『文殊史郎兄弟』
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その後、長編作品のネームを次々と執筆した。初代担当編集者である大西恒平は吾峠へ何度も「ダメ出し」を行って不採用としたが、吾峠は諦めずに何度も新たなネームを制作した。毎月1本以上のペースで、合計5作品程度を提出した。 『過狩り狩り』では個性を評価されながらも「万人向けではない」と指摘されていたが、多くのネームを描いたことでその欠点が徐々に克服されていったという。 続いて執筆した『文殊史郎兄弟』が『少年ジャンプNEXT!!』(集英社)2014年第2号に掲載され、商業誌デビューを果たした。大西は同作を見て「化けたな」と評した。 この号に掲載されている新人作家の作品の中では唯一センターカラーを獲得しており、同じ号でデビューした漫画家に芥見下々、戸塚慶文、齋藤勁吾がいる。
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