あの世の住人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 09:19 UTC 版)
「Dr.スランプの登場人物」の記事における「あの世の住人」の解説
チビル 声 - 桂玲子(アニメ第1作)、かないみか(アニメ第2作) ペンギン村の活火山・パタパタ山の火口を通して地獄からやってきた子悪魔。アルバイトで人間の魂を求めているが、死ぬのを勧めれば当然断られ、不意討ちしてもギャグ漫画では滅多に死なないのでうまくいかない。「タクシードラゴン」を乗り物として操る。姉のモラスがペンギン村に初登場したときは3歳だった。「地獄」と書かれた看板を持ちながら地獄行きの船の整列係もしており、その列にアラレと千兵衛を見つけた時は「モクケラヒーッ!!」の呪文で、こっそり現世への通路を光線で開けて生き返らせてくれた。また、アニメ第1作でマシリトが地獄を脱走した時には連れ戻す役をしている。 第1作では、彼の初登場した回が最高視聴率38%を記録した。鳥山は「ドジで可愛い悪魔が、アラレたちに翻弄されるところがおもしろいかなというシンプルな発想で生まれた。ガジラとほぼ同じサイズなので、とても扱いやすいキャラで描くのも簡単だった」と語っている。 モラス 声 - 松島みのり(アニメ第1作) チビルの姉で、ホウキに乗った魔女。やたらにホレっぽく、男性を見るたび誰彼構わず結婚する気になる。 タレル 声 - 青森伸(アニメ第2作) チビルの父。原作ではチビルの台詞からチビルに父親がいることだけはわかるが、名前も姿も出てこない。アニメ第1作では姿は見せず声だけ登場している。妻の名前はコラエルで、アニメ第1作86話「アラレ出生の秘密」では姿は見せずトランシーバーの声だけ登場している。 タクシードラゴン チビルが長距離を移動する際に乗るドラゴン。火を吐く。 閻魔大王 声 - 佐藤正治(アニメ第1作・161話)、戸谷公次(アニメ第1作・234話)、大友龍三郎(アニメ第2作) その名のとおり閻魔大王で、死者を天国と地獄どちらへ行かせるか決める。顔は髭もじゃで目の下には目立つクマがあり、独特な冠と独特な着物を着ており「閻魔大王」と書かれた柄杓を持っている。あの世で「よいこは天国!わるいこは地獄!」と前面に書かれた机に座っており、机には木槌、ペンとインク、死者のことが書かれている閻魔帳が置かれている。ドランパイア一行について来たアラレからウンチを鼻の上に投げつけられたことに怒って、千兵衛とアラレを地獄送りにして、死神アルバイトとして働いていたドランパイアたちはクビにした。 アニメ第2作では、アラレとガジラとチビルによる鬼ごっこで地獄をめちゃくちゃにされたことに困り、アラレたちを生き返らせた上で、ドランパイアたちのバイト料を没収した。
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