野比のび太
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野比 のび太 | |
---|---|
『ドラえもん』のキャラクター | |
作者 | 藤子・F・不二雄[注 1] |
声 | |
詳細情報 | |
愛称 | のび太、のびちゃん[注 3] |
性別 | 男性 |
職業 | 小学生 |
家族 | |
配偶者 |
源静香(運命が変わった未来) ジャイ子(運命が変わる前の未来) |
子供 | ノビスケ(未来) |
親戚 | セワシ(未来の玄孫) |
国籍 | 日本 |
年齢 | 3歳〜12歳(アニメでは11歳)[注 4] |
生日 | 8月7日[注 5] |
在住 | 東京都練馬区 |
以下は、特記のない限り漫画における設定について記述する。「〜巻」は特記のない限りてんとう虫コミックスでの収録巻。アニメに関する細かな事柄は「#アニメ」内に記述する。
概要
勉強もスポーツも苦手で、何をしてもさえない少年。漫画『ドラえもん』は、のび太の不幸な運命を変えるために、のび太の孫の孫・セワシがとドラえもんが現代を訪れたことから始まる。
宿題やおつかいなどの困りごとがあったり、ジャイアンとスネ夫にいじめられるなどのトラブルに巻き込まれたりするとドラえもんに泣きつき、未来の便利な道具(ひみつ道具)を出してもらい解決しようとするが、調子に乗って結果的に失敗することが多い。
とはいえ悪乗りさえしなければ基本は人並みの常識と良心の持ち主でありドラえもんも含めた彼以外を軸とする回等では至極まともなツッコミをすることも少なくない。
大長編漫画(および映画の長編作品)では時折勇敢な少年として描かれる。大長編漫画『のび太と銀河超特急』内にはスネ夫が「のび太……、大長編になると、かっこいいことをいう」という台詞を言う場面がある。
作者の藤本は「ぼく自身が野比のび太」「感情移入して描ける」と講演で語っている。藤本はのび太と同様に運動が不得意で、成績はのび太ほど悪くはなく小学校の頃はそこそこだったが、高校卒業時にはビリから数えた方が早いというところまで落ち込んだという[1]。
一人称は「ぼく」。高校生時は「おれ」[2]。
設定
誕生日
8月7日生まれ。
この設定は1972年7月に発売された『小学四年生』8月号掲載の漫画「ぼくの生まれた日」にて初登場した(生年の詳細は#誕生年または「ぼくの生まれた日」を参照)。
約半年前(1971年12月末)に発売された1972年2月号の「のび太のおよめさん」ではのび太の誕生会の様子が描かれているが、皆、長袖を着用している。いずれも作品が掲載された号の月表示に合わせた季節となっている。
誕生年
- 漫画
- そのエピソードののび太の年齢に準ずる。『小学四年生』8月号に掲載された「ぼくの生まれた日」においては「10年前」(同話を掲載した雑誌・単行本の種類によっては具体的な誕生年が記載されているが、いずれも単に発売年の10年前を記したもので、その年代は固定されている訳ではない)。詳細は次項を参照。
年齢と学年
- 雑誌
- 3歳〜12歳(小学6年生)。
- 漫画『ドラえもん』は『よいこ』から『小学六年生』まで幅広い年齢層の雑誌に連載されたため、のび太はそれぞれの雑誌の対象読者年齢で描かれている。幼児向け雑誌ののび太はドラえもんよりも低身長で描かれることで幼さが強調されている。
- 小学校中学年、高学年向けの雑誌ののび太はドラえもんよりも高身長で描かれ、6年生向けの雑誌には「ぼくももうすぐ中学生」[3]という台詞も登場する。
- 藤子・F・不二雄大全集とデジタルカラー版ではこのような初出時の学年・年齢に関わる台詞が再現されている。
- てんとう虫コミックス等の単行本
- 雑誌と同様。ただし、学年が特定される箇所はおおむね小学4年生(9〜10歳)[4]。
- 低年齢向け雑誌に掲載された低身長の幼いのび太は、そのままの姿で単行本に収録されている(容姿の修正は行われていない)。
- てんとう虫コミックス等の単行本では、雑誌掲載時に別の学年となっていた描写は「小学4年生」と矛盾しない表現に変更されている。
- 必ずしも小学4年生に固定されたわけではなく、小学4年生だと限定される表現もぼかした表現に変更されている箇所がある(6巻「のび太のおよめさん」では、雑誌掲載時の「もうすぐ小学五年生!!」が「もう、りっぱな小学生。」に、「あと二年ほどで中学か……。」が「あとわずかで中学か……。」に変更されている)。
- 小学4年生だと限定されている表現のうち、ぼかせなかったものはそのまま収録されている(10巻「百年後のフロク」では、のび太が『小学四年生』を購読している様子が描かれている)。
容姿
顔
丸顔に大きな丸眼鏡をかけている。「どうしてぼくの顔は、まんがみたいなんだろ。」と嘆く場面が描かれている[7]。 作中に登場する野比家代々の先祖の少年時代の顔は、皆のび太に似ている[8]。25年後ののび太はのび助似の風貌になり、眼鏡をかけていない(近眼が治ったため)[9]。 就寝中に目を覚ました直後などには、眼が「3」のような形をしていることがある(いわゆる「寝ぼけまなこ」の状態。 連載初期においては鼻が尖っており、未来の姿(青年以降)では特に鼻の尖り具合が目立つ風貌で描かれていた(青年以降ののび太の顔は、連載初期と中期以降で大きく異なる)。 ちなみに幼児期までは一切眼鏡をかけておらず、眼鏡をかけ始めたのは小学校に上がってからである。
