その他のコーセルテル関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 03:39 UTC 版)
「コーセルテルの竜術士」の記事における「その他のコーセルテル関係者」の解説
エカテリーナ 先代風竜術士でミリュウの実母。マシェルにとっても母同然の存在で、マシェルからは「エカテ母さん」と呼ばれている。風竜の血を引いており、その力がミリュウにも受け継がれている。叔父を探して一人で河を下っていたマシェルを見つけ、それ以外にもメリアやカディオを連れてくるなど、今の竜術士たちの原点に深く関わっている。説明をほとんどしないという悪癖があり、竜術士を連れてくるときコーセルテルに放り込んで自分はさっさといなくなってしまう。外の世界にコーセルテルに害をなす動きがないかを調べて手紙でカディオに送る役目を担っており、それと同時に里から追放されて行方不明になっていた夫を探していたが、「竜術士物語」39話において、実際には夫を五年前に見つけており、現在3歳になる娘・フアナが居ることが明らかになった。なお、自身の風竜の力をフルに使って老化を留めていたので見た目はかなり若い。夫を発見してからは留めを解除したので今は少しずつ人並みに年を取っている。 『イルベックの精霊術士』にも登場。余り説明をしないのは相変わらずで在り、クルルがエトワスが人間として生きるためには他の人間が必要だろうとエカテリーナに選定を頼んだらクレリアを連れてきた。 イルベック関係をコーセルテルの面々に知らせるとき、フアナに次に会うときはお姉ちゃんになっているかもと子竜物語で話していた。 ティーマ 先代風竜術士エカテリーナの三番竜。代替わり後にすぐ里から飛出し世界中を飛び回って遊んでいたがシオリアに郵便組合に入れられ、コーセルテル担当の新しい郵便配達員になった。コーセルテルにいたころはわんぱくでいたずらっ子だったらしい。配達員になった当初は説明不足で誤解を産んだりもしたが、その騒動も解決している。 メルシュ 先々代の風竜術士。エカテリーナの母(ミリュウの祖母)。夫は風竜。自身も竜と人間のハーフ。「竜術士物語」第42話(ひかりまたたく)にて登場。先代光竜術士の補佐竜であったラスエルがコーセルテルに残れるように力添えをした一人。 レリ イフロフの元で暮らしていた火竜の女の子で、彼の元・二番竜。マシェルがコーセルテルに来る以前に火竜術士家で暮らしていたが、ある日、家出したメオを追いかけて遺跡に迷い込んだ時に大けがをしてしまい、傷が癒えるまで里に帰郷。結局そのままコーセルテルに戻ることはなく、今も里で暮らしている。ただ、設定資料集2のおまけ漫画でアグリナを迎えにいった際には彼女も同行しており、その時のイフロフへの接し方や、今もイフロフ達に頻繁に手紙のやり取りをしていることからも分かるように、今でもイフロフを強く慕っているようである。見た目の年齢はすっかり里に住んでいた頃のメオを追い越してしまっていた。 アグリナの提案でイフロフが引退する前に火竜一家全員で過ごすことになった際は休みをぶんどって(友人である先代木竜術士コゼリィの三番竜、フォーレリィに「上手な上司の脅し方」を教えて貰い)火竜家に客人としてやってきた。 その後、コーセルテルを出たイフロフのところに恋人を連れて訪れる。恋人は里を守る守備隊の隊長で、レリがコーセルテル帰りのため求婚者が多いため結婚は困難そうではあるが火竜一家は応援する。 フィナ イフロフの妻。故人。鍛冶屋を営むイフロフの家の隣の家の金物屋の娘でイフロフとは幼馴染。子供の時からイフロフが迷子になった時、常に彼女が探しあてていた。イフロフとある事件で大げんかしイフロフが飛び出したあとは、娘のアグリナと共に金物屋の行商をしながらイフロフを探していた。 コゼリィ 先代木竜術士。17歳の時にコーセルテルにやってきて一生を竜術士として過ごした。病気がちで体が弱く、元は父親が竜の不死伝説を信じてコーセルテルを訪れた。竜術士になれば竜が全力を尽くすと約束し、彼女は竜術士となった。
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