三保松原
静岡県静岡市、駿河湾の湾口に砂嘴として形成された三保半島の南側に位置する松原。5万本以上の松の林が広がる。日本三景に次ぐ景勝地として知られている。
三保松原は富士山からおよそ45キロメートルほど離れた位置にある。松林越しに見える富士山の眺めは絶景とされ、浮世絵の題材などとしても好まれた。1922年に三保松原は国指定文化財に指定されている。
2013年5月1日に、文化庁は、ユネスコの諮問機関として活動するイコモス(国際記念物遺跡会議)が富士山の世界遺産登録について審議した結果、登録を勧告すると評価したことを明らかにした。勧告にあたり、イコモスは三保の松原を文化遺産登録対象からは除くことを条件としたという。
関連サイト:
「富士山」の世界文化遺産推薦に係る推薦書(暫定版) - 文化庁
みほ‐の‐まつばら【三保の松原】
三保松原
名称: | 三保松原 |
ふりがな: | みほのまつばら |
種別: | 名勝 |
種別2: | |
都道府県: | 静岡県 |
市区町村: | 静岡市清水三保・清水折戸 |
管理団体: | 静岡市(大11・11・7) |
指定年月日: | 1922.03.08(大正11.03.08) |
指定基準: | 名3,名8 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | 平成2.03.29 |
解説文: | 駿河湾口ニ在リ外洋ニ面スル砂嘴トシテハ特ニ著名ナリ駒越ヨリ北東ニ突出スルコト延長約一里半就中勝景ノ殊ニ賞スヘキハ三保村以北ノ約十四五町北ニ突出スル地域ニシテ幅南ニ廣リ北ニ尖レリ青松一帯ニ茂生シ北ニ富士山ノ天空ニ聳エルヲ望ム |
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