やっぱり!

デジタル大辞泉

やっぱり【矢っ張り】

読み方：やっぱり

［副］「やはり」の音変化。「—思ったとおりだ」

[補説] 「矢っ張り」は当て字。

短編小説作品名辞典

やっぱり

作者井川一太郎

収載図書ショートショートの広場 3
出版社講談社
刊行年月1991.6
シリーズ名講談社文庫

ウィキペディア

やっぱり!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/09 22:45 UTC 版)

「やっぱり!」は、日本のデュオ・花*花のメジャー4作目（通算10作目）のシングル。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

やっぱり

出典:『Wiktionary』 (2021/03/15 11:09 UTC 版)

副詞

やっぱり【矢（っ）張り】

1. 同じく。同様に。
   • お父さんもそうでしたが、息子さんもやっぱりお医者さんですか。
   • その日も十時ごろからやっぱりきのうのように暑くなりました。（宮沢賢治『風の又三郎』）
2. 予期したとおり。案の定。状況から当然推定されるとおり。
   • その中には魚がたくさんおりました。殊にどじょうとなまずがたくさんおりました。けれどもプハラのひとたちは、どじょうやなまずは、みんなばかにして食べませんでしたから、それはいよいよ増えました。/なまずのつぎに多いのはやっぱり鯉と鮒でした。（宮沢賢治『毒もみのすきな署長さん』）
   • バキチをご存じなんですか。/小学校でご一緒ですか、中学校でご一緒ですか。いいやあいつは中学校なんど入りやしない。やっぱり小学校ですか。（宮沢賢治『バキチの仕事』）
   1. 自分の予想ではなく、他者の意見や一般的な通念などのほうが正しかった、あるいは正しそうだ、という場合や、自分の意見に必ずしも自信がないときに、自分の意見とは異なるほうが正しかった、正しそうだ、という場合にも用いられる。
      • この方法でうまくいくと思ったんだが、やっぱりだめだったか。
3. 依然として。それでもなお。変化なく。結局は。
   • あれほど言ったのに、やっぱり元のままだ。
4. いろいろと考えたり迷ったりした末に意見を変えるニュアンス。また元の意見に戻すニュアンス。
   • あっちがいいかな。いややっぱりこっちにしよう。と思ったけどやっぱりやめた。あっちにする。
   • 中に入ろうと思ってここまで来たけどやっぱり怖い。足がすくんで入れない。
5. したこと、あるいはしなかったことを後悔するニュアンス。
   • やっぱり言っておけばよかったな。

発音^(?)

や↗っぱ↘り

IPA: /jap̚páɺ̠i/

X-SAMPA: /jap_}pa_Hl/_a_-i/

関連語

• やはり
• 俗語: やっぱ、やっぱし

翻訳

• 英語:

1. after all
2. (what) I thought exactly

Weblio日本語例文用例辞書

「やっぱり」の例文・使い方・用例・文例

• あの人たちはやがて結婚すると思ってたら，やっぱり，そうなった
• 安くておいしい食べ物がお望みならやっぱりハリーのレストランだ
• やっぱり雨が降り出した
• プールよりもやっぱり海に泳ぎに行きたいですか
• 彼らはやがて結婚すると思ってたけど，やっぱりそうなった
• やっぱり通常の方が良い
• やっぱり前半のハリウッド映画が好きだ
• やっぱり何かが違う
• やっぱりこっちの方が楽だ
• ベトナム語にチャレンジしてみたけれどやっぱり難しいね。
• いろんな花火をしましたがやっぱり線香花火が一番きれいでした。
• いろんな花火をやりましたが、やっぱり線香花火が一番きれいでした。
• もう一度検索したけど、やっぱりページ存在しませんでした。
• やっぱりこの事件はアメリカでも有名ですか？
• あぁ、やっぱり。
• あぁ、やっぱりか。
• あぁ、やっぱりそうでしたか。
• でもやっぱり、私はあなたが好きです。
• 私はやっぱり行かないことにしました。
• やっぱり自分の写真を載せるのは少し怖いです。