《お食い初め》の正しい読み方
「お食い初め」の正しい読み方
お食い初めの読み方は「おくいぞめ」である。「お食い初め」の意味解説
「お食い初め」とは、赤ちゃんが生まれて100日頃を目安に行う儀式のことで、生まれてからこれまでの期間を無事に成長したことをお祝いし、感謝するとともに、今後も無病で健康に、一生食べることに困らないようにとの願いが込められている。伝統的なお食い初めの場合、お祝い膳を用意して、親族の年長者や家族の中で年長の祖父母が赤ちゃんを抱き、食事の真似をさせる。お祝い膳は一汁三菜が基本とされ、尾頭付きの魚と赤飯、吸い物、煮物、香の物がそろえられ、歯固め石も添えられる。生後100日前後は、ちょうど歯が生え始める頃なので、丈夫な歯が生えるようにとの願いも込められている。離乳食に切り替える時期にもあたるので、お食い初めは離乳食を始めるきっかけにもなる。「お食い初め」は100日頃と述べたが、110日や120日など、地域により違いがあり、いつと決められているものではない。歯固め石も、地域によっては固い食材を替わりに添えられることもある。お祝い膳の内容も地域により様々あり、これでなければならないということは無く、様式にこだわらず、それぞれが赤ちゃんの健康と幸せを願うお祝いとして行われる。なぜ「お食い初め」と読むのか・理由
「お食い初め」は「食う(くう)」と「初め(そめ)」を合わせて「おくいぞめ」と読む。「お食い初め」の類語・用例・例文
「お食い初め」の類義語「百日祝い(ももかいわい)」「100日祝い(ひゃくにちいわい)」生後百日頃に行われるお祝い。「真魚始め(まなはじめ)」初めて魚を食す(真似をする)お祝い。「箸揃え(はしそろえ)」「箸初め(はしぞめ)」「箸祝い(はしいわい)」それぞれ初めてお箸を使って食事をするお祝い。「歯固め」歯の生え始めを祝い、健康な歯が生えるように願う。「お食い初め」の用例・例文孫のお食い初めを祝って、ひさしぶりに徳島の実家から両親が上京してきたからだ。「吉村達也(踊る少女)より」お食い初めにご参加いただき、ありがとうございます。お食い初めのお祝いをするために、仕出し屋でお祝い膳の予約をした。「お食い初め」の英語用例・例文
「お食い初め」の英語訳weaning(離乳・離乳させる)とceremony(式・儀式)を合わせた「weaning ceremony」first(最初・最初の)とmeal(食事)を合わせた「first meal」Beginning(初めて・始まり)とeating(食べること)を合わせた「Beginning of eating」用例・例文It corresponds to ""Okuizome"" (a weaning ceremony) amongst the general public.「一般におけるお食い始め。( Wikipedia日英京都関連文書対訳コーパス)」Your baby's first meal. 赤ちゃんの初めてのご飯ですね。Birthday celebrations such as the beginning of eating 60th birthday Kishou in Kagawa Prefecture.香川県でのお食い初めや還暦、喜寿などの誕生日のお祝い行事。- 《お食い初め》の正しい読み方のページへのリンク