モダニズムとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 社会 > 社会一般 > 傾向 > モダニズムの意味・解説 

モダニズム【modernism】


モダニズム

読み】:モダニズム
【英】:MODERNISM

近代主義の意味20世紀アヴァン・ギャルド前衛芸術)の諸運動、諸様式ひとまとめにして表現しようとする態度表現方法。「新しがり」というほどの軽い意味の場合もあり、また、概して否定的なニュアンスをこめて用いられることも多い。

モダニズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 22:04 UTC 版)

モダニズム英語: modernism)とは、


  1. ^ Modernist Architecture:30 Examples
  2. ^ Bush, Ronald. "T. S. Eliot's Life and Career", in John A Garraty and Mark C. Carnes (eds), American National Biography. New York: Oxford University Press, 1999, via [1] Archived 17 April 2022 at the Wayback Machine.
  3. ^ Christopher Want, "Minimalism" in Grove Art Online. Oxford University Press, 2009.
  4. ^ Minimalism”. Encyclopædia Britannica. 2019年6月8日閲覧。
  5. ^ a b c Hal Foster, The Return of the Real: The Avant-garde at the End of the Century, MIT Press, 1996, pp. 44–53. ISBN 0-262-56107-7
  6. ^ Peter Kalliney, "Modernism, African Literature, and the Cold War". Modern Language Quarterly (2015) 76 (3): 333–368.
  7. ^ Peter Kalliney, "Modernism, African Literature, and the Cold War".
  8. ^ Modanizumu: Modernist Fiction from Japan, 1913–1938. Edited by William J. Tyler. University of Hawai'i Press, 2008, [2].
  9. ^ Draft confirmed as Kawabata novel”. The Japan Times (2012年7月15日). 2014年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月8日閲覧。
  10. ^ (cited in Plan 2/1982, Amsterdam)


「モダニズム」の続きの解説一覧

モダニズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 04:38 UTC 版)

抒情詩」の記事における「モダニズム」の解説

抒情詩優位に異議唱えたのは、エズラ・パウンドT・S・エリオットH・D(H.D.)、ウィリアム・カーロス・ウィリアムズWilliam Carlos Williams)らアメリカ合衆国実験的なモダニストたちだった。彼/彼女らは、複雑な思考よりむしろ快く聞こえ言葉頼りすぎだと感じ19世紀英語詩抒情詩形式拒絶した。しかし、ウォレス・スティーヴンス(Wallace Stevens)やハート・クレインHart Crane)はモダニストありながらポストロマン主義抒情詩伝統の中で詩作した。 20世紀初期抒情詩擁護者たちは、抒情詩人間活動機械化標準化商品化対す戦い味方として抒情詩見ていた。ギヨーム・アポリネールの詩は、機械化抒情詩レパートリーになりうるという選言的見解表した

※この「モダニズム」の解説は、「抒情詩」の解説の一部です。
「モダニズム」を含む「抒情詩」の記事については、「抒情詩」の概要を参照ください。


モダニズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 15:10 UTC 版)

ベリャーエフ・サークル」の記事における「モダニズム」の解説

マースベリャーエフ・サークル形成した作曲家たちが、しばしばストラヴィンスキーセルゲイ・プロコフィエフといったロシア現代作曲家たちへの「重要な接点、そして道を切り拓く存在」とされてきたと記している。彼が強調するのは、実はこれがモダニズムが段階的推移結果であると看做す誤った仮説であるということである。実際にロシア現代的音楽ベリャーエフ・サークルからの飛躍は、多くの人が主張してきたよりも遥かに急激なものであったマース唱えている。リムスリー=コルサコフによるオクタトニック・スケールの広範な使用や他の和声的試みは「現代主義革命心を傾ける者には金脈であった」とマースは記す。「しかしながら刷新しようとする力はいまだベリャーエフ美学刻印され常套節、お決まりの型に縛られていたのである。」

※この「モダニズム」の解説は、「ベリャーエフ・サークル」の解説の一部です。
「モダニズム」を含む「ベリャーエフ・サークル」の記事については、「ベリャーエフ・サークル」の概要を参照ください。


モダニズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 17:17 UTC 版)

