『スーパーマリオブラザーズ』との相違点
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「オールナイトニッポンスーパーマリオブラザーズ」の記事における「『スーパーマリオブラザーズ』との相違点」の解説
ゲームシステム ベースとなるのは『スーパーマリオブラザーズ』だが、システムの一部が『スーパーマリオブラザーズ2』に準じた内容となっている。2人交替プレイはなく、1人プレイ専用で、プレイヤーキャラとしてキャラクター性能の異なるマリオとルイージが選択可能。コンティニュープレイも用意された(再開はワールドのコース1から)。8-4など、ワールドの一部が『スーパーマリオブラザーズ2』のものと差し替えられていて、難易度が格段に上がっている。また、『スーパーマリオブラザーズ』と同じ構成のコースでも、アイテムの位置や内容が変わっている場所がある。ゲームクリアすると、タイトルロゴの横に★マークがつき、これが8個以上になった状態でAボタンを押しながらゲームをスタートすることで、『スーパーマリオブラザーズ2』同様にワールドA〜Dをプレイできる。 背景 背景は『スーパーマリオブラザーズ2』に準じ、樹木や雲に目や口が描かれ、コースの地面はゴツゴツとした本作独自の表現がなされている。ラジオ番組を意識したマイクが置かれているのも本作だけの特徴。深夜放送をイメージしてか、ワールド1は『スーパーマリオブラザーズ』のワールド3と同じ夜の背景となっている。また、ゴールにたどり着いたときに出る砦の旗には、フジサンケイグループの目玉マークが描かれている。なお、レンガブロックおよび城のグラフィックは『スーパーマリオブラザーズ2』ではなく『スーパーマリオブラザーズ』のものとなっている。 アイテム コースの各所で出現するスーパースターが、当時のニッポン放送の人気番組『三宅祐司のヤングパラダイス』で話題となった神秘のアイテム「ヒランヤ(六芒星)」になっている。さらに各ワールドのコース4の最後にいるクッパの後方にある金の斧が、目玉マークの形のアイテムになっている。 キャラクター 本作の最大の特徴は、各ワールドのコース4に捕らえられたキノピオが、当時の番組1部枠の担当パーソナリティの姿になっている点。ワールド1:月曜日担当の「みゆき」(中島みゆき) ワールド2:火曜日担当の「たかあき」(とんねるずの石橋貴明) ワールド3:同火曜日担当の「のりたけ」(とんねるずの木梨憲武) ワールド4:水曜日担当の「KYON2」(小泉今日子) ワールド5:木曜日担当の「たけし」(ビートたけし) ワールド6:土曜日担当の「まっちゃん」(ABブラザーズ(当時)の松野大介) ワールド7:同土曜日担当の「ひでちゃん」(ABブラザーズの中山秀征) 金曜日担当のサンプラザ中野は、クリボーに代わる「オカピー」、パックンフラワーに代わる「パックンオカピー」として登場している。なお、一部に伝わっている「オカピー」のモデルがタモリというのは間違いである(後述エピソード参考、タモリは『オールナイトニッポン』のパーソナリティーを務めているが、本作の開発当初より前の1983年に降板している)。そのほかの敵キャラクターに変更はないが、8-4に捕らえられたピーチ姫は、日本髪に着物姿でマリオの前に現れる。 設定 ストーリーや設定は『スーパーマリオブラザーズ』とほぼ同じだが、舞台はキノコ王国に変わって「ビバ王国」(当時の番組のサブタイトル「ビバヤング」より)、ピーチ姫はそのビバ王国の姫という設定。ほかのパーソナリティがクッパたちに捕らえられてしまう中、サンプラザ中野は番組コーナーの「幻の商売繁盛」への投稿に紛れ込んだクッパの手紙にだまされて、クッパのところへ出かけたところを「オカピー」に変えられてしまったという設定となっている。
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