京都市営バス横大路営業所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 02:43 UTC 版)
現行路線(エムケイ委託路線)
16号系統
経路
- 16号:京都駅八条口 - 京都駅八条口アバンティ前 - 河原町八条 - 大石橋 - 地下鉄十条駅前 - 市民防災センター前 - 九条御前通 - 東寺西門前 - 八条油小路( → 下京区総合庁舎前 → / ← 京都駅八条口 ← )京都駅前
概要
京都駅と南区の東寺通付近や十条通付近、南区総合庁舎を結ぶ地域の足となっている。鉄道との連絡は、京都駅のほかは九条駅と十条駅で京都市営地下鉄烏丸線、近鉄十条駅(最寄り停留所は十条油小路)で近鉄京都線と連絡する程度である。
沿革(200号系統および2001年までの17号・特17号系統を含む)
- 1976年4月:200号系統を新設する。新設時の経路は、錦林車庫前 - 河原町今出川 - 京都駅前である。
- 1980年2月:京都駅前 - 三哲(現:下京区総合庁舎前) - 京都駅八条口を延長する。
- 1981年5月
- 200号系統の塩小路高倉 - 京都駅前 - 三哲 - 京都駅八条口を、塩小路高倉 - 京都駅八条口に変更する。京都駅八条口 - 春日町(現:東寺道) - 九条近鉄前 - 東寺南門前( → 洛陽高校前(現・九条御前通) → / ← )東寺西門前を延長して、17号系統に系統番号を変更する。
- 特17号系統を新設する。新設時の経路は、錦林車庫前 - (17号系統) - 塩小路高倉( → / ← 京都駅前 ← )京都駅八条口である。
- 1982年9月:特17号系統の塩小路高倉( → / ← 京都駅前 ← )京都駅八条口を、塩小路高倉 - 京都駅前に変更する。
- 1987年11月:東寺西門前 → 東寺南門前 → 九条大宮 → 京都駅八条口を、東寺西門前 → 六孫王神社前 → 京都駅八条口に変更する。
- 1996年3月
- 17号系統は塩小路高倉 - 京都駅八条口アバンティ前を、塩小路高倉 - 京都駅前 - 塩小路高倉 - 京都駅八条口アバンティ前に変更する。
- 特17号系統を17号系統に統合し廃止する。
- 1997年10月;京都駅前 - 京都駅八条口アバンティ前 - 京都駅八条口( →九条近鉄前 → 洛陽工業高校前 → / ← 八条油小路 ← 六孫王神社前 ← )東寺西門前を、京都駅前 - 下京区総合庁舎前( → 九条近鉄前 → 洛陽工業高校前 → / ← 八条油小路 ← 六孫王神社前 ← )東寺西門前に変更する。
- 2001年3月24日
- 16号系統を新設する。新設時の経路は、京都駅前 - 京都駅八条口アバンティ前 - 東寺西門前 - 洛陽工業高校前(現・九条御前通) - 市民防災センター前 - 河原町十条 - 京都駅八条口アバンティ前 - 京都駅前である。
- 17号系統の銀閣寺道 - 錦林車庫前および東寺西門前 - 京都駅前を廃止する。特17号系統を廃止する。
- 2004年3月20日:京都駅前 - 八条油小路を八条油小路( → 下京区総合庁舎前 → / ← 京都駅八条口 ← )京都駅前に、十条駅前(現:地下鉄十条駅前) - 河原町十条 - 京都駅八条口アバンティ前を十条駅前 - 九条車庫前に変更する。
- 2014年3月22日:九条車庫前 - 十条駅前を、京都駅八条口アバンティ前( → 九条駅前 → / ← 大石橋 ← )地下鉄十条駅前に変更する。
- 2016年3月19日:京都駅八条口アバンティ前( → 九条駅前 → / ← 大石橋 ← )地下鉄十条駅前を、京都駅八条口 - 京都駅八条口アバンティ前 - 大石橋 - 地下鉄十条駅前に変更する。
- 2017年3月18日:京都駅八条口アバンティ前 - (竹田街道) - 大石橋を、京都駅八条口アバンティ前 - 河原町八条 - 九条河原町 - 大石橋に変更する。新設の河原町東寺道停留所に停車する。
