せきがい‐せん〔セキグワイ‐〕【赤外線】
赤外線
【英】Infrared, Infrared Rays, Infrared Waves
赤外線とは、可視光線よりも波長の長い電磁波のことである。一般的には0.7マイクロメートルから1000マイクロメートルの波長のものを指す。
赤外線は人の目に色は見えない(不可視光線である)。赤外線と呼ばれる波長の幅は広く、波長の可視光線との近さによって近赤外線、中赤外線、遠赤外線と呼び分けられる。
赤外線は、近距離無線通信、センサー、熱源などの多種多様な用途で利用されている。例えば、IrDA規格をはじめとする赤外線通信の規格や、家電製品のリモコン、赤外線センサー、赤外線カメラ、赤外線サーモグラフィ、あるいは赤外線電球から赤外線を放射する暖房器具などがある。
フィーチャーフォン(ガラケー)やスマートフォン(スマホ)では、赤外線通信は端末同士で直接データを送受信できる機能として搭載されている。スマートフォンにおいては、この赤外線通信の機能をモバイルアプリで制御し、リモコン代わりに家電製品を操作できる「スマホ家電」のコンセプトが登場している。
【赤外線】(せきがいせん)
電磁波の一種。
熱を発生するものからは必ず放射され、波長が長く目に見えない。
また、物体に吸収されると分子や原子に運動エネルギーを与え、輻射熱を発生させる。
そのため、「熱線」という別名もある。
太陽光をプリズムで分解したときに出る、虹の赤色の外にある事から赤外線と呼ばれる。
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