まといとは? わかりやすく解説

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まど‐い〔‐ゐ〕【団居/円居】

読み方:まどい

[名](スル)古くは「まとい」》

人々がまるく居並ぶこと。車座(くるまざ)になること。

「心協(あ)う同志安らかに—して食う甘さ」〈露伴風流仏

1か所に集まり会すること。特に親しい者どうしが集まって楽しむこと。団欒(だんらん)。

三人の—して杯を取り遣りする様子」〈鉄腸花間鶯


まと‐い【的射】

読み方:まとい

的を置いて矢を射ること。


まとい〔まとひ〕【×纏】

読み方:まとい

まとうこと。また、まとうもの。

馬印一種。さおの頭に飾りをつけ、その下に馬簾(ばれん)を垂らしたもの。

江戸時代2ならって町火消しの各組のしるしとしたもの


円居、団居

読み方:まとい

ワ行上一段活用動詞円居る」「団居る」の連用形である「円居」「団居」、あるいは連用形名詞化したもの


纏い

読み方:まとい

ワ行五段活用動詞纏う」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの

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MATOI

MATOIの画像 MATOIの画像
芸名MATOI
芸名フリガナまとい
性別女性
誕生日01/01
星座やぎ座
身長173 cm
URLhttps://www.diva-diva.net/model/post-122/
靴のサイズ24.5 cm
プロフィールモデルとして、今後活躍期待される
代表作品1スチールMIZUNO
代表作品2スチール高島屋
代表作品3ファッションショー都ホテル
職種モデル

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(まとい から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/10 15:34 UTC 版)

め組の纏(東映太秦映画村で再現されたもの)
東京の消防から奉納された、纏をデザインした額(香取市山倉大神

(まとい)とは、江戸時代町火消の各組が用いた旗印の一種[1]

概要

各組により様々な意匠が凝らされており、概ね、上部に組を表す頭があり、馬簾(ばれん、上部から垂れ下がった細長い飾り)と呼ばれる紙や革製の房飾りがついて、手に持って振り上げたり回転させると踊るようになっている[2]。下部は木の棒の柄になっている。重量は15-20キログラム前後とかなり重いもので、担いで走ったり、持ったまま梯子に登る、屋根の上で振り回す等の取り扱いには、かなりの腕力が必要である。

組のうちで体力、威勢ともに優れたものが「纏持ち」に任命された。現場で纏持ちは火事場の風下の屋根の上にあがり、纏を振りたてて消火活動の目印とするとともに、仲間たちの士気を鼓舞した。纏持ちの上がった家が焼ければ纏も纏持ちと一緒に燃えてしまうため、「纏を焼くな」とばかり各自が必死に働いたのである[3]

2000年8月現在、社団法人江戸消防記念会に88本の纏が保存されている[4]。江戸以外の地方でも、纏を使っていた火消がある。石川県金沢市の「加賀纏」は地元の伝統工芸である金箔貼りが特徴で、現在も市内の49消防団全てが保有している。現役の職人も一人おり、市外からの修理依頼もある[5]

消防団のマーク(団章)は、桜の花の中に纏の「頭」の横断面を配したものである。

歴史

江戸の大半を焼失する明暦の大火後の1658年万治元年)には江戸中定火之番(定火消)が設置され[6]、江戸では、町人が住む地域の火災は「いろは」の組に分かれた町火消による消火が行われた。火災時には旗本が火消屋敷に常駐している臥煙と呼ばれる消防員の指揮をとり出動していたが[7]、その際に用いた馬印が、纏の始まりになったといわれる[2]

また、東京消防庁によると、1720年享保5年)4月、大岡越前守が町火消にも纏を持たせ士気の高揚を図った、と説明されている[4]。この当時の纏は纏幟(のぼり)と呼ばれた形式のもので、火災出場区域や火災現場心得などが書かれており、いろは48本に本所・深川の16本を合わせて64本あった[4]

全ての纏の馬簾に黒線が入るようになったのは1872年明治5年)に町火消が消防組と改称されて以後である[4]

脚注

  1. ^ 纒(まとい) - 一社江戸消防記念会”. www.edosyoubou.jp. 2024年2月21日閲覧。
  2. ^ a b のぼり、馬印、馬簾、纏の語源や歴史的な関係については、折口(1918年)に詳しい。
  3. ^ 折口(1918年)に「まといを振りたてゝ、日傭人足の指図をした」とある。
  4. ^ a b c d 消防雑学辞典 纏のいわれ”. 東京消防庁. 2014年6月14日閲覧。
  5. ^ 坪野進:金の火消は加賀の華◇伝統「加賀纏」唯一の職人 製作技術を次代につなぐ◇『日本経済新聞』朝刊2017年5月9日文化面
  6. ^ 内閣府中央防災会議、2004年、39頁
  7. ^ 臥煙については、内閣府中央防災会議(2004年、42–43頁)に若干の記述がある。

参考文献

関連項目

外部リンク


まとい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/22 02:51 UTC 版)

オシエシラバス」の記事における「まとい」の解説

本作主人公高校1年生女子高校生父親が住む(母親死別実家から離れて、ちほの家に居候中。

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