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こきんわかしゅう ―わかしふ 【古今和歌集】
最初の勅撰和歌集。二〇巻。905年、醍醐天皇の下命により、紀友則・紀貫之・凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)・壬生忠岑(みぶのただみね)撰。913年頃成立。歌数約一一一〇首。仮名序・真名序がつけられている。理知的・技巧的で、情趣的な「もののあわれ」を基調とする歌が多い。三代集・八代集の一。古今集。古今。
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歴史民俗用語辞典 |
文化財選集 |
古今和歌集(彩牋) (東京都)
名称
古今和歌集(彩牋)
区分
国宝
時代
平安時代
所有者
国(東京国立博物館保管)
資料一覧
解説
上下2帖冊子形の本で,平安時代書写の『古今和歌集』として唯一の完本である。上巻奥書に「元永三年(1120)七月の廿四日」と書写年代を明記し,世に「元永本古今集」と称される。料紙に美麗な彩牋を用い,書風も優れた国文学,書道史上の名作である。
古今和歌集(彩牋)
区分
国宝
時代
平安時代
所有者
国(東京国立博物館保管)
資料一覧
解説
上下2帖冊子形の本で,平安時代書写の『古今和歌集』として唯一の完本である。上巻奥書に「元永三年(1120)七月の廿四日」と書写年代を明記し,世に「元永本古今集」と称される。料紙に美麗な彩牋を用い,書風も優れた国文学,書道史上の名作である。
国指定文化財等データベース |
古今和歌集(彩牋)(元永本)
| 主名称: | 古今和歌集(彩牋)(元永本) |
| 指定番号: | 4 |
| 枝番: | 00 |
| 指定年月日: | 1951.06.09(昭和26.06.09) |
| 国宝重文区分: | 国宝 |
| 部門・種別: | 書跡・典籍 |
| ト書: | 元永三年七月廿四日奥書(上巻) |
| 員数: | 2帖 |
| 時代区分: | 平安 |
| 年代: | 1120 |
| 検索年代: | |
| 解説文: | 上下2帖冊子形の本で,平安時代書写の『古今和歌集』として唯一の完本である。上巻奥書に「元永三年(1120)七月の廿四日」と書写年代を明記し,世に「元永本古今集」と称される。料紙に美麗な彩牋を用い,書風も優れた国文学,書道史上の名作である。 |
古今和歌集〈(色紙)/(曼殊院本)〉
| 主名称: | 古今和歌集〈(色紙)/(曼殊院本)〉 |
| 指定番号: | 90 |
| 枝番: | 00 |
| 指定年月日: | 1952.03.27(昭和27.03.27) |
| 国宝重文区分: | 国宝 |
| 部門・種別: | 書跡・典籍 |
| ト書: | |
| 員数: | 1巻 |
| 時代区分: | 平安 |
| 年代: | |
| 検索年代: | |
| 解説文: | 平安時代の作品。 |
古今和歌集〈藤原定家筆/〉
| 主名称: | 古今和歌集〈藤原定家筆/〉 |
| 指定番号: | 204 |
| 枝番: | 00 |
| 指定年月日: | 1938.07.04(昭和13.07.04) |
| 国宝重文区分: | 重要文化財 |
| 部門・種別: | 書跡・典籍 |
| ト書: | 永仁二年京極為兼並ニ冷泉為相ノ奥書アリ |
| 員数: | 1帖 |
| 時代区分: | 鎌倉 |
| 年代: | |
| 検索年代: | |
| 解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
古今和歌集〈藤原定家筆/〉
| 主名称: | 古今和歌集〈藤原定家筆/〉 |
| 指定番号: | 270 |
| 枝番: | 00 |
