でっち

デジタル大辞泉

でっ‐ち【^▽丁稚】

読み方：でっち

《「でし（弟子）」の音変化という》

１ 職人・商家などに年季奉公をする少年。雑用や使い走りをした。

２ 子供を卑しめていう語。

「—唄へ、と言へば、畏まって」〈浮・一代男・四〉

でっ‐ち【^▽畳^▽一／^▽重^▽一】

読み方：でっち

双六(すごろく)で2個の采(さい)の目がともに一と出ること。

「次に参川房すすみて、—を打ちたりけり」〈著聞集・一二〉

日本語活用形辞書

捏ち

読み方：でっち

タ行上一段活用の動詞「捏ちる」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

捏ちる  » 「捏ちる」の意味を調べる

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大阪弁

でっち

大阪弁	訳語	解説
でっち	小僧 apprentice; servant boy 学徒、徒工、徒弟	丁稚。職人や商人などの家に奉公する少年。船場商人社会の最低位で、主人、番頭、手代、の下に位置する。雑役などに従事した。全国各地から大阪にやってきているため、方言でしゃべるたびに注意・指導され、何も言わなくなった「物言わずでっち」が多かった。年少者を卑しめていう語。軽い敬称で「でっちどん」。童衆（わらしゅ）。

隠語大辞典

でっち

1. 男子の性器。チンボ。〔一般犯罪〕

分類 犯罪

でつち

読み方：でっち

1. 詰ることを云ふ。〔関西〕

分類 関西

でつち

読み方：でっち

1. 喧嘩。殴打を云ふ。
2. けんか、殴打のこと。「でっちあげる」等という。

でツち

読み方：でっち

1. 創造－新規製作。〔第四類　言語動作〕
2. 新規に作ること。俗にいふ「でつちあげる」より。

デツチ

読み方：でっち

1. 丁稚車。

分類 ルンペン／大阪

丁稚

読み方：でっち

1. 住宅玄関、店口其他表口通用門。〔第五類　一般建物〕
2. 店先。それより玄関。通用門等の意。

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ウィキペディア

でっち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/10/16 14:49 UTC 版)

でっち

• 丁稚
• でっち - 人力の運搬用具の一種。手押し車を参照。

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Weblio日本語例文用例辞書

「でっち」の例文・使い方・用例・文例

• 報告書をでっち上げる
• 彼女がその話をでっち上げる。
• 病気の母を見舞うために帰郷しなければならないといった話をでっちあげた。
• 彼らはありもしない話をしばしばでっち上げる。
• 彼は話をでっち上げた。
• 彼は口実をでっち上げた。
• 彼はパーティーに行かないためのうまい口実をでっちあげた。
• 彼はデマをでっち上げた。
• 彼はそれをでっち上げたに違いない。
• 彼はその話を全部でっちあげた。
• 彼はその話をでっち上げた。
• 彼の話はでっち上げだ。
• 彼には嘘をでっち上げる癖があるのは本当だ。
• 彼がその話をでっちあげた。
• 実際彼には嘘をでっち上げる癖がある。
• ぼくはきっとジムがその話をでっち上げたのだと思う。
• きっとジムがその話をでっちあげたんだ。
• 被告人は法廷で事実と違う話をでっち上げた。
• 罰金の話はでっち上げだそうです。
• 口実[アリバイ]をでっちあげる.