いり‐あい〔‐あひ〕【入会/入合】
いり‐あい〔‐あひ〕【入相】
入会
いりあい
出典:『Wiktionary』 (2021/11/08 09:26 UTC 版)
名詞
いりあい
- 【入会(法令など)、入合、入相】 村落の住民が、村落で共有または共用されている山林などで、薪炭のための柴草、肥料とする落ち葉その他野草やキノコなどを採取する習慣、またはそのような習慣を許す山林、すなわち入会地。
- 中牧山 大窪山(室伏、乙カ妻ノ北ニ在リ)ノ西北ヘ連ナレリ、中牧諸村ヨリ入会故ニ山ノ名トス。(木暮理太郎『秩父の奥山』)
- 村里の境界は今日はすべて地図の上に顕されているが、以前は原野山林には双方の入会が多く、問題となるのは田畠の連接し、道路交通の開かれた方面であって、これがまた越石・入石の所属関係や新町村の併合によって、少しずつ不明になろうとしている。(柳田國男『地名の研究』)
- だつてそうでねえか!戦争すんで農地改革つうので、爪に火いとぼすようにして、金え拵えてよ、もとの入会分譲してもらつて、やつとまあ、これで小さいながら田地持ちの百姓だと、お前さま、勇んで稼いでるもんに、こんな事する奴、鬼だねえか!(三好十郎『ぼたもち』)
- 【入相】
複合語
語義1
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