彫刻」の記事における「モダニズム」の解説

モダニズムの彫刻運動には、キュービズム幾何学的抽象化デ・ステイルシュプレマティスムロシア構成主義ダダイズムシュルレアリスム未来派フォーマリズム抽象表現主義ポップアートミニマリズムランドアートインスタレーション芸術などがある。 20世紀初頭、パブロ・ピカソ異な物体素材組み合わせて1つ構成され彫刻作り始めたことで、彫刻芸術革命起こした。これは二次元芸術でいうコラージュ同等彫刻にあたる。シュルレアリスム出現は、クーラージュを含むある種の「非自発的彫刻」など、以前存在しなかったものを「彫刻」と説明することもあった。後年ピカソ多作陶芸家になり、世界じゅうの歴史的な陶器興味を持つようになり、ジョージ・E・オアその後ピーター・ヴォーコス、ケネス・プライス、ロバート・アーネソンなど共に陶芸復活もたらしたマルセル・デュシャン1917年『泉』などの作品初めて「レディ・メイド」こと「ファウンド・オブジェ」を使うようになった同様に20世紀初コンスタンティン・ブランクーシ作品後世抽象彫刻への道を開いたロダン19世紀後半の彼と同時代の人達による自然主義反旗を翻して、ブランクーシは『空間シリーズ(1924年)の上品に洗練された形で示したように、主題自分達の本質にまで昇華させた。ブランクーシ影響は、削減抽象化という彼の語彙と共に1930年代と1940年代通して見られた。その影響は、ガストン・ラシェーズ、ジェイコブ・エプスタイン、ヘンリー・ムーアアルベルト・ジャコメッティジョアン・ミロフリオ・ゴンサレス、パブロ・セラーノ、ジャック・リプシッツなどの芸術家見られる。そして1940年代までに抽象彫刻は、アレクサンダー・カルダー、レン・ライ、ジャン・ティンゲリーフレデリック・キースラーキネティック・アート先駆者)に影響及ぼして拡張されていった。 モダニズムの彫刻家は、二度の世界大戦対す戦争記念施設要求から生じた公共芸術巨大なブーム大部分逃したが、1950年代から公共委託機関がモダニズム彫刻快く受け入れるようになり、抽象彫刻具象彫刻どちらでも大型公共委託一般的になった。ピカソは、巨大な15mの公共彫刻1967年いわゆるシカゴ・ピカソ)のマケット製作を委託された。彼のデザイン不明瞭若干物議を醸し、その像が何を表すのかは明らかではない。、馬、女性または完全に抽象的な形状可能性がある。 1950年代後半から1960年代にかけて、抽象彫刻家は幅広い新素材その作品創造するための異なるアプローチ試み始めたシュルレアリスム図像擬人化させた抽象化新素材新たなエネルギー源と、様々な表面物体組み合わせ多く新しいモダニズム彫刻特徴となったランドスケープ設計者建築家ランドスケープ建築家共同プロジェクト屋外地点と(彫刻の)コンテキスト統合拡張したイサム・ノグチデイビッド・スミスアレクサンダー・カルダージャン・ティンゲリー、リチャード・リッポルド、ジョージ・リッキー、ルイーズ・ブルジョワルイーズ・ネヴェルソンなどの芸術家現代彫刻見た目特徴づけるようになった1960年代までに、抽象表現主義幾何学的抽象化ミニマリズム(これは彫刻を最も本質的かつ基本的な特徴にまでそぎ落とす)が一世を風靡した。この時代には、デイビッド・スミスのCUBI 作品群、アンソニー・カロの溶接作品、ほか多種多様な彫刻家による溶接彫刻、ジョン・チェンバレンの大型作品、マーク・ディ・スヴェロによる環境インスタレーション規模作品などがある。その他のミニマリストには、トニー・スミスドナルド・ジャッドロバート・モリス、アン・トゥルイット、ジャコモ・ベネヴェッリ、アルナルド・ポモドーロ、リチャード・セラダン・フレイヴィンカール・アンドレ、ジョン・セイファーなどがいる。 1960年代から1970年代にかけて様式化された形のモダニズム芸術家によるフィギュラティブな彫刻は、レナード・バスキン、アーネスト・トローバ、ジョージ・シーガル、マリソル・エスコバル、ポール・テック、ロバート・グラハムなどの芸術家によって古典繋がりある様式で製作されフェルナンド・ボテロ自分絵画の「実物より大きな人物像」をモニュメント彫刻取り入れたアメデオ・モディリアーニ作『女性頭部像』1911-12年。メトロポリタン美術館 コンスタンティン・ブランクーシ作『Portrait of Mademoiselle Pogany』1912年翌年アーモリー・ショー展示された。フィラデルフィア美術館。 オットー・グットフロイント作『チェリスト』1912-13年 マルセル・デュシャン作『泉』1917年 ジェイコブ・エプスタイン作『Day and Night1928年ロンドン地下鉄本社のために製作され彫刻 ケーテ・コルヴィッツ作『The Grieving Parents悲嘆に暮れる両親)』1932年。(息子ピーター向けた第一次世界大戦追悼碑、フラトスロ ドイツ戦争墓地 ジャック・リプシッツ作『ミューズ生誕』1944-1950年 バーバラ・ヘップワース作『Monolith-Empyrean』1953年 ジョン・チェンバレン作『S』1959年ワシントンD.C.ハーシュホーン博物館と彫刻の庭 ヘンリー・ムーア作『衣装まとって横たわる三つ分かれた人体(Three Piece Reclining figure),No.11961年英国ヨークシャー パブロ・ピカソ作『シカゴ・ピカソ1967年イリノイ州シカゴ ジョージ・リッキー作『Four Squares in Geviert』1969年。ドイツベルリン美術館#ベルリン美術館を構成する各部門ナショナルギャラリーテラス。彼はキネティック彫刻家と見なされている アレクサンダー・カルダー作『Crinkly avec disc rouge1973年シュトゥットガルト宮殿広場(Schlossplatz) ルイーズ・ネヴェルソン作『大気環境 XII』1970-1973年。フィラデルフィア美術館 アンソニー・カロ作『Black Cover Flat1974年鋼鉄テルアビブ美術館 ジョアン・ミロ作『Dona i Ocell(女性)』1982年スペインバルセロナ ルイーズ・ブルジョワ作『Maman1999年ビルバオ・グッゲンハイム美術館屋外

※この「モダニズム」の解説は、「彫刻」の解説の一部です。
「モダニズム」を含む「彫刻」の記事については、「彫刻」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「モダニズム」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

モダニズム

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 07:11 UTC 版)

語源

英語 modernism

名詞

モダニズム

  1. 新しい感覚流行好む傾向
  2. 芸術分野20世紀初頭起こった伝統主義否定現代的感覚での表現追求する傾向

類義語

関連語


「モダニズム」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



モダニズムと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「モダニズム」の関連用語

モダニズムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



モダニズムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
徳島県立近代美術館徳島県立近代美術館
Copyright:徳島県立近代美術館.2024
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのモダニズム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの抒情詩 (改訂履歴)、ベリャーエフ・サークル (改訂履歴)、彫刻 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのモダニズム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS