おもな違反罰則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 07:49 UTC 版)
おもな違反規則としては、 改札内施設(駅構内)・車内での飲食(実際には、この規則は必ずしも厳格に遵守されておらず、実施の側面も廃棄物放棄・施設汚損対策および、車内環境の保持である。改札内である駅ホーム、車内などでペットボトル飲料や菓子類を密かに飲食する乗客もおり、上述のように改札内で飲料類の販売も実施されていたりするが、あくまで「禁止」であるため、堂々と行う者は少ない。 餐車または、それに類する車両を連結していたり、飲食物の車内販売を実施している広州・上海・北京方面への「城際直通車」車内は除外されている) 施設内・車内での喫煙 施設内でのゴミ投棄 施設への落書き 施設への危険物持込 施設へのオーバーサイズの荷物の持込 乗車券折り曲げ(→再利用するため) 東鐵の頭等車輛(1st Class、日本のグリーン車に類似している)の不正乗車(一等券を持ってない、またはオクトパスカードへ一等に乗るための記録をしていない) 軽鉄への無賃(不正)乗車 などがある。特に、飲食で理由の如何を問わず車内を汚損した場合および、喫煙に関しては縛りが厳しいようである。違反した場合には罰金で最高5000香港ドルが課せられることとなっているが、欧州の同様規則(例えば「無札乗車は問答無用で一発摘発」)とは異なり、係員や清掃員の指示(いわゆる「お願い」・「前座」)に完全無視を決め込んだ場合などに、身分証・パスポート記載内容の記録とともに罰金を請求されるようである。なお、検札にて頭等車輛の不正乗車発覚の際は問答無用で罰金香港500ドルを請求される。詳細は 香港鐵路附例(英文 / 繁体中文)なども参照 なお、日本を除く大多数の国と同様に、車内において携帯電話等通信機器での通話・通信を制限する区域、啓発広報類などは存在しない(地下・海底区間も含め、ほとんどの区間が在港無線通信事業者の「圏内」であり、それらを香港居民は「最良のサービス」であるとしており、車内の位置や時間を問わず通話・通信を行う光景は日常的なものである)。
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