17号系統の京都駅以西と42号系統の京都駅 - 河原町十条 - 市民防災センター前(旧:国道十条)を分離してつなぎ合わせたのが起源である。2001年に新設されたときは京都駅付近を除いて循環する経路であったが、循環系統を表す200番台の系統番号にはならず、かつてみぶ(現:みぶ操車場前) - 藤ノ森神社(現:藤森神社)を運転していた16系統の番号を復活させた。なお、旧16系統と新16系統には重複する停留所は存在しない。2004年に河原町十条には84系統が経由するように変更され、16系統は十条駅前(現:地下鉄十条駅前)から烏丸通を経由して九条車庫前までになったが、2014年に地下鉄十条駅前と京都駅八条口アバンティ前を直結するように再び変更された。さらに、2017年には河原町八条 - 九条河原町間で河原町通を経由するルートに変更された。
停留所およびダイヤ
平日・土休日問わず、昼間は30分間隔で運行している。 車両は日野ポンチョ、三菱ふそうエアロミディMEといった小型バスが主力だが、近年は日野レインボーなどの中型車両でも運行されることが多い。
84号系統
経路
- 84号:九条車庫前 - 京都駅八条口 - 九条河原町 - 地下鉄十条駅前 - 近鉄上鳥羽口駅前 - 吉祥院長田町 - 西京極駅前 - 京都先端科学大学前 - 太秦天神川駅前
- 特84号:京都駅前 - 京都駅八条口 - (84号) - 太秦天神川駅前
概要
京都駅から久世橋通・葛野大路通を通って京都外大前を結ぶ路線である。路線名は久世橋線である。路線開設当時から利用者数が少なく、長期に渡り市内系統では営業係数がワーストの系統である。(市営バス全体で、2022年度のワースト1位は洛西営業所の西3号系統である)
葛野大路側の起終点が度々変更されたが、葛野大路・久世橋通経由という基本的な目的は変えられていない。
沿革
- 1981年5月:84号系統を新設する。五条が担当し、新設時の経路は、五条車庫前 - 阪急西京極(現:葛野大路花屋町) - 西京極小学校前 - 吉祥院西ノ茶屋町 - 吉祥院堂ノ後町 - 久世橋通新町 - 十条竹田街道 - 大石橋( → 八条竹田街道(現:京都駅八条口アバンティ前) → / ← 九条車庫前 ← 春日町(現:東寺道) ← )京都駅八条口である。
- 1982年9月:担当営業所の梅津への移管に伴い、五条車庫前 - 阪急西京極を、梅津車庫前(現:京都外大前) - 光華女子学園前 - 阪急西京極に変更する。
- 1983年11月:松尾橋 - 梅津車庫前を延長する。
- 1986年10月:松尾橋 - 梅津車庫前を廃止する。
- 1988年12月:久世橋通新町 - 京都駅八条口を、久世橋通新町( → 十条竹田街道 → 大石橋 → / ← 十条駅前(現:地下鉄十条駅前) ← 九条駅前 ← )京都駅八条口(再開発ビルアバンティ前)(現:京都駅八条口アバンティ前)に変更する。
- 1989年7月:四条烏丸 - 梅津車庫前(現:京都外大前)を延長し、都心部に直結する。
- 1993年6月:四条烏丸 - 京都外大前を廃止し、都心部への直通を廃止する。
- 2003年3月16日:担当営業所を梅津より横大路に変更する。
- 2004年3月:起終点を変更する。京都駅八条口アバンティ前 - 久世橋通新町を、京都駅八条口アバンティ前( → 九条駅前 → / ← )大石橋 - 九条河原町 - 河原町十条 - 十条駅前 - 久世橋通新町に変更する。
- 2007年4月:四条葛野大路 - 京都外大前を、四条葛野大路( → 庚申前 → / ← )京都外大前に変更する。
- 2008年1月:四条葛野大路( → 庚申前 → / ← )京都外大前を、四条葛野大路 - 庚申前 - 葛野大路御池(現:京都先端科学大学前) - 太秦天神川駅前に変更する。
- 2015年3月21日:西京極駅前広場の整備に伴い、西京極駅前停留所を新設する。阪急西京極(葛野大路花屋町に改称)- 光華女子学園前を、葛野大路花屋町 - 西京極駅前 - 光華女子学園前に変更し、西京極駅前広場への乗り入れを開始する。
- 2016年3月19日:河原町八条停留所を新設し、京都駅八条口アバンティ前( → 九条駅前 → / ← )大石橋 - 九条河原町を、京都駅八条口アバンティ前 - 河原町八条 - 九条河原町に変更する。京都駅八条口アバンティ前 - 東寺道 - 九条車庫前を延長する。ただし、この改正で九条車庫前が発着地となったものの、営業所の担当は引き続き横大路営業所のままで変更されなかった。
- 2017年3月18日:新設の河原町東寺道停留所に停車する。
- 2024年6月1日:昼間時間帯に京都駅前を発着する特84号系統を新設する。新設時の経路は、京都駅前 - 京都駅八条口 - 九条河原町 - 地下鉄十条駅前 - 近鉄上鳥羽口駅前 - 吉祥院長田町 - 西京極駅前 - 京都先端科学大学前 - 太秦天神川駅前である。なお、旅客案内上は84号系統として表示される[4]。
