あけぼの (食品)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/09 15:23 UTC 版)
あけぼのは、日本の食品メーカー・マルハニチロ(旧ニチロ→マルハニチロ食品)が製造する食品に付けられているブランド。缶詰や冷凍食品を代表として、他に瓶詰め・レトルト・チルド・業務用食品などがある。
由来
鮭缶の赤い3本線はマルハニチロ食品の前身・日魯漁業の創業家である堤家ののれんをデザインしている。
歴史
- 1913年(大正2年)
- あけぼのブランド採用。日本で初めて衛生缶を使った本格的な缶詰機械を設備し、サケ・マス缶詰を大量生産する。
- イギリス輸出向け鮭缶詰の大量生産を開始。
- 1914年(大正3年)- 日魯漁業株式会社を設立。
- 1920年(大正9年)- サケ缶ラベルの基本パターン完成
- 1945年(昭和20年)- 国外資産喪失。
- 1961年(昭和36年)- 冷凍食品第一号「魚介スティック」を発売。
- 1979年(昭和54年)‐「あけぼの おべんとうシリーズ」を展開。
- 1990年(平成2年)- ニチロへ社名変更。同時にコーポレートマーク・ブランドマークも変更。
- 2003年(平成15年)- 雪印乳業の冷凍食品子会社、アクリフーズを買収。
- 2004年(平成16年)‐ コーポレートブランドマークを刷新。新商品ブランド「ニチロマザー」を発売。
- 2007年(平成19年)- マルハグループ本社(のちのマルハニチロホールディングスを経て、現・マルハニチロ)と経営統合。
- 2008年(平成20年)‐ マルハの食品事業を統合し、社名をマルハニチロ食品に改称。前身2社の「あけぼの」ブランドと「マルハ」ブランドに関しては使用を継続する。
- 2014年(平成26年)- マルハニチロ食品がマルハニチロ水産に吸収され消滅。「あけぼの」「マルハ」ブランドはマルハニチロ水産が改称したマルハニチロが使用していた。
商品
保存食品全般である。
缶詰・瓶詰・レトルト食品
さけ(素材缶、味付缶)、さけフレーク 、かに、ほたて 、いわし 、さば、まぐろ(ツナ)、さんま、いか、あさり、とり・卵類、珍味、農産品、スープ・ソース、デザート・飲料
冷凍食品・チルド食品
おべんとう(畜肉・魚介類・その他)、麺類、米飯、お惣菜、お惣菜(中華)、農産品、デザート、チルド食品
業務用食品
茶あらい骨なし切身魚、茶あらい骨なし焼魚、水産フライ、コロッケ、麺類・米飯、畜肉加工品(とんかつ・メンチカツ・ハンバーグ)、天ぷら・唐揚げ、ぎょうざ・しゅうまい・点心、その他調理品、チルド和惣菜、デザート、缶詰・レトルト、大地の種(中国凍菜)・国産凍菜、海の種(寿司種)、やさしい素材(介護食)
リンク
「あけぼの (食品)」の例文・使い方・用例・文例
- あけぼのの薄明りが次第に昼の明るさに移っていった.
- 古代の神話において翼をもつあけぼのの女神
- 曙(あけぼの),武蔵丸に続いて,横綱になった3人目の外国出身力士だ。
- 思い出深い取組といえば,曙(あけぼの)戦だ。
- 元横綱の曙(あけぼの)は,「土俵は神聖な場所だ。」と話した。
- 曙(あけぼの)が力士からK-1ファイターへ
- 曙(あけぼの)親方は11月6日,日本相撲(すもう)協会を退職し,プロのK-1ファイターになると発表した。
- ここに,舞(まい)の海(うみ)と曙(あけぼの)の足袋がある。
- 彼は,曙(あけぼの),武(む)蔵(さし)丸(まる),朝(あさ)青(しょう)龍(りゅう)に続いて4人目の外国生まれの横綱となった。
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