アカツキの住人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 06:09 UTC 版)
アヌ・シーイング 声 - 久川綾 ラグの母親。何者かによりアカツキに連れ去られてしまう。サブリナと親交があり、ヨダカでラグと暮らしていた。 その正体は首都の人工太陽の下に君臨するAGの女帝。人々の信仰の対象にもなっている。その肖像には涙を流す妊婦と、胎に宿した左目の無い子供が描かれている。 AGの皇太子妃だったが、首都から抜け出しヨダカで生活を始め、サブリナの助けもありラグと幸せに暮らしていたが、先代の女帝が死亡し、スピリタスの封印という役目が出来た事でジックにより首都へと連れ去られる。首都では女帝としての役目を果たしながらヘッド・ビーであるロプト・センダックと友情を育んだが、やがて危篤の状態に陥り、スピリタスの封印システムが崩壊していく。 ジック・バロール 女帝直属近衛師団長。かつて人工太陽の調査船に乗っていた政府の役人。人工太陽の瞬きによって右目を失っている。ラグの母親をさらった者の一人。ハチノス館長・ラルゴの父親。女帝制の維持を見せかけ実は軍事政権を確立、政治的権力を掌握しているAGの事実上の支配者。人工精霊計画の中心人物。妻や息子をも実験に利用した冷酷な人物とされてきたが、実際にはAGの人々を少しでも救う為に活動しており、ラルゴの臓器は全て彼が分け与えたものだった。 プマのクーちゃん / ロプト・センダック ヘッド・ビー。全てのテガミバチの目標とされる人物。心弾銃は巨大なパイプオルガン・「革命のエチュード」、心弾名は「Revolutionary」。相棒は子ぎつねのような動物の「テール」。BEEの他に「広告の着ぐるみ(サンドイッチマン)」になるのが夢で、BEEになってからもぬいぐるみ作りを得意としている。ヘッド・ビーに任命されてからは、アカツキに囚われる人々の「こころ」を人工太陽に打ち込んでスピリタスを封印していた。ヘッド・ビーの仕事に憔悴していたが、女帝がアヌに世代交代し、アヌと交流を重ねた事でかろうじてまともな精神状態を保っていた。しかし、アヌが危篤となった事で精神を病み、「プマのクーちゃん」という新たな人格が生まれてしまった。クーちゃんとなってからは、自作のクマのぬいぐるみに身を包み、女性のような砕けた言葉使いで話す。ロプトの人格はクーちゃんのとなりで眠っているという。バロールが首都を放棄した事で、首都機能を掌握。軍を指揮下に納めると革命と称してラグとチコをアカツキに導き、スピリタスを滅ぼす手助けをする。
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