ウズベキスタンの査証政策とは? わかりやすく解説

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ウズベキスタンの査証政策

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/13 14:55 UTC 版)

査証を免除される国々(緑。赤はウズベキスタン、青は査証手続きが簡略化されている国)

CIS諸国の国民は2国間合意に基づき、ウズベキスタンに入国する際に査証の必要がない。適用される国は次の通り[1][2]:

2018年になって新たに以下の国に対し、30日以内であれば査証が免除される様になった[3]:

以上に加えてウズベキスタンへの定期便を運行する外国航空会社の航空機乗務員も同様である[3]。免除は一般・公用・外交といった旅券の種類を問わない[5]。また日本との間では相互に領事手数料を無料としている[5]

トルクメニスタンについては、トルクメニスタンのダショグズ州レバプ州の住民は、ウズベキスタンのホラズム州ブハラ州カラカルパクスタン共和国アムダリオ地区英語版ホジェリ地区英語版シュマナイ地区英語版コンギラト地区英語版タヒアタシ市英語版カシュカダリヤ州デフカナバード地区英語版グザル地区英語版ニシャン地区英語版ミリシュコール地区英語版に査証無しで出入国及び滞在が可能。スルハンダリヤ州シェラバード地区英語版ムズラバート地区英語版には、月3日以内に限り同様。またイド・アル=フィトルイード・アル=アドハーの間、伝統的儀式を行う目的での入国を月に2回、7日以内に限り可能[6]

また、以下の市民権を有する者に対しては、ウズベキスタンの大使館において簡略化された査証手続きのみで入国可能である[2]:

タジキスタン、中華人民共和国、ハンガリー(30日以内)、韓国とベトナム(60日以内)、エストニア、クウェート、シンガポール、スロバキア、トルコ、ブラジル、ポーランド、ラトビア、ルーマニア(90日以内)の外交旅券を持つ外交使節団や領事館の職員とその家族は査証を免除される[1]。ルーマニアとスロバキアに関しては、サービスパスポートを持つ者に関しても90日以内の滞在が可能である[要出典]

上に挙げた以外の世界の国民に関しては、ウズベキスタンに入国する際予め取り決められた査証を受けなければならない。一旦ウズベキスタンに入国する際には、入国者は国内のOVIR (Office of Visas and Registration、査証登録事務所)に登録しなければならない。ホテルに滞在する場合は、自動的に登録手続きが行われ登録証が発行される。しかし、この発行を受けるにはホテルの者に登録手続きを頼むことが必要である。出国時に登録証のチェックを受けることになるため、ホテルで発行された登録証を持ち続けていなければならない[要出典]

関連項目

脚注

  1. ^ a b Visa regulations for some countries”. ウズベキスタン共和国外務省 (2018年2月26日). 2018年5月13日閲覧。
  2. ^ a b Uzbekistan announces visa-free travel for 7 countries, simplifies visa application for 39”. タシケント・タイムズ (2018年2月3日). 2018年5月13日閲覧。
  3. ^ a b 2018年2月3日付ウズベキスタン共和国大統領令 No.УП-5326「ウズベキスタン共和国の観光ポテンシャル発展のための最恵条件設定に向けた追加推進方策に関して」(抄) (JPEG)”. 駐日ウズベキスタン共和国大使館 (2018年2月6日). 2018年5月13日閲覧。
  4. ^ Об утверждении международного договора” (ロシア語). ウズベキスタン大統領公式ウェブサイト (2018年3月14日). 2018年5月13日閲覧。
  5. ^ a b 日本国民に対する査証免除措置の詳細 (PDF)”. 在ウズベキスタン日本国大使館 (2018年3月1日). 2018年5月13日閲覧。
  6. ^ С ВИЗАМИ И БЕЗ...” (ロシア語). Turkmenistan.Ru (2004年11月20日). 2018年5月13日閲覧。

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