おさん

デジタル大辞泉

お‐さん〔を‐〕【尾三】

読み方：おさん

広島県南東部の地域の通称。尾道(おのみち)・三原(みはら)両市周辺をさす。

お‐さん【^▽御三／^▽御^×爨】

読み方：おさん

１ 台所で働く下女の通称。おさんどん。

「台所にては—が器物洗う音ばかりして」〈露伴・五重塔〉

２ 台所仕事。おさんどん。

「—もする、お針もする」〈蘆花・思出の記〉

[補説] 貴族の屋敷の奥向き「御三の間」の略から、また、かまどをいう「御爨」に掛けたしゃれから、などの説がある。

お‐さん【^▽御産】

読み方：おさん

子を産むこと。出産。

短編小説作品名辞典

おさん

作者太宰治

収載図書斜陽 他1篇
出版社岩波書店
刊行年月1988.5
シリーズ名岩波文庫

収載図書太宰治全集 9
出版社筑摩書房
刊行年月1989.5
シリーズ名ちくま文庫

収載図書太宰治全集 9
出版社筑摩書房
刊行年月1990.10

収載図書太宰治全集 10 小説
出版社筑摩書房
刊行年月1999.1

収載図書女生徒
出版社日本図書センター
刊行年月2002.3
シリーズ名太宰治文学館

収載図書大活字版 ザ・太宰治―全小説全二冊 下巻
出版社第三書館
刊行年月2006.10

おさん

作者山本周五郎

収載図書恋慕
出版社新潮社
刊行年月1994.10
シリーズ名山本周五郎テーマ・コレクション

収載図書おさん 58刷改版
出版社新潮社
刊行年月2003.4
シリーズ名新潮文庫

収載図書山本周五郎中短篇秀作選集 4 結ぶ
出版社小学館
刊行年月2006.2

収載図書おたふく物語
出版社角川春樹事務所
刊行年月2008.2
シリーズ名時代小説文庫

隠語大辞典

おさん

1. 本類「おかん」（※「おかん」）ニ同ジ。〔第二類　人物風俗〕

オサン

読み方：おさん

1. 婢をいふ。
2. 下女のことをいふ。

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ウィキペディア

おさん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/04/05 12:59 UTC 版)

おさんは、以下のものを指す。

ウィキペディア小見出し辞書

おさん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/14 00:45 UTC 版)

「心中天網島」の記事における「おさん」の解説

治兵衛の妻。小春との浮名を流す治兵衛を情けなく思いながらも甲斐甲斐しく夫を支える良き妻。

おさん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/07/04 00:37 UTC 版)

「利休にたずねよ」の記事における「おさん」の解説

利休と先妻・たえの娘。炭小屋で首を吊る。利休の弟子でもある堺の万代屋（もずや）宗安に嫁いだが、子どもができず不仲だった。側女が男子を産み、家に入り大きな顔をするようになったため、ふさぎ込んでいた。

おさん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/11 19:58 UTC 版)

「大経師昔暦」の記事における「おさん」の解説

大経師以春の妻。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

おさん

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 07:17 UTC 版)

名詞

おさん【御三、御爨】

1. 台所で働く下女。
2. 台所仕事。

語源

• 公家などで、台所を意味した「御三の間」からとも、「爨」は「かまど」の意。

類義語

• おさんどん

同音異義語

• お産

Weblio日本語例文用例辞書

「おさん」の例文・使い方・用例・文例

• 漫画｢まことちゃん｣の作者である漫画家の楳(うめ)図(ず)かずおさんの家が東京都武蔵(むさし)野(の)市に建築中だ。
• まど・みちおさん104歳で死去
• ２月28日,まど・みちおさんが東京都内で老衰のため亡くなった。
• 詩人のまど・みちおさんが1994年に受賞している。