〈キルトS〉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/19 16:09 UTC 版)
間島良枝(まじま よしえ) 間島の母親。1年半前の事件で化け物を目撃したと絶叫した息子の言葉を信じず、ゲームのやりすぎで幻影を見たと決めつけた。自身の手を汚さずにキルトを殺そうと企む疾風の差し向けた魔物に襲われて重傷を負った。 間島の父 妻と同様に1年半前の夜に騒いだ息子の言葉を信じなかった。毎朝迎えに来るキルトと龍二に感動して引き籠もる息子の苦悩を察しようとはせずに怒る妻を宥め、機を見て話し合うと告げた。 佐倉新菜(さくら にいな) 間島と同じ中学から「栄高」に進学した少女。中学時代から、ずっと間島は彼女に片想いだった。間島に対する説明役。初期の2話のみで登場しなくなり、その後の展開は不明である。 遠藤(えんどう) 切人達のクラスメイト。何故か友人Aと呼ばれる。 柏崎静(かしわざき しずか) 千里の親友兼ライバルで、栄高の準ミス。 総三郎(そうざぶろう) 葉の許婚。元は侍だったのだが、山賊に襲われて「隠れ里」に迷い込んだ。通常なら記憶を消され外界に送り返されるが、葉と恋に落ちていたことを慮った長に許され、誠実な人柄を認められて里に住まうことを許された。葉との祝言を3日後に控えた或る日、「界門」一族の裏切りにより里が滅んだ際、葉や蘇芳兄妹に生きるよう告げ、転生して必ず再会するからと再び刀を手にして戦い絶命した。『キルトS』のラストでその約束が果たされたことが判明した。実は、現代人の刑事である武田公平に転生していた。 日記風の物語として伝わっている「隠れ里」に迷い込んだ武士もいたが、生き延びた総三郎本人か同様に迷い込んで記憶を持ったまま外界に戻った別人かは不明である。 桐生疾風(きりゅう はやて) 「南の守り」だと自他共に思い込んだ大泉の従弟で、彼の部下。人を人とも思わない龍二の身勝手な仕打ちで心を破壊され、廃人と化してしまう。間島の母親を魔物に襲わせてもいた。 槍倉志穂(やりくら しほ) 圭吾の異父妹。余命幾許もない身だが生きて欲しいと「白の鎧」の使用許可を得た圭吾により命を長らえるが、真の意味では生きてはおらず「白の鎧」に取り込まれ化け物と化し、自身が恨みを抱く相手を次々と殺害し、遂には人類全てを滅ぼそうとする。自身の真の願いを心の中で兄に訴え、漸く自身の間違いに気づいた圭吾により静かに真の死を迎えた。
※この「〈キルトS〉」の解説は、「キルト (漫画)」の解説の一部です。
「〈キルトS〉」を含む「キルト (漫画)」の記事については、「キルト (漫画)」の概要を参照ください。
- 〈キルトS〉のページへのリンク