解毒剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/08 09:06 UTC 版)
脚注
関連項目
- 薬物中毒
- 嘔吐 - 毒を除去するのに有効であるが、意識がない時や一部の強アルカリ・強酸などを飲み込んだ場合の催吐は、窒息などを起こし状況を悪くする。
- 人工透析
- ベゾアール - ペルシャ語で解毒を意味する pād-zahr (پادزهر) を由来とする反すう動物の胃腸内で見つかる結石。この石を毒に浸せばどんな毒も解毒する効果を持つとされた。
- ミトリダート法 - 人間に毒を少量ずつ投与し、毒への耐性を得る方法。毒を摂取して毒の効かない体質になったというポントス王国国王ミトリダテス6世が由来。アメリカのヘビ園開設者ビル・ハーストは子供のころからヘビ毒を人為的に投与し、数回致命的なヘビ毒から生き延びて、ヘビに噛まれた人のための抗毒素を提供し、100歳まで生きた。
- テリアカ(底野迦) - ローマ皇帝ネロの侍医アンドロマクスが発明した解毒薬で、インド、中国、日本でも使用された。ペストの特効薬ともいわれた。ミトリダテス6世が作った解毒剤ミトリダティウム(Mithridatium)が敵国のローマに伝わって改良されたものとされる。
解毒剤と同じ種類の言葉
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