F-10B F-10Bの概要

F-10B

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/11 03:41 UTC 版)

NTTドコモ F-10B
キャリア NTTドコモ
製造 富士通
発売日 2010年8月31日
概要
OS Symbian OS+MOAP(S)
CPU SH-Mobile G3
音声通信方式 3GFOMAW-CDMA
2GGSM
(3G:800MHz、850MHz、1.7GHz2GHz)
(2G:850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz)
データ通信方式 3GFOMAHSDPA
2GEDGE
形状 防水折りたたみ
サイズ 109 × 50 × 15.2(最厚部17.8) mm
質量 約117 g
連続通話時間 約210分(3G)
250分(GSM)
連続待受時間 約560時間(3G)
約270時間(GSM)
外部メモリ microSD
(2GBまで・ドコモ発表)
microSDHC
(16GBまで・ドコモ発表)
日本語入力 ATOK
FeliCa なし
赤外線通信機能 あり
Bluetooth なし
放送受信機能 なし
備考 法人専用モデル
メインディスプレイ
方式 TFT液晶
解像度 フルワイドVGA
(480×854ドット
サイズ 3.0インチ
表示色数 約26万2144色
サブディスプレイ
方式 有機EL
解像度 96×39ドット
サイズ 0.8インチ
表示色数 1色
メインカメラ
なし
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
ブラック
ゴールド
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

概要

本端末は法人向けに開発された携帯電話であり、事実上のF-06Aの後継機種にあたる。F-08Bをベースとしているが、同機種がポップなデザインであるのに対し、同機種は、ビジネス向けにシックなデザインとなっている。

法人向けの機種であるため、通常の機種とは違い、ミュージックプレーヤーワンセグ、カメラといった機能は省かれている。それによりコストを抑えると同時にセキュリティーを高めるために富士通の専売特許ともいえる、指紋センサー、開閉ロック(自動ロック)、端末データ遠隔消去、microSDカードの中身を他の端末では開くことができないmicroSDパスワード機能などを搭載している。その他後述の「遠隔カスタマイズサービス」で通常の携帯電話以上のセキュリティーを確保している。

相手の声だけでなく、自分の声の会話もmicroSDカードに保存する「通話メモ機能」が搭載されている。

販売チャネルはNTTドコモ、ドコモショップの法人担当のみとなるため店頭で購入する場合事前に確認が必要となる。個人での購入はできない。

IPX5IPX7/IPX8相当の防水、防塵機能がある。

遠隔カスタマイズサービス

F-06Aに引き続きビジネスmopera安心マネージャーというNTTドコモの法人向けサービスを利用することにより、携帯電話の管理者がパソコンから、遠隔で以下のような携帯電話の制御を行うことができる。

  • 遠隔ロック - 遠隔でのおまかせロックや利用中断ができる
  • 遠隔データ削除/遠隔初期化 - アドレス帳やメール、スケジューラー、保存している写真まで削除することができる
  • 機能の制限 - 赤外線機能の制限、メモリ登録外着信についても、企業管理者が利用を制限出来る。
  • iモード制限 - 指定サイト以外接続禁止、フィルタリング設定
  • 強制指紋利用 - 遠隔操作で指紋登録をしないとアドレス帳やメールを利用させない制限や閉じるだけでロック状態にすることもできる。
  • アドレス帳の制御 - 電話帳お預かりサービス を利用して、アドレス帳のバックアップ、共有アドレス帳の強制書き込み、電話帳の削除などができる。
  • 紛失した携帯電話を基地局情報を利用して紛失した携帯電話をさがす、ケータイお探しサービスも同時に利用ができる。





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