なりすまし‐さぎ【成(り)済まし詐欺】
なりすまし詐欺
別名:成り済まし詐欺,成済まし詐欺,なりすましサギ
なりすまし詐欺とは、特定の人物の名を騙り(なりすまして)相手から金銭をだまし取ろうとする詐欺の手口のことである。
一般的には、なりすまし詐欺はいわゆる「オレオレ詐欺」(振り込め詐欺)の異称として用いられることが多い。この場合、犯人は電話を掛ける相手の子や孫になりすます、ということになる。
ITの分野では(ネット詐欺の手口としては)、著名人の名を騙りファンを騙そうとする手口をなりすまし詐欺と呼ぶことが多い。スパムメールとして発信されることも多いが、昨今ではソーシャルメディア上で接触が図られる場合もある。
2019年7月には米国の俳優であるヒュー・ジャックマンが、SNS上で自身の名を騙った詐欺アカウントがある、と注意喚起して話題を呼んび、「ヒュー・ジャックマン詐欺」の呼称で報じられた。
「なりすまし」は、詐欺の手口だけでなく様々な意味で用いられる。IT関連の文脈でも、他人のユーザーアカウントを使ってログインする行為(ソーシャルエンジニアリング)や、IPアドレスを偽装してアクセス制限を突破しようとする行為(IPスプーフィング)、あるいは、SNSやブログのコメント欄などで他人の名を名乗って(その人のふりをして)書き込みを行うといった行為などを「なりすまし」ということが多い。
特殊詐欺
(なりすまし詐欺 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/16 17:18 UTC 版)
特殊詐欺(とくしゅさぎ、英語: Phone fraud、ドイツ語: Enkeltrick )とは、被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼させ、指定した預貯金口座への振込その他の方法により、不特定多数の者から現金等をだまし取る犯罪の一種である[1]。オレオレ詐欺が代表的だが、その他にも、預貯金詐欺、キャッシュカード詐欺盗、架空料金請求詐欺、還付金詐欺、サポート詐欺などの手口がある[1][2]。
- 1 特殊詐欺とは
- 2 特殊詐欺の概要
なりすまし詐欺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 22:39 UTC 版)
3月18日、イギリスのベン・ウォレス国防大臣はウクライナ大使館になりすました偽のメールを受け取り、ウクライナ首相と電話会談を行った。10分ほど話したあと不審に思い切ったという。ウォレスが「ロシアの偽情報」「必死の試みだ」と批判すると、内務大臣プリティ・パテルも「私にも同じ電話があった」「分断しようとする哀れな試みだ」と続けた。 他にも一般人のSNSアカウントを乗っ取り、ロシアの民間人がウクライナ軍の攻撃を受けたという偽動画を投稿している。
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