くたべとは? わかりやすく解説

くたべ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 17:06 UTC 版)

学校の怪談 (テレビアニメ)」の記事における「くたべ」の解説

第3回登場

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くたべ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 10:28 UTC 版)

「件」の記事における「くたべ」の解説

異聞として、文政1012年(1827–1829)頃、越中現在の富山県)の立山出現した怪獣クタベがいるが、その摺物題名は非標準漢字二文字で「くたべ」。人偏に「久」の下に「田」、獣偏に「部」。右図漢字表記参照)では、「件」が唐名中国風の名前)で、「クタベ」を和名だと主張している。この「くたべ」系には、くたべの他にクダベ、クタヘ、さらにどだく/どたくなど表記の揺れみられる。ぐだべ、あるいは具多遍(ぐたべ)という表記も、フランス渡った史料にみつかるとされる北陸地方立山遭遇したという談話だが、史料は、大阪名古屋で見つかっている。また、同案件とおぼしき記載屋代弘賢の雑稿から編んだ『弘賢随筆』にみられる挿絵・文は左図参照)。年代は「当亥年」としかないが、当該1827年書写されたと思われ年代特定できる「くたべ」の最古史料とされる図像 やはり人面書かれているが、「必ずしも牛らしさが見られない」と評価される。「くたべ」系の絵は、(蹄ではなく四足/手足にするどい爪がのびている、という特徴描かれるものがあるが、一方で複数の例は「髪の長い女性のような顔」や「丸みのある体」を特徴としている。 越中国立山に、文政10年1827年)に、頭に毛がなく体も疲れた医僧のような容姿人獣人面)「くたべ」が現れ、厄を避けるにはその肖像模して貼れと言い残したと、『虚実無尽蔵』という文献にみえる予言・除厄 クタベ系の予言除災法は、どの資料でもおおよそ同じで、4,5年のうちに名も知れぬ病が流行り苦しめられるが、その予言獣絵図一度見れば災厄からまぬかれられる、とするものである。 「ぐだべ」の例(在フランス史料)では、その絵図を見るだけでなく、七色摘み、餅について食す災いまぬがれるご利益が「神のごとし」であるという。 由来 江戸時代後期随筆道聴塗説』では、「クダベ」が当時流行神社姫人面の竜)に似せて創作されたものと主張する文政2年1819年)に現れ神社姫は、厄を除ける方法までも説いており、後の「件」の例と共通している。ただ、この神社姫同年1819年出現したという「件」は、予言内容はわかるが、除厄法を伝授したとされるかまでは不詳である。

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