは幅広い種類の商品を販売している。)2. The city's largest emporium is located downtown.(その都市の最大のエンポリウムはダウンタウンに位置している。)
3. The emporium is always crowded with shoppers.(そのエンポリウムは常に買い物客で賑わっている。)
4. The emporium offers everything from clothes to electronics.(そのエンポリウムは衣服から電子製品まで何でも取り扱っている。)
5. The emporium has a food court on the top floor.(そのエンポリウムは最上階にフードコートを設けている。)
6. The emporium is known for its high-quality products.(そのエンポリウムは高品質な商品で知られている。)
7. The emporium has a wide selection of imported goods.(そのエンポリウムは輸入品の品揃えが豊富である。)
8. The emporium has a customer service desk.(そのエンポリウムにはカスタマーサービスデスクがある。)
9. The emporium is open seven days a week.(そのエンポリウムは週7日営業している。)
10. The emporium has a parking lot for customers.(そのエンポリウムには顧客用の駐車場がある。)
エンポリウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 05:44 UTC 版)
エンポリウム(ラテン語: emporium、英: emporia)は、古代ギリシアの都市国家ポリスにおいて対外交易に用いられた場所[1]。旅や移動を意味する「poreia」から派生したギリシア語のemporionにあたる。交易港としての機能を持ち、外来の交易者が市内に入らずに交易ができるように都市の他の部分から離され、独自の港、埠頭、貯蔵庫、水夫の宿舎、食糧市場などを備えていた[2]。エンポリウムには、対外交易者であるエンポロスが居住した。エンポリウムでの取り引きは、ディグマ(deigma)と呼ばれる埠頭で行なわれた。エンポロスはディグマに商品を並べ、両替商であるトラペズィテース(trapezites)が貨幣の両替、支払いのための預金を受け付けた。穀物の取引や、遠征の際の物資補給と戦利品の買取などを行った[3]。
アテナイではピレウスにエンポリウムが存在し、その他にミレトス、ナウクラティス、アイノス、ビュザンティオン、テオドシア、パンティカパイオンなど地中海や黒海の各地にエンポリウムが建設された[4]。アリストテレスの『政治学』、クセノポンの『方法と手段』などにエンポリウムについての記述がある[5]。
のちの古代ローマでは、遠隔地商人が商品を積み替える場所もエンポリウムと呼ばれた。カール・レーマン=ハルトレーベンは、エンポリウムの先史的な施設を地中海沿岸で発見し、ヘロドトスが『歴史』の第4巻に記録したカルタゴ人が行なった交易を起原だとした。レーマン=ハルトレーベンの発見した施設と同様の遺構は、北ヨーロッパでも発見され、ヴィク(wik)と呼ばれた[6]。
カール・ポランニーは、古代ギリシアの市場はポリス内部の地域市場と対外用の市場に分かれていたとし、対内市場の例としてアゴラ、対外市場としてエンポリウムをあげている[7]。
脚注
注釈
出典
- ^ ポランニー 1998, pp. 410–411.
- ^ ポランニー 1998, p. 497.
- ^ ポランニー 1998, pp. 237–238, 411.
- ^ ポランニー 1998, pp. 368–374.
- ^ ポランニー 1998, p. 412.
- ^ ポランニー 1998, pp. 495–496.
- ^ ポランニー 1998, pp. 補論1.
出典・参考文献
- カール・ポランニー 著、玉野井芳郎、栗本慎一郎、中野忠 訳『人間の経済』岩波書店〈岩波現代選書〉、1998年。(原書 Polányi, károly (1977), The Livelihood of Man, Academic Press)
関連文献
- 前沢伸行 著「古代ギリシアの商業と国家」、樺山紘一, 他 編『岩波講座 世界歴史15 商人と市場』岩波書店、1999年。
関連項目
エンポリウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 19:05 UTC 版)
機械の街と呼ばれるほどあらゆる機械機器が集まる巨大都市。火乃香もエンポリウムを本拠地にしており、ここを中心に仕事を行っている。商店、露店、レストラン、宿泊施設、ドッグヤード(修理工場)、病院施設、行政局などあらゆる施設が点在している。
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