エクストロイドCVT
CVT(無段変速機)の一タイプ。動力伝達変速機構にトロイダル曲線からなる1対の円盤と、それにはさまれたローラーを用いる。ローラーの軸を動かして、駆動側の円盤との接触円径と従動側の接触円径の比率を変えて変速比とする。一般的なベルト式のCVTに比べ、トルク容量を高くできるといわれる。実用例として日産セドリックやスカイライン350GT-8に搭載された日産・NSKワーナー共同開発の製品がある。
エクストロイドCVT
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1987年に登場したCVTは、その特徴である、滑らかな加速と燃費向上に向けた改良が行なわれ、1990年代後半から、採用車種の拡大(FF2リッタークラス)、トロイダルCVT(FR大排気量)の実用化、大排気量エンジン(FF3.5リッタークラス)への対応、キーとなる金属ベルトの内製化などが進んだ。 -- 「エクストロイドCVT」は、従来のベルト式CVTとは異なり、ディスクとパワーローラーにより、動力を伝達するCVTであり、今回世界で初めて市販車に搭載した。「エクストロイドCVT」は、日産のCVT技術の集大成であり、素早いレスポンスと高級車にふさわしい滑らかで力強い加速を実現したほか、3リッターターボエンジンの大トルクに対応している。また、従来のオートマチックトランスミッションに比べ、燃費を約10%向上させた。 |
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保管場所 | : | 日産自動車(株) |
製作(製造)年 | : | 1999 |
製作者(社) | : | 日産自動車(株)・JATCO |
現状 | : | - |
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名称 / 製作 | ![]() |
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仕様 | ![]() |
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効能 | ![]() |
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エピソード・話題性 | : | ・2000年市村産業賞受賞 ・2000年自技会技術開発賞受賞 ・2000年機械学会賞受賞 |
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