身長
背丈は平均的な高さで、ジャイアンより低く、スネ夫より高い。ドラえもんと比較した場合の身長は、話によって異なる(#年齢と学年を参照)。
体格
平均的な体格だがやや痩せ気味。3巻「ぼくを、ぼくの先生に」に登場する高校生ののび太はやや太っているが、33巻「ガッコー仮面登場」の高校生ののび太は平均的な体格である。結婚前ののび太は平均的な体格で描かれているが[10]、45年後ののび太はやや恰幅のいい体格で描かれている[11]。
性格
長所
- 人を思いやるやさしい心を持つ
- のんびりとした性格で、温厚で優しく、他人を深く思いやる心を持っている。
- 25巻「のび太の結婚前夜」にてしずかの父は「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。」とのび太について述べている。
- 43巻「のび太が消えちゃう?」では、ドラえもんの道具で若い頃のパパの行動を変えたため、パパがママ以外の女性と結婚することになったら自分は消えてしまうとのび太が慌てる場面が描かれているが、なんとかしようとするのを途中でやめようと言い出し「パパの将来をじゃましちゃかわいそうだもの……。」と、「パパへの思いやり」と「この世から消えたくない思い」の間で葛藤する場面が描かれている。
- 正義感が強い
- 臆病者だが正義感は強く、誰かを助けるために勇気を振り絞って危険に立ち向かうことも多い。13巻「悪魔のパスポート」では、悪人になろうと試みるも良心がとがめたため結局とりやめ、ドラえもんから「きみが悪者になろうなんて思うのがむりなんだよ。」と親しみを込めて言われる場面が描かれている。『大長編ドラえもん』シリーズではときにジャイアン以上の根性を見せて大活躍し、地球の危機を救うことも少なくない。
- 夢中になったときの行動力がある
- いったん夢中になったものに対しては行動力を発揮する。16巻「宇宙ターザン」にて、大好きな特撮ドラマが打ち切りの危機に瀕した際には、ドラえもんの力を借りて専用スタジオを建設し続行させた。
- 道具の使い方の天才
- 道具を使いこなすことについてはとても機転が利き、ドラえもんから「道具の使い方に関しては君は天才だ」と称賛されている[12][注 6]。道具を使って金もうけをすることについてはとりわけ発想が富む。
- 反省する
- 時としてドラえもんや道具に頼りがちなことを反省し、問題や困難を自力で解決するべく諦めずに奮闘する。
- 道具を悪用して失敗してしまった際に自責の念に駆られ、正しいやり方でけじめをつけたり、自分の非に気付いた時には言い訳をせずに謝罪をするなど誠実さを見せることもある[13]。
- 作者の藤本は「のび太にも良いところが一つだけある。それは彼は反省するんです。(中略)いつまでもいつまでも今より良い人間になろうと努力するんです」と語っている[14]。
- 強い意志
- 思ったことをやり遂げようとする強い意志を時として見せる。6巻「さようなら、ドラえもん」では、ジャイアンに果敢に立ち向かう姿が描かれている。
- その他
- 『大長編ドラえもん』シリーズのゲストキャラクターとはすぐに仲良くなるなどの社交的な面がある。赴いた地の人々に慕われたり、英雄視されることもあり、時には神として称えられることもある。
- 自然や動物を愛でる気持ちが人一倍強い。学校の裏山が大好きで、それらに関しての好奇心も強い。
短所
- 怠け者
- 極めて意志薄弱な怠け者。何か困ったことに出くわすと、大抵は「ドラえも〜ん!!」と泣き叫んでドラえもんに泣き付き、彼のポケットをあてにする[注 7]。
- この性格のため、お使いや草むしりなども苦手である。
- 無気力
- ひどく無気力で、自分のやりたいこと以外は、やらねばならないと分かっていても、進んでやろうとはしない。
- 面倒くさがり屋
- 極度の面倒くさがり屋。尿意が限界に近づいても「めんどくさいけどがまんできない」と体を揺するのみで昼寝をやめないほど[15]。
- プラス2巻「ドロン巻き物」(1976年)[注 8]等[16]で風呂に入るのを嫌がる場面が描かれているが、嫌がらずに入浴する回のほうが多い。
- すぐ泣く
- すぐに泣く。のび太の号泣がドラえもんに道具を出させるきっかけや、物語の騒動の発端になることも多い。
- 注意力散漫
- 注意力が極めて散漫。ぼんやり道を歩いていて石につまずき、空き缶で滑って転び、足を踏み外してドブや工事現場へ転落するなどは日常茶飯事である。その上持ち前の運の悪さも重なって、ジャイアンとスネ夫にいじめられる、野良犬に襲われる、どこからともなく飛んできたボールが顔面を直撃するなど、道を歩いているだけで酷い目に遭うこともしばしばある。
- 勉強嫌い
- 大の勉強嫌いであり、自主的に宿題を行うことは滅多にない。授業中の居眠りや遅刻、宿題忘れが多く、成績は極めて低い。寝坊などで遅刻することも日常茶飯事だが、本人は寝坊を悪いと思うどころか反対に「遅刻をしても怒られない方法は」や「先生を遅刻させる方法は」「日本中の時計を止める方法は」などと無意味なことを考えるばかりで、「『どうしたら寝坊しないか』とは夢にも考えない。困ったものだ」と、作中のナレーションでも突っ込まれている。