| 指定年月日: | 1983.06.06(昭和58.06.06) |
| 国宝重文区分: | 国宝 |
| 部門・種別: | 書跡・典籍 |
| ト書: | 嘉禄二年四月九日書写奥書 |
| 員数: | 1帖 |
| 時代区分: | 鎌倉 |
| 年代: | 1226 |
| 検索年代: | |
| 解説文: | 藤原定家(一一六二~一二四一)が嘉禄二年(一二二六)に書写した『古今和歌集』(二十巻)で、中世以降の『古今集』研究に多大の影響を与えたいわゆる「嘉禄本古今集」の原本である.帖の末尾に嘉禄二年、定家六十五歳の時に書写した旨の奥書があり、その奥に定家の子為家がその子の為相にこの本を譲与した旨の奥書がある。本文中には定家自筆になる和歌の書入れ、校合注記、人名や場所等の勘物書入れ、朱点などが稠密に付されており、定家の『古今集』研究の跡を伝えている。 附の文書は、室町時代にこの『古今集』を冷泉家から借用披見された三代の天皇の礼状で、冷泉家における伝来を伝えている。 |
古今和歌集(清輔本)
| 主名称: | 古今和歌集(清輔本) |
| 指定番号: | 1604 |
| 枝番: | 00 |
| 指定年月日: | 1953.11.14(昭和28.11.14) |
| 国宝重文区分: | 重要文化財 |
| 部門・種別: | 書跡・典籍 |
| ト書: | 本奥書、永治二年中呂上旬書写 |
| 員数: | 2帖 |
| 時代区分: | 鎌倉 |
| 年代: | |
| 検索年代: | |
| 解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
古今和歌集〈巻第二、第四断簡/(亀山切十七葉)〉
| 主名称: | 古今和歌集〈巻第二、第四断簡/(亀山切十七葉)〉 |
| 指定番号: | 1850 |
| 枝番: | 00 |
| 指定年月日: | 1958.02.08(昭和33.02.08) |
| 国宝重文区分: | 重要文化財 |
| 部門・種別: | 書跡・典籍 |
| ト書: | |
| 員数: | 1帖 |
| 時代区分: | 平安 |
| 年代: | |
| 検索年代: | |
| 解説文: | 平安時代の作品。 |
古今和歌集〈上下/〉
| 主名称: | 古今和歌集〈上下/〉 |
| 指定番号: | 2466 |
| 枝番: | 00 |
| 指定年月日: | 1991.06.21(平成3.06.21) |
| 国宝重文区分: | 重要文化財 |
| 部門・種別: | 書跡・典籍 |
| ト書: | 宝治三年二月九日藤原師継書写奥書 |
| 員数: | 2帖 |
| 時代区分: | 平安 |
| 年代: | |
| 検索年代: | |
| 解説文: | 宝治三年(一二四九)に花山院(藤原)師継(一二二二-一二八一)が書写した『古今集』の古写本である。 体裁は綴葉装、紺地牡丹唐草宝尽文金襴の後補表紙を装し、鳥ノ子題簽に「古今和歌集上(下)」と墨書外題がある。本文料紙は楮紙(打紙)を用い、巻頭に仮名序を半葉九行、注は小字双行に書写し、本文は「古今和歌集巻第一」の内題以下、半葉九行に流麗な筆致に書かれ、和歌は一首一行書、詞書は約二字下げに記している。下帖本文末には半葉二枚の白紙をおいて墨滅歌が記され、ついで真名序が半葉七行に書写されている。本文は完存し、所収歌は墨滅歌一一首をあわせて一一一一首である。 文中、仮名序には俊成本との校合や異本注記、まま朱声点、拘点がみえ、本文中には勘物注記のほか、墨、朱の異本校合、朱声点、拘点が、また真名序には俊成本との校合注記をはじめ、墨仮名点、声点、返点、朱ヲコト点(紀伝点)、返点が稠密に付されている。これらにみえる俊成本との比校の跡は、「昭和切」との一致も少なくなく、その比校に用いた「俊成卿本」の原形を考える上にも注目される。 