し‐く
「住吉(すみのえ)の名児(なご)の浜辺(はまへ)に馬立てて玉拾(ひり)ひ—常忘らえず」〈万・一一五三〉
[補説] 「水たまる依網(よさみ)の池にぬなは繰り延(は)へけく知らに」〈応神紀・歌謡〉のように「けく」となることもあり、「しく」の古形ともいわれる。
し‐く【四句】
し‐く【四苦】
し・く【▽如く/▽若く/▽及く】
し‐く【市区】
し・く【敷く/▽布く/▽領く/×藉く】
読み方:しく
[動カ五(四)]
2 一面に平らに並べたり、まき散らしたりする。「畳を—・く」「玉砂利を—・く」
3 物を載せるために平らにして下に置く。下に当てる。「座布団を—・く」
6 配置をする。「厳重な捜査網を—・く」「背水の陣を—・く」
7 隅々まで行き渡らせる。「箝口令(かんこうれい)を—・く」
8 広く行き渡る。一面に広がる。「名望、天下に—・く」「松葉が散り—・く古庭」
[可能] しける
し・く【▽時▽化く】
し‐く【死句】
し‐く【死苦】
し‐く【詩句】
し・く【▽頻く】
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