せやねん!と「M-1グランプリ」「THE MANZAI」
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2001年から10年間開催されたM-1グランプリ(関西地方では朝日放送が決勝を生中継)では、開催期間中に当番組へレギュラーで出演していた吉本興業所属の漫才コンビのうち、以下のコンビがグランプリを獲得。獲得後に当番組を卒業した。 第1回(2001年):中川家 第3回(2003年):フットボールアワー 第5回(2005年):ブラックマヨネーズ 第6回(2006年):チュートリアル 一時中断を経て2015年(第11回)から再開された後も、アキナ(第12回・2016年、第16回・2020年)、かまいたち(第13回・2017年、第15回・2019年)、ミキ(第14回・2018年)、和牛(第11 - 第15回)、からし蓮根(第15回)が決勝に進出。和牛は、第12 - 14回で3年連続準優勝という好成績を残した。そのため、大阪を中心に活動する吉本興業所属の若手芸人にとっては、当番組にレギュラーで出演することが「東京進出への登竜門」と見られている。 さらに、2011年から2014年までコンテスト形式で放送されていたTHE MANZAI(関西地方では関西テレビで決勝を生中継)では、千鳥が第1回から3年連続決勝に進出。千鳥が当番組を卒業した後の第3回(2013年)では、開催時点で当番組レギュラーのウーマンラッシュアワーがグランプリを獲得した。また、最後のコンテストであった第4回(2014年)では、アキナが決勝に進出している。 なお、2019年10月12日の『せやねん!大還元まつり』では、「トミーズ雅が単身で上京したうえで、当番組のレギュラーから東京進出を果たした芸人(卒業メンバー)の仕事先や自宅を突然訪問する」というロケ企画を午後に放送した。雅はロケ中に、チュートリアル、千鳥、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、中川パラダイス(ウーマンラッシュアワー)、かまいたち、なかやまきんに君と再会。自身の誕生日を間近に控えた時期のロケでもあったことから、小杉となかやま以外の卒業メンバーが、雅へのサプライズイベントとして誕生会を開いた模様も収録された。 2020年4月18日からは、新型コロナウイルスへの感染拡大の影響でスタジオからの生放送の縮小・ロケの休止に伴う暫定措置として、卒業メンバーがレギュラーで出演していた時期の冠ロケ企画(詳細前述)の再放送を、午後パートで順次実施していた。その一方で、毎日放送の主催で同年9月16日に開かれた第8回歌ネタ王決定戦では、当番組レギュラーのさや香が優勝した。 2020年12月11日に放送された『せやねん!祝1000回 関西のみ〜んなに感謝せんかい!スペシャル〜卒業メンバー大集合〜』では、所得の無申告に関する問題で2019年10月末から芸能活動を自粛していた徳井義実(チュートリアル)が、相方の福田充徳、トミーズ、ミキと一緒にロケへ参加したほか、地上波のテレビ番組としては活動再開後初めて生放送で姿を見せた。また、M-1グランプリで審査員を務めるダウンタウンの松本人志(トミーズと同じくNSCの第1期生)から、1000回の放送を祝うメッセージビデオが寄せられた。なお、卒業メンバーは2021年以降も、特別番組や特別企画へ随時出演。
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