- 臆病
- 極度の臆病。幽霊や怪談が苦手[17]で、怖い話をすると失禁したり[注 9]、靴も履かずに外に逃げ出したりする。怖い夢を見ておねしょをしてしまうこともしばしばある。びっくり箱を開けただけでもすさまじい悲鳴を上げて逃げ出し、ドラえもんからも呆れられる[18]。
- 27巻「○□恐怖症」(1981年)で「のび太がこわがりそうなもの」を持ち寄るコンクールが行われた際には、ジャイアン、カマキリ、ヘビ、毛虫という順でこわがった。毛虫は竜宮姫子[19]やしずか[20]の背中についたものを払っている描写があるため、人並み以上にこわいわけではない。
- 調子に乗りやすい
- 軽率で油断しやすく、すぐ調子に乗ってしまう。よけいな口を滑らせてジャイアンを怒らせ殴られたり、持っていたひみつ道具を奪われることがよくある。
- ひみつ道具を調子に乗って使い過ぎたり悪用してしばしば失敗している[21]。
- 道具を使ったことで気が大きくなり、独裁者のような振る舞いをすることもしばしばある[22]。
- 軽はずみ
- 軽はずみに「恐竜丸ごとの化石を発掘する」等の大きな宣言をし、「できなかったら鼻でスパゲッティを食べてみせる!」等と無茶な約束をすることがある[23]。
- 落ち込みやすい
- 心を痛めやすく、ドラえもんの軽い気持ちで言った一言でひどく落ち込むことがよくある(大半はすぐに立ち直る)。落ち込んだ時には、「部屋の隅で壁に向かい、腕を組み、胡坐をかく」といったポーズをよくとる。
- その他
- 忘れっぽく、嫌なことはもちろん重要なこともすぐに忘れてしまう。
- 言い訳や屁理屈が上手い[24]。
- 自分の思い通りにならないと感情的になることがある。ドラえもんに叱られたときに声を荒らげてしまい、ドラえもんと喧嘩することもある[25]。また、スネ夫とジャイアン[26]、しずかに対しても声を荒らげる場合もある[27]。しずかにとんでもないイタズラをし、面白がることもある[28]。
- その場の空気を読まず、見当はずれなことを言ってしまうことがある。草花を植えたジャイアンに対し、みんなが彼を誉める中、のび太は「がらにもないこと」といい、ジャイアンを怒らせてしまったことがある(のび太はほうほうのていで逃げ出した後に、「ぼくはつい本当の事を言う」とボヤいている)[注 10]。
- 食わず嫌いで、一度できないと決めてかかると頑として努力を拒む。やればできるにもかかわらず、やらないためにできないことも多い。
長所であり短所
- 人の役に立ちたがる
- 人の役に立ちたいという気持ちが強い。特にしずかを思うあまりに彼女を役に立ちたいという気持ちを起こし、それがおかしな方向に進むことが多い[29]。14巻「悪の道を進め!」では、人の役に立とうと果敢に努力をするが、逆に人に迷惑をかけてしまう場面が描かれている。22巻「うつしっぱなしミラー」では、「うつしっぱなしミラー」をうまく活用し、船乗りの父を持つ転校生を元気づけた。
- 騙されやすい
- 人を疑うことを知らない純粋無垢な性格だが、そのためしばしばジャイアンやスネ夫に騙され、4月バカともなると友人達から集中的に嘘をつかれるターゲットにされてしまう[30]。その一方で、2巻「うそつきかがみ」でお世辞を言われたときは「今まで誰もそんなこと言わないよ」と多少なりとも疑念を抱く態度をとっている(他の友人は疑わずに信じていた)。
- 楽観的で悲観的
- 楽観的な面と悲観的な面がある。33巻「ガッコー仮面登場」では、中学生、高校生の自分自身と、学業成績不振の責任をなすり合う事態になっても最後には「少なくとも高校までいけることは、たしかになった。安心した」と笑顔で寝転んで机に向かおうとしない楽観的な面が描かれている。一方で、3巻「ソウナルじょう」では、「幼稚園のプール」というだけで「子供を泣かして追い出される」という悲観的な思考をしてしまう場面が描かれている。
- その他
- 突飛な発想をする一方で、常識にとらわれやすい面もある。特に出木杉はのび太の発想力の豊かさを気に入り、話につき合う場面も多々ある。
- 頑固に意見を曲げないことがある一方で、人の意見に流されやすい面もある。
- 細かいことにはこだわらない大雑把な面がある。
- 流行っているものに目がなく、すぐに飛びつく。
能力
体力と知能が「小学二年生ていど」と判定される場面が描かれている(#人生やりなおし機を参照)。
学力
- 成績
- 成績は極めて悪く、基本的にクラスで一番の劣等生として描かれている。ただし、ノビスケの日記には「ビリから二番」[31]と記されている(作中でのび太よりも成績が悪い児童が描かれたのは23巻「ぼくよりダメなやつがきた」の多目くんのみ)。
- テスト
- 0点の答案をよく貯め込む。それがママに見つかり叱られることも多い[32]。
- 1980年には6年生、1985年には5年生ののび太が5回に1回の割合で0点を取ることが語られた[33][34]。1990年には3年生ののび太が10回に1回の割合で0点を取ることが語られた[35]。
