むらさき‐しきぶ【紫式部】
読み方:むらさきしきぶ
シソ科の落葉低木。山野に生え、高さ約3メートル。葉は対生し、楕円形で裏面に黄色の点がある。6、7月ごろ、葉の付け根に淡紫色の小花を集散状につけ、秋に紫色の球形の実を結ぶ。近縁のコムラサキは小ぶりで実が密につき、庭木とされる。漢名、紫珠。みむらさき。《季 秋》

むらさき‐しきぶ【紫式部】
むらさきしきぶ (紫式部)











●わが国の北海道南部以南の各地に分布しています。低い山地に生え、高さは3メートルほどになります。6月から8月ごろ、対生した葉腋から集散花序をだし、小さな淡紫色の花を咲かせます。花からは黄色い葯のついた雄しべが突きだしています。秋から冬にかけて、球形の果実は紫色に熟します。名前は、この果実をすがたを紫式部に見立てたもの。
●クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木で、学名は Callicarpajaponica。英名は Japanese beautyberry。
むらさきしきぶ
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