停留所およびダイヤ 平日、土曜日の朝が30分毎、平日の日中以降が45 - 50分間隔、土曜日の日中以降と休日が60分毎に運行している。久世橋東詰は復路のみ停車。
南8号系統
経路
- 南8号:横大路車庫前 - (府道横大路→) - 八丁畷 - 横大路 - 下鳥羽 - 国道下鳥羽 - 国道大手筋 - 西大手筋 - 中書島 - 桃陵団地前 - 藤ノ森 - 竹田駅東口
- 伏見港南8号:横大路車庫前 - (南8号) - 中書島 - 京阪中書島・伏見港公園
概要
終日小型バスでの運行をしている。
沿革(56号・56甲号・南4号・南6号系統を含む)
- 1963年5月:56号系統を新設する。四条営業所が担当し、新設時の経路は、四条車庫前(現:四条御前通)- 四条烏丸 - 京都駅前 - 塩小路橋 - 藤ノ森中学前(現:藤ノ森)( → 藤ノ森神社前 → 最上町 → / ← 伏見インクライン前 ← 京阪桃山駅前 ← )御香宮前 - 観月橋北詰 - 桃山南口である。
- 1964年9月:藤ノ森( → 藤ノ森神社前 → 最上町 → / ← 伏見インクライン前 ← 京阪桃山駅前 ← )御香宮前を、藤ノ森( → 伏見インクライン前 → 京阪桃山駅前 ← / ← 藤ノ森神社前 ← 最上町 ← )御香宮前に変更する。
- 1965年7月:56甲号系統を新設する。新設時の経路は、四条車庫前 -(56号系統)- 御香宮前 - 伏見桃山城である。
- 1967年12月:四条営業所の廃止により醍醐営業所に担当が移管される。
- 1970年12月:56号・56甲号系統は四条御前通 - 四条烏丸を、四条烏丸市バスセンター(現:廃止)- 四条烏丸に変更する。
- 1973年1月:56甲号系統を廃止する。
- 1974年
- 1975年
- 1976年4月:56甲号系統を新設する。新設時の経路は、醍醐車庫前 -(56号系統)- 京都駅前である。
- 1981年5月
- 56号系統は京都駅前 - 四条烏丸を廃止する。
- 56甲号系統を廃止する。
- 1988年6月
- 56号系統の龍谷大学前 - 塩小路橋 - 京都駅前を龍谷大学前 - 竹田久保町( → くいな橋駅前 → / ← 竹田出橋 ← )竹田駅東口に変更し、南6号系統に系統番号を変更する。系統番号変更時の経路は、醍醐車庫前 - 醍醐池田町 - 六地蔵 - 観月橋北詰 - 桃陵団地前 - 最上町( → 直違橋一丁目 → / ← 伏見インクライン前 ← )藤ノ森 - 深草西浦町 - 龍谷大学前 - 竹田久保町( → くいな橋駅前 → / ← 竹田出橋 ← )竹田駅東口である。
- 81号系統の一部を短縮し、南4号系統を新設する。新設時の経路は、横大路車庫前 - 中書島 - 棒鼻 - 竹田出橋 - 竹田駅東口である。
- 1988年7月:道路工事のため、南6号系統の竹田久保町( → くいな橋駅前 → / ← 竹田出橋 ← )竹田駅東口を、竹田久保町 - 竹田出橋 - 竹田駅東口に変更する。
- 1990年5月:正式に南6号系統の竹田久保町( → くいな橋駅前 → / ← 竹田出橋 ← )竹田駅東口を、竹田久保町 - 竹田出橋 - 竹田駅東口に変更する。
- 1997年10月
- 南6号系統の竹田駅東口 - 桃陵団地前間と南4号系統を統合し、南8号系統を新設する。新設時の経路は、横大路車庫前 - 桃陵団地前 - 最上町( → 直違橋一丁目 → / ← 伏見インクライン前 ← )藤ノ森 - 竹田出橋 - 竹田駅東口 - 竹田出橋 - 棒鼻 - 中書島 - 横大路車庫前である。
- 南4号系統・南6号系統を廃止する。なお、南6号系統は開設から廃止まで横大路営業所ではなく醍醐営業所が担当していた。
- 2004年3月:竹田出橋 - 棒鼻 - 中書島 - 横大路車庫前を廃止する。
- 2006年4月:横大路車庫前 - 桃陵団地前を、横大路車庫前 - 国道大手筋 - 西大手筋 - 中書島 - 京阪中書島・伏見港公園 - 桃陵団地前に変更する。
- 2024年6月:横大路車庫 - 国道大手筋を、横大路車庫前 - (府道横大路→) - 八丁畷 - 横大路 - 下鳥羽 - 国道下鳥羽 - 国道大手筋に変更する。横大路車庫 - 京阪中書島・伏見港公園の区間便を設定する。竹田駅東口発着便は京阪中書島・伏見港公園を通過に変更する[4]。