- 37巻「ふきかえ糸電話」では、テストで0点を取る頻度があまりに多いため先生に「どうしてそんなに0点ばかり取るんだ?」と聞かれ、無表情で「先生がくれるから……」と答えたところ、「まるで反省しとらん!」と激怒される場面が描かれている。
- 算数のテストで自力で100点をとったことがある(「#算数」を参照。ママは感動して泣き、答案用紙を額縁に入れて飾ろうとした)。
- 26巻「タイムカプセル」(『小学五年生』1981年11月号)には、25年後ののび太が息子のノビスケに100点の答案(上記の算数のテストとは別のもの)を見せる場面がある。のび太は独り言で「いっぺんだけもののはずみで百点取ったんだ。しまっといてよかった。」と語っている。
- 34巻「のび太もたまには考える」(『小学六年生』1983年3月号)では、道具による不正で100点を取っている。36巻「サカユメンでいい夢みよう」では出鱈目な解答を書きまぐれで95点。39巻「具象化鏡」、大全集10巻「人間カメラはそれなりに写る」では65点。37巻「のび太の0点脱出作戦」では、時門で時間の流れを遅くしつつ自らの正当な努力で65点。20巻「アヤカリンで幸運を」では、しずかの幸運を分けてもらうことで30点を取り、ママから「まあ、30点もとったの。よかったわね」と褒められている。28巻「大ピンチ! スネ夫の答案」では10点で「思ったよりよかった」と喜んでいる。
- 国語
- 漢字が苦手で、自分の名前の「のび太」を「のび犬」と書くことが一度ならず何度もある[37][38]。「太」を書く際に正しい文字を忘れ、「大」の右上と内側の両方に点を書く場合もあるが、本人は「両方に点があるならまあいいだろ」と言い、叔父宛の手紙にそう書いたのをそのまま出した[39]。ほかにも「ミラー怪人」を「ミラー貝入」[40]、「血」を「皿」と[37]、「配」を「己酉」と[41]、「今日」の「今」を左右逆に、「日」を「目」に[42]、「恋人」を「変人」に書き間違えている。
- ひらがなも苦手で、「よろこぶ」を「よろころぶ」、「おじょうさん」を「おしょうさん」、「はなれててくださいな」を「はなれててくだちいな」[37]、「図かん(図鑑)を」を「図かんお」[43]、「今日は」を「今日わ」[42]などがある(しかし日本語の使い方を間違えることは少ない)。
- 大長編『のび太と鉄人兵団』ではミクロスに対して、ひねりのあるナゾナゾを出題する場面が2回ある[注 11]。
- 算数
- 計算が苦手で、「1+1=11」「4×2=6」「15-3=8」「6×7=67」「6×6=63」 と答えたことがある。
- 17巻「バイバイン」(『小学三年生』1978年2月号)では8×2ができずに「ええと……たくさんになるんだ」と言う場面が描かれている。
- 21巻「ひろびろ日本」(『てれびくん』1980年3月号)では、通学時間が「いつもの15分の10倍で150分、2時間半!」という計算を暗算ですぐに行っている。
- 25巻「な、なんと!!のび太が百点とった!!」(『小学六年生』1981年5月号)では、算数のテストの「この節の加筆が望まれています。
- アニメ第2作第1期
- テレビアニメ第2作第1期放送の際に起こされた間取り図は、原作と大きく異なっている。玄関には大きな窓がついている。ダイニングキッチンには裏口がある設定となり、大型ガス湯沸かし器が備え付けられている。原作にはベランダが登場している。
- のび太の部屋は、原作ではのび太の机から見て右側(真後ろの場合もある)が出入り口のドアなのだが、本作ではふすまとなっていて、窓は出窓。また、ドラえもんの寝る場所はのび太の机からむかって後ろの位置にある押入れだった。
- また、窓枠について、初期は木製だったが、放送期間が長くなるにつれてアルミサッシに変更されている。
- アニメ第2作第2期
- 大きくアレンジされていたテレビアニメ第2作第1期での間取りから原作寄りに修正が図られた。のび太の部屋は基本的に原作準拠で、向かってのび太の机の右側が押入れとなり、出窓は雨戸が付いた窓(原作では右側に付いているが、左側となっている)になり、部屋の出入口はのび太の机の真後ろとなっている。また、机も以前のスチールの机から原作と同じ木机に変更されている。ただし、床は原作と違って緑色のカーペットが敷かれており[注 37]、2階の使われていなかった和室が消えて3DKになる。また、階段の位置(進行方向)も変更された[注 38]。
- アニメでの野比家の家電
- 映画『のび太と竜の騎士』ではAVタイプのテレビが描かれている。映画『のび太のねじ巻き都市冒険記』ではダイニングキッチンにテレビが描かれている。
藤本没後の漫画
- ドラえもんとの友情
- 大長編『のび太とロボット王国』では「機械(ロボット)に感情は必要ない。」と言い放つデスターに対して「ドラえもんは機械じゃない、友達だ!」と訴える場面が描かれている。
- 動植物、ロボットを傷つける者への怒り
- 動植物やロボットを傷つける者に対して怒りを露わにすることがあり、『のび太の南海大冒険』では地球上の生物を軍用の改造生物に作り上げ、様々な時代に売り飛ばそうとする時間犯罪者達に激しい怒りを見せており、拳銃で生物の改造装置を破壊している。『のび太とロボット王国』ではロボット達から感情を抜き取ろうとするデスターに対して怒りを見せており、彼らの前で「勝手過ぎる!」と訴えている。
