イーノ・アッバーブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 01:35 UTC 版)
「ガンダム・チーム」の記事における「イーノ・アッバーブ」の解説
(Ino Abbab, 宇宙世紀0073年4月5日 - ?) 声 - 菊池正美 14歳(後に15歳)。血液型はA型。身長179センチメートル、体重59キログラム。趣味はコンピュータのプログラミング。好物は鍋焼きうどん。特技はコンピュータ。 温厚で控えめな性格。当初はその人柄ゆえ、仲間たちに意見しようとしても押し切られてしまう場面もある。非常に仲間想いであり、ビーチャとモンドがアーガマを敵に売ろうとしたことを知りながらもこれを糾弾せずにいる。しかし、決して小心者というわけではなく、初めて搭乗したコア・トップを操縦してドッキングを成功させる、頭部を損傷したΖガンダムにザクIIの頭部を取り付けた通称:Ζザクで出撃する(第12話)、成り行きからジュドーと共にアクシズ旗艦サダラーンへ潜入するなど、大胆な面も見せる。敵の人質になったり、爆弾を体に括り付けられたり、女装させられたり(第40話。その際はジュドーも一緒に女装していた)と損な役回りが目立つが、第一次ネオ・ジオン抗争を通して己の意見を口に出せるようになるなど成長し、無事に終戦まで戦い抜く。 使用したΖザクはあくまで応急措置を施したもので全天周囲モニターも満足に機能しない代物であったが、ガザC部隊を相手に善戦していた。慣れない砂漠戦においてもΖΖガンダムをそれなりに乗りこなす(第25話)など、MSパイロットとしての資質は低くなかったようである。また、人手不足のアーガマにおいてブリッジ要員や機体の整備も務め、さらに第41話では艦長代理であるビーチャからネェル・アーガマ艦長まで任せられているなど、器用な存在でもある。小説版では、MSの整備に興味を示してチーム中唯一率先して学んだため、感激したアストナージ・メドッソから目をかけられている。 戦争終結後は、月面フォン・ブラウン市にて木星圏へ旅立つジュドーとルーを、仲間と共に見送っている。
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