『過狩り狩り』
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吾峠は2013年までに初めての読切作品『過狩り狩り(かがりがり)』を描いた。 吾峠本人は「どうせダメだろう」と考えて処分するつもりであったが、家族から「どうせなら一番好きな雑誌に送ってみたら」と後押しされ、集英社の『週刊少年ジャンプ』に初めて投稿した。 同作は明治から大正時代の日本を舞台とし、『鬼』と『鬼狩り』との戦いを描く作品であった。その扉絵で主人公の顔が隠されているなどの意外性のある構成によって、ジャンプ編集部内では話題になった。結果、同作は第70回JUMPトレジャー新人漫画賞(2013年4月期、審査員:篠原健太)で「佳作」を受賞した。
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『過狩り狩り』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 10:19 UTC 版)
本作の源流は、吾峠呼世晴が2013年までに初めて描いた読み切り作品『過狩り狩り』であった。 同作は明治から大正ごろの日本を舞台とし、海外から来た吸血鬼、日本の鬼と『鬼狩り』との戦いを描く作品であり、その一部の登場人物や技が本作『鬼滅の刃』に引き継がれている。 吾峠は同作について「どうせ評価されないだろう」と考えていたが、家族に「どうせなら一番好きな雑誌に投稿すればいい」と促され、後述の自身がファンでもあった「銀魂」が連載されている、週刊少年ジャンプへ投稿した。 同作はその扉絵で主人公の顔が隠されているなどの特異な構成によって、ジャンプ編集部では「1ページ目から気になる漫画が来た」と話題になった。その結果、同作は第70回JUMPトレジャー新人漫画賞(2013年4月期、審査員:篠原健太)で佳作を受賞した。 吾峠の初代担当編集者である大西恒平は「ジャンプ志望の作家の中では珍しいタイプ。センスは感じたが、基本的な漫画づくりの基礎がまだできておらず、今後この才能をどう開花させられるか」と評した。 のちに本作の初代担当編集者となる片山達彦は「初見では分かりにくかったが、2度読んだときに構成や振りの巧みさに気づいた」、「圧倒的な才能は周りも認めていたし、私も感じていた」と評価した。
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