スピンオフ漫画
藤本以外の作者による漫画作品における事項を記す。
- テスト
- 『ザ・ドラえもんズ スペシャル』3巻「戦国の覇王」では歴史のテスト勉強の為にタイムマシンで戦国時代を冒険し、85点を取った。
海外版
中国語圏の訳名は「野比大雄」または、「野比康夫」、「野比大宝」の3つが存在し、映画の名前をつけるときなどは「映画哆啦A夢 大雄的人魚大海戦」(日本語表記:映画ドラえもん のび太の人魚大海戦)のように、「大雄」が多く用いられる。 韓国語版では「ノ・ジング(노진구)」という訳名。 英語版では「NOBY(ノビー)」の愛称で呼ばれている。
その他
- 恐竜に命名
- 中国四川省で見付かった新種の肉食恐竜(足跡化石)に「のび太」を由来とするエウブロンテス・ノビタイと名付けられた[145]。名付けたのは中国地質大学のシン・リダ准教授で、幼い頃からドラえもんが好きでのび太の夢を叶えたかったと述べた。
- 都市伝説
- 国立療養所久美浜病院の所在地、神奈川県横須賀市野比に由来しているとする都市伝説が地方新聞の記事になったことがあるが、藤子プロなどの関係者から、同事実があるという証言は一切得られていない(そもそも前提で語られている「藤本が1960年代に国立療養所久美浜病院に入院していた」という内容が史実に一切ない)[146][147]。
脚注
注釈
- ^ 1987以前は藤子不二雄名義で作品を発表。
- ^ 詳細は「#配役」を参照。
- ^ 主にママが「のびちゃん」と呼ぶことがあるのみで、友人からは殆どの場合「のび太」「のび太さん」「のび太くん」「野比くん」等と本名で呼ばれている。詳細は「#呼称」を参照。
- ^ 詳細は「#誕生年」を参照。
- ^ 詳細は「#誕生日」を参照。誕生年は各話の発表年から、その話ののび太の年齢を引いた年で、単行本の種類によって異なる(詳細は「ぼくの生まれた日」を参照)。
- ^ プラス4巻「交通標識ステッカー」では、道路標識の意味を正確に理解し、それを応用しながらジャイアンを翻弄した。
- ^ ただし、両親を頼ることは滅多にない。特にジャイアンやスネ夫などにいじめられた場合、自分の両親や先生に泣きつくことはほとんどない。14巻「夢まくらのおじいさん」や15巻「タイムマシンで犯人を」では親や先生に訴える場面が描かれているが、全く相手にされなかったり、逆にのび太の方が悪いとされて叱られてしまう。
- ^ 「いいじゃない。一週間や二週間くらい。」というへりくつをのび太が言う場面があるが、実際に1、2週間入らなかったとう描写はない。
- ^ それ以外にも作中で失禁することが少なくなく、基本的にトイレを我慢するのが苦手らしいことが描かれている。
- ^ 初対面のおばさんに対してサルと言ったこともあるが、これはひみつ道具の効果について語った言葉。
- ^ 1回目は「こじかとおやじか大きいのはどっち」というもので「子鹿」と親父の「蚊」でこじかが大きい。出題されたミクロスは頭の回路がショートしてしまった。
- ^ 45巻「強力ハイポンプガス」では道具を使ってカナヅチを克服する場面が描かれている。
- ^ そのうちの1人は左肩に命中したように描かれているが、夜は右腕を吊った姿で描かれている。
- ^ テレビアニメ第2作第1期では、本物の拳銃ではなくおもちゃの拳銃を撃ち、弾が敵の馬の鼻の穴に入り馬が暴れたため敵は落馬し、のび太が勝利した。第2作第2期では人ではなく、足場や看板を狙って撃っている。これにより敵は足場から落ちたり、看板に当たる等で気絶しており、ドラえもん達が助けに来るまではこのやり方で敵を倒している。
- ^ 1981年1月発表の漫画において。同年3月の映画『のび太の宇宙開拓史』では一騎打ちの場面はないが、2009年『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』では描かれている(原作漫画に忠実ではない)。
- ^ 1984年の単行本版では「ギラーミンがねらいをはずすなんて絶対にありえない」という心中の台詞があるが、連載版では「これは……。おっそろしい相手だぞ」という台詞のみ。単行本版にて「ギラーミンがねらいをはずすなんて絶対にありえない」「勝負は最初の一発にかかってる。相手より0.1秒でも早くうつこと…………(数字は漢数字)」等の台詞が追加され、絵も大幅に描き換えられた。0.1秒でも早く撃たなければいけなかった理由は、そうしないとギラーミンの方が早く銃を撃ち倒されてしまうため。
- ^ アニメ第2作第2期では1億円
- ^ ノンちゃんは一緒に遊んだままごと道具をくれたが、現代の野比家は片付け中で玉子にがらくた扱いされてしまった。
- ^ 当時の感覚では「押し売り」と呼ばれる職業。
- ^ だらしない表情で喜ぶ未来の自分をタイムテレビで見たのび太は「こんなみっともないのいやだっ、まっぴらだっ。」と嘆いていた。
- ^ テレビアニメ第2作1期「のび太のおよめさん」(1979年4月7日放送)でのみメガネをかけている
- ^ ただしノビスケ自身も、自らの息子からは「頭が古くて、怒りんぼで…」と評される。
- ^ 映画でのクレジット。声 - 麻見順子。
- ^ 「おふろよりプールがすきみたい」とも記載されている。