下帖末には貞応二年(一二二三)七月廿五日藤原定家本奥書についで、宝治三年二月九日皇后宮権大夫花山院師継の書写奥書があり、この本が藤原為家から為氏に相伝された定家自筆本を師継が自ら書写したことを記している。続いて師継は同じく建長元(宝治三)年四月十九日、同廿四日、同廿七日、五月四日と校合を重ね、さらに権大納言(一二五五-一二七一)の時に俊成自筆本によって校合を加え、真名序、仮名序にも注記したことを記し、自ら「一流之証本」と自負している。さらに弘安元年(一二七八)九月十六日に前大納言為氏から仮名序の伝授をうけ、定家自筆の点本によって声点や勘物を加えた次第を明らかにしている。その後、本帖は比叡山の権大僧都静範に伝領され、文保元年(一三一七)九月廿四日の静範奥書によれば、長舜法印所持本との比校に加え、同本の奥書、六歌仙に関する勘物を書き加えている。 本帖の筆者花山院師継は、右大臣忠経の四男で参議、皇后宮権大夫、権大納言等を経て内大臣正二位に至っている。歌人としても知られ『続後撰集』以下の勅撰集に三四首が収められている。本帖は、貞応本系統の『古今集』の最古写本であり、花山院師継が自ら書写し、くり返し校合を加えた本として、二条家相伝本の古体を伝えて価値が高い。 |
重要文化財のほかの用語一覧
| 書跡・典籍: | 古今和歌集 古今和歌集 古今和歌集 古今和歌集 古今和歌集巻第一、二残闕 古今和歌集巻第一巻首 古今和歌集巻第九断簡 |
古典文学作品名辞典 |
古今和歌集
古今和歌集
ウィキペディア |
古今和歌集
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/04 10:22 UTC 版)
『古今和歌集』(こきんわかしゅう)とは、平安時代初期に撰ばれた最初の勅撰和歌集のこと。[1]略称を『古今集』ともいう。
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- ^ 『栄花物語』「月の宴」の巻には、天平勝宝5年(572年)に孝謙天皇が橘諸兄ほかに命じて『万葉集』を撰ばせたとの記述があり、これに従えば勅撰和歌集の一番初めは『万葉集』ということになる。しかし現在では『万葉集』の成立は大伴家持が関わるところ大であるとされており、この『栄花物語』の記述はほとんど省みられていない。ゆえに勅撰和歌集の最初は『古今和歌集』であるとされている。
- ^ 「真名」とは漢字のことで、すなわち漢文で書かれた序文のこと。この真名序は『本朝文粋』にも収録されている。
- ^ この日付は仮名序にある日付で、真名序では延喜5年4月15日となっている。
- ^ 『古今集の世界 伝授と教授』横井金男・新井栄蔵編(1986年、世界思想社)第九章「歌学カリキュラムとしての古今伝授」より。
- ^ “古今和歌集、漢字入り最古の完全写本 甲南女子、重文に申請検討”. 産経新聞. (2010年10月21日 09:47 (JST)) 2010年11月14日閲覧。
- ^ 『古今和歌集』については古くは貫之自筆の本というものが三つ伝わっていたが、そのうち醍醐天皇に奏覧した本には仮名序も真名序もなく、皇后藤原穏子に奉った本と貫之が自宅に留めておいた本には仮名序はあったが真名序は付いていなかったという。『古筆学断章』小松茂美著(1986年、講談社)423頁以降参照。
- ^ 小松英雄『古典和歌解読 和歌表現はどのように深化したか』笠間書院、2000年。
- ^ 「『万葉集』の歌と『古今集』の歌との相違について」(『日本精神史研究』)より。
- ^ 『古今集に就いて』(『萩原朔太郎全集[補訂版]』第7巻 1987年、筑摩書房)より。
[続きの解説]
「古今和歌集」の続きの解説一覧
- 1 古今和歌集とは
- 2 古今和歌集の概要
- 3 最古の写本とその復元
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