インターシティ網の一部に
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「サフィール (列車)」の記事における「インターシティ網の一部に」の解説
(青)サフィール(薄赤)IC1号線(薄青)IC2号線(薄緑)IC3号線(薄黄)IC4号線 1971年9月26日のダイヤ改正で西ドイツ国鉄はインターシティ(IC)の創設を中心とする長距離列車網の改革を行ない、サフィールなどのTEEも西ドイツ国内においてはインターシティ網の一部と位置づけられるようになり、他のTEEやICとともに約2時間間隔のパターンダイヤで運行された。 サフィールはこの時から西ドイツ国鉄のTEE/IC用客車を電気機関車が牽引する客車列車となった。またブリュッセル行サフィールの始発駅はニュルンベルクに変更された。往復で区間が異なるのは、車両を国内インターシティと共通の運用として効率を上げるためである。 サフィールはケルン - フランクフルト - ニュルンベルク間においてIC2号線(ハノーファー - ケルン - フランクフルト - ミュンヘン)の一部とされた。ただしIC2号線は本来コブレンツ - フランクフルト間はヴィースバーデン経由であるが、フランクフルト行のサフィールは例外でマインツを経由した。ブリュッセル行はヴィースバーデン経由であり、フランクフルト中央駅とヴィースバーデン中央駅で連続して方向転換を行なった。 フランクフルト行サフィールへはケルン中央駅でTEEライン・マイン(アムステルダム → ケルン → ボン)、IC「パトリツィア」(Patrizier, IC1号線 ハンブルク → ケルン)、IC「ゲルマニア」(Germania, IC2号線 ハノーファー → ケルン)から乗り換えが可能であった。またブリュッセル行サフィールはケルン中央駅でIC「シュヴァーベンプファイル」(Schwabenpfeil, IC1号線 シュトゥットガルト → ケルン → ハンブルク)、TEE「ディアマント」(Diamant, ブリュッセル → ケルン → ハノーファー、ケルン - ハノーファー間IC2号線)と接続していた。
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インターシティ網の一部に
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「ライン・マイン (列車)」の記事における「インターシティ網の一部に」の解説
1971年9月26日のダイヤ改正で西ドイツ国鉄はインターシティ(IC)の創設を中心とする長距離列車網の改革を行ない、「ライン・マイン」などのTEEも西ドイツ国内においてはインターシティ網の一部と位置づけられるようになった。 アムステルダム発の「ライン・マイン」の終点はボンに変更された。フランクフルトへはケルンまたはボンで後続のTEEサフィール(ブリュッセル → フランクフルト)へ乗り換えが必要となり、所要時間は直通の場合と比べ8分増加した。これはボン - フランクフルト間の乗車率が低かったため「サフィール」との重複を避けるとともに、車両を国内インターシティと共通の運用として効率を上げるためでもあった。 フランクフルト発の「ライン・マイン」はフランクフルト - ケルン間でIC2号線(ミュンヘン - フランクフルト - ケルン - ハノーファー)の一部とされた。ただしIC2号線は本来フランクフルト - コブレンツ間はヴィースバーデン経由であるが、「ライン・マイン」とフランクフルト行「サフィール」のみは例外でマインツを経由した。ケルン中央駅ではIC2号線の「ポルタ・ヴェストファリカ」(Porta Westfalica, ボン → ハノーファー)およびIC1号線の「パトリツィア」(Patrizier, ケルン → ハンブルク)へ乗り換えが可能であった。 1972年5月28日からは、列車名が「ヴァン・ベートーヴェン」と改められた。変わったのは名前のみでダイヤや使用車両、列車番号はそのままである。 1976年5月30日には、アムステルダム発の「ヴァン・ベートーヴェン」(TEE 23)の時刻が約2時間繰り上げられ、終着駅はニュルンベルクに変更された。ケルン - ニュルンベルク間のダイヤはIC2号線のインターシティ「アドラー(Adler)」を置き換えるものであった。ヴィースバーデン中央駅とフランクフルト中央駅で二度の方向転換が行なわれた。 1978年5月28日から、西ドイツ国鉄はIC2号線のICの一部に二等車を連結するようになった。アムステルダム発のヴァン・ベートーヴェン(TEE 23)はTEE扱いなのはフランクフルトまでとなり、フランクフルト - ニュルンベルク間は二等車を含む同名のインターシティ(IC 23)となった。ただしアムステルダムからニュルンベルクまで直通する客車は1両のみであった。
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インターシティ網の一部に
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「ヘルヴェティア (列車)」の記事における「インターシティ網の一部に」の解説
1971年9月26日のダイヤ改正で、西ドイツ国鉄は4系統からなるインターシティ(IC)網を構築した。ヘルヴェティアの走行経路の西ドイツ部分であるハンブルク - バーゼル間はIC3号線となり、他の国内インターシティ(バーゼル発着列車を含む)およびTEEローラント(ブレーメン - ハノーファー - バーゼル - ミラノ)と合わせ約2時間間隔のパターンダイヤを組んだ。ハノーファー中央駅とマンハイム中央駅では以下のように他系統のIC、TEEと接続した。 TEE73 ヘルヴェティア(ハンブルク → チューリッヒ、1971年9月26日)駅発着時刻接続列車発着時刻列車番号・列車名運行区間ハノーファー中央駅 15:18/20 15:12/24 IC187 アルブレヒト・デューラー ブレーメン → ハノーファー → ミュンヘン (IC4号線) マンハイム中央駅 19:15/23 19:18/20 TEE11 レンブラント アムステルダム → ケルン → マンハイム → ミュンヘン(ケルン - ミュンヘン間 IC1号線の一部) TEE72 ヘルヴェティア(チューリッヒ → ハンブルク、1971年9月26日)駅発着時刻接続列車発着時刻列車番号・列車名運行区間マンハイム中央駅 10:34/42 10:37/39 TEE10 レンブラント ミュンヘン → マンハイム → ケルン → アムステルダム(ミュンヘン - ケルン間 IC1号線の一部) ハノーファー中央駅 14:40/42 14:34/45 IC182 ヘルメス ミュンヘン → ハノーファー → ブレーメン (IC4号線) 1973年6月3日からはチューリッヒ行ヘルヴェティア(TEE 73)の時刻はICディプロマットと入れ替えて2時間早められ、ハノーファーでの接続列車はTEEプリンツ・オイゲン(ブレーメン → ウィーン)に、マンハイムではICガンブリヌス(ハンブルク → ケルン → マンハイム → ミュンヘン)に代わった。1976年にはプリンツ・オイゲンの経路変更によりハノーファーでの接続相手は再び国内ICになっている。
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