- ^ のび太は悪口のつもりで吐き捨てた事が全て褒め言葉になっており、「悪いところが一つもない!」と愕然としたことがある。
- ^ テレビアニメ第2作第1期・第2期では基本的に「のび太くん」。
- ^ アニメでは「しずかちゃん」。
- ^ ジャイ子は連載第2回「愛妻ジャイ子!?」では「野比くん」「のびちゃん」と呼んでいる。
- ^ 当時の郵便番号は3桁または5桁。野比家の郵便番号が3桁なのか、下2桁が作画上省略されたのかは不明。
- ^ これはのび太がしずかのところへ行きたいと思っているのをどこでもドアが読み取り、しずかの目の前に出てきてしまうのである。例外としてしずかの家の前などと明確な場所を示せば風呂場にたどり着くことはない。
- ^ 22巻「のら犬「イチ」の国」では、進化させて3億年前で暮らせるようにした野良犬、野良猫たちから「自分達に知恵を授けてくれた神」と崇められて神殿つき神像が造られた。ただし猛犬に追い回されることもしばしばあるが、これはシッポを踏んでしまうなどアクシデントが原因。
- ^ 恩返しの時に引っかかれたことはある。
- ^ アニメでは「この番組おしまいじゃないか!!」
- ^ 3DCGアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』でものび太の青年期の声を担当している。
- ^ 1979年の開始当初、映画、1990年代以降は他の色もあった
- ^ 1996年当時は東京都田無市(現:西東京市)は多摩地区に含まれていた。
- ^ 『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』(2009年)ではカーペットがクリーニングに出されたという設定(作中でその旨を記したメモが一瞬登場する)のため、本来の畳敷きの床が露わとなっている。また、作中の季節が夏である『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』(2017年)、『ドラえもん のび太の宝島』(2018年)、『ドラえもん のび太の新恐竜』(2020年)でもカーペットが外され、畳敷きの床となっている。
- ^ アニメ2作1期では玄関から廊下を進んで曲がっていたが、2期では原作のように曲がらず進める。
出典・参照話数
- 「x巻」は、てんとう虫コミックス『ドラえもん』の単行本での収録巻数を指す。
- ^ 1989年のテレビ講演を再編集したWeb記事(2016年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月28日閲覧。
- ^ 3巻「ぼくを、ぼくの先生に!」
- ^ プラス3巻「シャラガム」(1976年『小学6年生』に掲載)
- ^ 藤本没後の書籍『決定版ドラえもん大事典』(小学館、2001年)108頁では「小学4年生」と設定されている。
- ^ 1979年4月4日放送の「テストにアンキパン」に登場する「さんすうノート」には「4ねん2くみ のび太」と記載されている。同年4月7日放送の「のび太のおよめさん」に登場する誕生ケーキのロウソクの数10本である。同年5月21日に放送された「おばあちゃんの思い出(前)」では過去へ訪れたのび太が「8年前のカレンダー」と言い、翌日放送の「おばあちゃんの思い出(後)」で幼児期の自分を見たのび太が「3歳の時の僕だ」と発言している(1〜3月ののび太が8年前の8月7日〜12月に行ったのであれば小学4年生だが、そうでない場合は小学5年生ということになる)。
- ^ 1996年5月17日放送「おしゃべり切手」、2009年11月6日放送「熱血!のび太の運動会」等にて5年3組であることが描かれている。
- ^ 27巻「かがみのない世界」
- ^ 14巻「夢まくらのおじいさん」など
- ^ 16巻「りっぱなパパになるぞ」
- ^ 20巻「雪山のロマンス」
- ^ プラス5巻「45年後……」
- ^ 13巻「風神さわぎ」
- ^ のび太が前向きに行動する回には「のび太の0点脱出作戦」、「ドラえもんに休日を」、「ドラえもんが重病に!?」、「のび太の恐竜」などがある。
- ^ NHK『あの人に会いたい #100 藤子・F・不二雄』
- ^ 13巻「いただき小判」
- ^ 大全集5巻「もぐら手ぶくろ」(1972年)
- ^ 2巻「怪談ランプ」、21巻「ドラキュラセット」、37巻「しかしユーレイは出た!」など
- ^ 16巻「びっくり箱ステッキ」
- ^ 9巻「ウラシマキャンデー」
- ^ プラス1巻「スリルチケット」
- ^ ひみつ道具を悪用しジャイアン、スネ夫、しずからが被害者になった後でのび太がお仕置きされるという展開がしばしばある(ぴっかぴかコミックス11巻「ロッカーカッター」、29巻「のぞき穴ボード」、31巻「バリヤーポイント」、32巻「ビデオ式なんでもリモコン」、42巻「かくれん棒」、アニメ第2作第2期「のびタコ捕獲(ほかく)大作戦!」など)。同様にママ、出木杉、先生、神成らが被害者やお仕置する側になることもある(6巻「真実の旗印」、21巻「まねコン」、39巻「のび太神さまになる」、37巻「ふきかえ糸電話」、大全集16巻「ゆうどう足あとスタンプ」他)
