アーケード版とPlayStation版『ナムコミュージアム』の違い
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「ナムコミュージアム」の記事における「アーケード版とPlayStation版『ナムコミュージアム』の違い」の解説
PlayStation版では「完全移植」と書かれているものの、実際のアーケードでは異なる点が見られる。以下に挙げられるゲーム作品は実際にアーケード版とPlayStation版『ナムコミュージアム』(以下PS版)で異なる箇所が存在するものである。 『パックマン』 プログラム処理上の差により、モンスターの動きが若干異なる。アーケードでは存在していた永久パターンがPS版では使用できない。 『ラリーX』・『ニューラリーX』 マイカーのスピードがアーケードとPS版では異なり、通常ステージではアーケードが速く、チャレンジングステージではPS版の方がかなり速い。燃料の消費するスピードもPS版の方が早い。 『ギャラガ』 デュアルファイター時の当たり判定がアーケードより若干小さくなっており、2発の弾の間を敵がすり抜けやすくなっている。サウンドがAC版と異なる。 『ボスコニアン』 小惑星、宇宙機雷の数がPS版では多くなっている。敵基地配置も異なる部分がある。 『トイポップ』 BGMの音色がアーケード版とは異なる。 『ポールポジション』(I・II共通) 版権の都合により、一部のコース名、レイアウトおよび方向を示す物以外のコース上の看板が差し替えられて。アーケードでは実在する企業の看板が描かれており、PS版ではナムコゲームのキャラクター等に差し替えられている。 『ドラゴンスピリット』 8面ボスのBGMが異なる。 『ロンパーズ』 フレームレートがアーケード版の約半分になっている。 『ワルキューレの伝説』 最終ボスは魔法「サイクロン」に対する耐性が大幅に増しており、微々たるダメージしか与えられないようになっている。 なお、VOL.2の『ゼビウス』、アンコールの『ローリングサンダー』『ワンダーモモ』は、PlayStation 2ではソフトの互換性に問題があり正常に動作しない(ただし、VOL.2の『ゼビウス』に関しては、75000番以降の本体では正常に動作する)。PlayStation 3では正常に動作する。VOL.5『ワルキューレの伝説』は、PS2の倍速読み込みモードでプレイするとゲーム中のBGMが倍速になるバグがある(70000番で確認、10000番では発生しない)
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