停留所およびダイヤ 桃陵団地前 - 竹田駅東口間では近鉄バス09・10番と一部重複する(桃陵団地前 - 最上町と竹田出橋 - 竹田駅東口間。最上町 - 竹田出橋は西墨染通経由)。
南6号系統
経路
- 南6号:竹田駅東口 → 深草西浦町 → 僧坊町 → JR藤森駅前 → 藤森神社 → 藤ノ森 → 竹田駅東口
概要
地下鉄竹田延伸時に旧16号系統が廃止されたが、当時はJR藤森駅が開業しておらず、伏見区深草東部地区の交通便の悪化と、沿線に病院があり高齢者の陳情が絶えなかったため、廃止から半年後に竹田駅を始発として新設された深草地区を一方循環する路線である。新設当初は、西口始発であったが、間もなく東口始発に変更された。利用者数が少ない上、大型車では添乗員が必要な狭い経路(旧16系統は廃止まで添乗員が乗車した)のため、開設当初は中型バス、現在は小型バスによる運行が行われている。2024年6月までは臨南5号系統として運行されていたが、ダイヤ改正と同時に「臨+番号」の系統番号が原則廃止され、新たに南6号系統が割り振られた[4]。
沿革
旧16号系統については、南5号系統を参照。
- 1988年12月:臨南5号系統を新設する。新設時の経路は、竹田駅西口 - 竹田出橋 - 伏見区役所深草支所前(現:青少年科学センター前)( → 聖母女学院前 → 西久宝寺町 → / ← )藤森神社前である。
- 1989年7月:竹田駅西口 - 竹田出橋を、竹田駅東口 - 竹田出橋に変更する。
- 2005年7月:弥栄自動車株式会社によるジャンボタクシーによる運行となる。
- 2006年4月:東寺町 → 教育大学前を、東寺町 → JR藤森駅前 → 教育大学前に変更する。
- 2007年4月:委託先をエムケイに変更する。あわせて、小型バスによる運行に変更される。
- 2024年6月:臨南5号系統の系統番号を南6号系統に変更する[4]。
停留所およびダイヤ
平日、土曜日の朝が30分毎、それ以外の時間帯が60分毎に運行している。
- ^ 市バス営業所の管理の受委託の受託者の選定について
- ^ a b c “【お知らせ】令和2年3月実施 市バス新ダイヤ” (PDF). 京都市交通局 (2020年2月8日). 2020年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月19日閲覧。
- ^ a b 『令和4年3月実施の市バス・地下鉄新ダイヤについて』(PDF)(プレスリリース)京都市交通局、2022年1月21日 。2022年6月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “令和6年6月実施の市バス新ダイヤ”. 京都市交通局 (2024年3月21日). 2024年5月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月4日閲覧。
- ^ “京阪淀駅 駅前広場の仮供用に伴う 市バスの乗り入れ及びダイヤ改正の実施について 〜 淀駅への市バス接続を強化。京阪電車との乗継もスムーズに。〜” (PDF). 京都市交通局. 2014年2月3日閲覧。
- ^ “市バス各系統の営業係数一覧表(平成26年度)” (PDF). 京都市交通局. 2015年11月2日閲覧。
- ^ “京都市バス時刻表:系統番号検索”. 京都市交通局 (2024年6月1日). 2024年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月9日閲覧。
- ^ ただし、書類上は旧83号系統の経路変更の形をとっている。
- ^ 四条通におけるバス交通に関する交通社会実験の実施について http://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000093259.html
- ^ 100円循環バスの停留所変更のお知らせ
- ^ a b c d 『【広報資料】平成30年3月実施の市バス新ダイヤについて~市バスの利便性向上と混雑緩和に向けて〜 より便利で、快適な市バスへ。』(PDF)(プレスリリース)京都市交通局、2018年1月26日 。2018年1月26日閲覧。
- 京都市営バス横大路営業所のページへのリンク