- ^ 15巻「階級ワッペン」、26巻「のび太の地底国」、39巻「のび太 神さまになる」など
- ^ 10巻「のび太の恐竜」、5巻「地球製造法」での「今、すごいものを作ろうとしているんだ! 」など。「目でピーナッツをかむか。」は2巻「オオカミ一家」における友人の台詞。
- ^ 23巻「ぼくのまもり紙」
- ^ 24巻「ションボリ、ドラえもん」、30巻「ハツメイカーで大発明」、35巻「悪魔のイジワール」、16巻「宇宙ターザン」、26巻「森は生きている」、プラス2巻「変心うちわ」、27巻「キンシひょうしき」
- ^ 5巻「地球製造法」、41巻「無人島の大怪物」、10巻「のび太の恐竜」、大長編『のび太のアニマル惑星』
- ^ 20巻「アヤカリンで幸運を」、41巻「時限バカ弾」、45巻「地図ちゅうしゃき」
- ^ 9巻「電話のおばけ」、13巻「マジックハンド」、16巻「雲ざいくで遊ぼう」、30巻「真夜中の電話魔」、32巻「ビデオ式なんでもリモコン」、1984年5月7日放送のアニメ「ロッカーカッター」他
- ^ 41巻「みえないボディガード」
- ^ 3巻「うそつ機」、7巻「帰ってきたドラえもん」、9巻「世の中うそだらけ」10巻「ハリ千本ノマス」など
- ^ 16巻「りっぱなパパになるぞ」のノビスケの日記による。
- ^ 36巻「天つき地蔵」、『のび太と竜の騎士』など。
- ^ 23巻「ぼくよりダメなやつがきた」(1980年『小学六年生』)
- ^ 37巻「のび太の0点脱出作戦」(1985年『小学五年生』)
- ^ 42巻「もぐれ!ハマグリパック」(1990年『小学三年生』)
- ^ a b 8巻「グラフはうそつかない」
- ^ a b c 8巻「ライターしばい」
- ^ 15巻「ポータブル国会」
- ^ ただし「のび犬」と書くミスに関しては本人も気にしている模様。23巻「透視シールで大ピンチ」
- ^ 33巻「鏡の中の世界」。
- ^ 『のび太の魔界大冒険』
- ^ a b 16巻「音のない世界」
- ^ 23巻「もはん手紙ペン」
- ^ てんコミ2巻「N・Sワッペン」
- ^ 1巻「未来の国からはるばると」
- ^ 6巻「さようならドラえもん」ではジャイアンに勝っているが、これはのび太が見せたしつこさに根負けしたジャイアンが勝負を放棄した事による。
- ^ 4巻「石ころぼうし」など
- ^ 24巻「ションボリ、ドラえもん」
- ^ 7巻「ジャイアンズをぶっとばせ」など。
- ^ 35巻「空ぶりは巻きもどして…」
- ^ 7巻「ジャイアンズをぶっとばせ」で1イニング13失点、33巻「あの道この道楽な道」で1イニング77失点
- ^ 34巻「みたままベレーで天才画家」(1979年)など
- ^ 41巻「いつでもどこでもスケッチセット」(1989年)
- ^ 17巻「週刊のび太」(1978年)、22巻「メカ・メーカー」(1980年)など
- ^ 2巻「ゆめふうりん」、7巻「小人ロボット」、15巻「ゆめのチャンネル」、23巻「オキテテヨカッタ」
- ^ 大全集2巻にも収録。
- ^ 8巻「カネバチはよく働く」
- ^ 37巻「大人気!クリスチーネ先生」
- ^ 17巻「週刊のび太」
- ^ 24巻「アニメ制作なんてわけないよ」
- ^ なお、この時には「体力も知能も小学生なみですな。小学二年生ていどです。」と第三者から判定され、「ほんとは四年生なのに……。」と内心ショックを受けていた。
- ^ 大全集1巻「机からとび出したドラえもん」
- ^ 40巻「しずちゃんをとりもどせ」(1989年)7頁目、9頁目。
- ^ 10巻「アパートの木」
- ^ 42巻「目は口ほどに物を食べ」
- ^ 3巻「おはなしバッジ」
- ^ 『ドラえもんのびっくり日本の歴史 遺跡・大建築編〜平安京から境の町〜』
- ^ 『ドラえもん 国語おもしろ攻略ことわざ辞典』
- ^ a b てんとう虫コミックス16巻「りっぱなパパになるぞ!」
- ^ テレビアニメ第2作1期「タイムカプセル」(1987年10月9日放送)
- ^ テレビアニメ第2作1期「タイムワープリール」(1987年12月25日放送)
- ^ a b 36巻「のび太の息子が家出した」のアニメ版「わからずやのパパは、のび太」(1984年11月16日放送)
- ^ 15巻「らくがきじゅう」、16巻「ナゲーなげなわ」、39巻「ずらしんぼ」、43巻「人間リモコン」、プラス5巻「ざんげぼう」、大全集7巻「どうぶつごヘッドホン」、大全集15巻「望遠メガフォン」、28巻「神さまロボットに愛の手を!」、プラス5巻「無視虫」など
- ^ 「#しずちゃんをとりもどせ」を参照。
- ^ テレビアニメ第2作の初期は「のび太くん」
- ^ 第12巻「ゆうれい城へ引っこし」
- ^ a b 21巻「ひろびろ日本」
- ^ 9巻「無人島の作り方」
- ^ 第35巻「地球下車マシン」
- ^ 2巻「勉強べやの大なだれ」
- ^ 第6巻「のび太のおよめさん」
- ^ 1972年発表。藤子不二雄ランド4巻にも収録。
- ^ 22巻「税金鳥」
- ^ 25巻「円ピツで大金持ち」
- ^ 27巻「10分遅れのエスパー」や38巻「カチンカチンライト」では無人の風呂場へ移動してしまうほどである
- ^ 43巻「強〜いイシ」
- ^ 23巻「オキテテヨカッタ」
