イベントの中継
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 14:45 UTC 版)
「YOSAKOIソーラン祭り」の記事における「イベントの中継」の解説
祭り期間中、道内のテレビ局は特別番組を編成してYOSAKOIを取り上げる。一番放送回数、時間共に長く、毎年北海道内の民放で力を入れているのが札幌テレビ放送(STV)であり、ゲストを招いての生放送や、過去には同局の生放送が日本テレビ系列で全国生放送された。第16回(2007年)では瞬間視聴率が20%を超えた特番もある(ビデオリサーチ調べ、札幌地区・世帯・リアルタイム)。現在も生放送ではないものの、日本テレビ系列の道外局で特別番組をネットする事がある。 しかし、平均視聴率自体は第16回(2007年)の13.2%以降、第17回(2008年)の10.8%、第18回(2009年)の8.4%と毎年減少し続けている(ビデオリサーチ調べ、札幌地区・世帯・リアルタイム。以下略)。このため、共催団体だった新聞社や放送局の参加が減少していき、2008年にはFMノースウェーブ(2007年のみ)が撤退、2009年には読売新聞北海道支社、エフエム北海道(AIR-G')、STVラジオ、2010年には北海道放送(HBC)と北海道文化放送(UHB)、2011年には北海道テレビ放送(HTB:2014年復帰)が共催団体から撤退しており、2013年現在は北海道新聞社、札幌テレビ放送(STV)、テレビ北海道(TVh)の3社のみとなっている。 さらに、最終日のファイナルコンテストは2009年まで、北海道出身の演劇ユニット・TEAM NACSのメンバー(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)らが出演し、北海道テレビ放送(HTB)制作により、北海道テレビ放送での道内放送に加えて、BS朝日を通じ全国に生中継されていたが、2010年はテレビ朝日系列が2010 FIFAワールドカップ中継を設定して放送枠がなくなったため、テレビ北海道(TVh)の制作により、テレビ北海道での道内放送に加えてBSジャパン(現:BSテレ東)を通じ全国放送された。その後、全国放送も20周年を迎える2011年からは行われなくなった。 2012年も、NHK札幌放送局が長年にわたって『北海道クローズアップ』と『北スペシャル』枠を使って放送してきた、「北スペシャル拡大版YOSAKOIソーランナイト」が放送されないことになったが、これは当日にロンドンオリンピック代表選考会を兼ねた『第96回日本陸上競技選手権大会』初日を全国生放送するための措置でそれ以降、NHKでソーランナイトを中継する事はなかった。さらに、HTBも『イチオシ!』内での3日目の四番街会場中継が2016年からは放送されなくなった。 現在はテレビを通じて中継放送するのは札幌テレビでの4日目日中の大通北パレード&大通西8丁目会場中継(2016年は最終日に放送)とテレビ北海道でのファイナルステージ第2部中継のみで、かつてのように道内の全放送局が一斉に祭りを長時間にわたって中継放送する事は無くなっている。 その一方でインターネット配信では、2013年から2015年までニコニコ生放送でファイナルステージ及びお祭りパレードの公式での生配信を実施し(2015年はお祭りパレードに代わりファイナルパレードの生配信を行った)、2014年と2015年はニコニコチャンネルのYOSAKOIソーラン祭りチャンネルで大通8丁目会場の全日程全演舞(ファイナルステージを除く)の生配信を実施。同年からはBS11デジタルでサタデーナイトパレードを生中継していたが、2016年以降は放送されなくなった。2016年からはYouTubeのSTV公式チャンネルで大通西8丁目会場の全日程全演舞が生配信されているが、2018年からはファイナルステージのみ配信されない代わりにHuluでファイナルステージの模様が生配信されている。また、Huluでは3日目以降の大通西8丁目会場の全日程全演舞生配信に加えて過去の大賞受賞チームの演舞がアーカイブス配信で見られるようになっている。
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