アイドル以外の仕事へ
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1984年発表のアルバム「DAYDREAM COAST 」では録音から制作に参加、それを契機に音楽の制作面にも関与する。1985年、ベストアルバム「NAOKO 22」のボーナストラックという形で自作曲を発表、コンサートでも次第に自作曲の割合が増え、1986年には初の全作曲オリジナルアルバム「スカーレット」を発表。 1984年7月からMBSラジオ『MBSヤングタウン』(ヤンタン)火曜日のメインパーソナリティ。嘉門達夫らとの共演で、1989年2月まで約4年7か月にわたり出演した。当時既にスターの仲間入りをしていた河合とどう接したらいいか、嘉門ら共演者も最初は困惑気味だったという。いつまでもちやほやしてても仕方ないということで、嘉門が一つギャグを振ったらアイドルスターらしからぬリアクションをしてきたということで、ヤンタンのノリにすぐに溶け込み、嘉門のツッコミにボケ的なリアクションで返すといったコンビネーションが出来上がった。このようなことから「アイドル芸人」とも言われたこともあり、本人も「決まり事以外のことが話せるようになった」と話している。 1987年4月のKBS京都の交通安全キャンペーン「かたつむり大作戦」のキャンペーンソングの歌詞募集の選考し、その詩に自ら作曲した『やさしさの贈り物』を「かたつむり大作戦」の会場KBSホールから歌唱した。またこの時期はテレビドラマやミュージカルにも積極的に出演した。1985年のアニメ映画『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』では主題歌と共に声優として出演。1989年には、ミュージカル『THE LOVER in ME 〜恋人が幽霊』に出演し、同作品では作曲も担当した。テレビドラマでは、『さすらい刑事旅情編』、『ママじゃないってば!』に出演。1988年に岐阜市で行われた「ぎふ中部未来博」で、メインパビリオンであるスカイマックス未来館の館内環境音楽を担当した。 1989年から1990年には、ザ・ジェントル・ウインド名義のセッションアルバム「Tears of Nature」、「Gentle Voice」で全作曲を担当すると共に、キーボード奏者兼バックグランドボーカルとして参加し、ミッキー吉野らと共演したこともあった。 1995年には、1988年以来7年振りに全国ツアーコンサートを開催したが、現時点でこれが最後のライブツアーと成っている。 日本作曲家協会に所属していた。
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