- ^ 39巻「四次元若葉マーク」
- ^ 例として8巻「マッド・ウオッチ」では狭い道を猛スピードで走ってのび太を轢きそうになった車の運転手(のび太に「気を付けろ、のろま!」と怒鳴った)に対して、狂時機で動きを遅くしてその車体に落書きした。プラス6巻「チューシン倉でかたきうち」では自分を悪者扱いした玉子に対して、仇を討つ役をドラえもんに任せ、玉子の花瓶を壊させた。
- ^ 33巻「フィーバー!! ジャイアンF・C」
- ^ 25巻「羽アリのゆくえ」
- ^ 33巻「さらばキー坊」など
- ^ 『ドラえもん のび太の恐竜』
- ^ 30巻「野生ペット小屋」
- ^ プラス1巻「強いペットがほしい」
- ^ 18巻「タンポポ空を行く」
- ^ 37巻「かわいい石ころの話」
- ^ プラス3巻「ペッター」
- ^ a b 6巻「台風のフー子」
- ^ a b 21巻「精霊よびだしうでわ」
- ^ 26巻「森は生きている」
- ^ 2巻「オオカミ一家」
- ^ 17巻「モアよドードーよ、永遠に」
- ^ 20巻「お医者さんカバン」
- ^ 5巻「のろのろ、じたばた」(1971年)ほか
- ^ 5巻「うちのプールは太平洋」(1974年)
- ^ 21巻「ママをたずねて三千キロじょう」(1980年)など
- ^ 8巻「ニクメナイン」(1975年)
- ^ a b 44巻「腹ぺこのつらさ知ってるかい」(1977年)
- ^ 6巻「温泉旅行」
- ^ 19巻「出前電話」
- ^ 1巻「プロポーズ大作戦」
- ^ 14巻「ムードもりあげ楽団」
- ^ 映画『のび太のパラレル西遊記』
- ^ 2巻「タタミの田んぼ」
- ^ 8巻「ぼく、マリちゃんだよ」
- ^ 10巻「のび太の恐竜」
- ^ 11巻「おすそわけガム」
- ^ 16巻「パパもあまえんぼ」
- ^ 18巻「ガールフレンドカタログメーカー」、19巻「無敵コンチュー丹」「テレパスロボット」
- ^ 34巻「水たまりのピラルク」
- ^ 41巻「無人島の大怪物」
- ^ a b c 42巻「断ち物願かけ神社」
- ^ 44巻「十円なんでもストア」
- ^ プラス1巻「ぼくを止めるのび太」
- ^ 31巻「やどり木で楽しく家出」
- ^ 大全集17巻「空まです通しフレーム」
- ^ 堺雅人→堺雅人→堺雅人... 「半沢直樹」、サントリー・ソフトバンク・マクドナルドと出演CM連発で「いろんな会社に出向してるなぁ」YAHOO!JAPANニュース
- ^ 『映画ドラえもん 感動名作選 帰ってきたドラえもん・のび太の結婚前夜』小学館〈THIS IS ANIMATION〉、1999年10月20日発行。ISBN 4-09-101550-6
- ^ 映画『ドラミちゃん ミニドラSOS!!!』
- ^ 2005年8月12日放送「テストにアンキパン」
- ^ 2011年3月25日放送「のび太のハチャメチャ入学式」
- ^ テレビアニメ第2作1期「のび太の家出」2004年8月13日放送
- ^ テレビアニメ第2作1期「タイムマシンでお正月」(1980年1月1日放送)
- ^ テレビアニメ第2作1期「ペーパークラフト」(1990年3月16日放送)
- ^ テレビアニメ第2作第1期「エイプリルフール」(てんとう虫コミックス11巻「化石大発見!」のアニメ化作品。1996年3月29日放送、ビデオ「ドラえもん テレビ版スペシャル特大号」春の巻5、およびDVD「ドラえもん コレクション・スペシャル」春の5に収録)
- ^ 『テストにアンキパン』(1979年4月4日放送)
- ^ アニメ第2作第1期『パパだって甘えんぼ』
- ^ 『未来の街が危ない』(1993年10月8日放送)
- ^ 『生き残るのはダレだ!? 無人島の大怪物』(2006年3月10日放送)
- ^ 『パパもあまえんぼ』(2014年6月13日放送)
- ^ 『のび太のおよめさん』(2014年8月8日放送)
- ^ 『ぼく、マリちゃんだよ』(2016年2月5日放送)
- ^ 映画『ドラえもんのび太の大魔境』、映画『ドラえもん新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊』
- ^ 新種恐竜に「のび太」命名 映画から出た本当の話(2021年7月8日)
- ^ “「のび太」の名前の由来を探せ/横須賀、野比の商店街”. 神奈川新聞 (神奈川新聞社). (2007年1月4日). オリジナルの2007年1月9日時点におけるアーカイブ。 2020年8月30日閲覧。
- ^ “「のび太君の生まれた街」地名が由来? 有志が作曲”. タウンニュース (タウンニュース社). (2018年9月14日) 2020年8月30日閲覧。
関連項目
- ドラえもん
- ドラえもん (キャラクター)
- 野比のび助
- 野比玉子
- ジョゼップ・マリア・バルトメウ - その眼鏡姿からNobitaというあだ名があるFCバルセロナの元会長。
- エウブロンテス・ノビタイ:のび太を由来とする恐竜[1]。
- 内藤のび太 - リングネームの由来になっている。
- 1 野比のび太とは
- 2 野比のび太の概要
固有名詞の分類
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