プロヴィデンスガンダム
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プロヴィデンスガンダム (PROVIDENCE GUNDAM) は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場する、モビルスーツ (MS) に分類される架空の有人式人型ロボット兵器のひとつ。スペースコロニー国家「プラント」の軍事組織「ザフト」が開発した試作機でもあり、兄弟機の「フリーダムガンダム」や「ジャスティスガンダム」と同じく核エンジン搭載の高性能機という設定。円盤状の大型バックパックが特徴で、宇宙世紀系作品に登場する「ファンネル」に似た、遠隔操作式ビーム砲「ドラグーン」を多数装備している。メディアや関連商品では「プロヴィデンスガンダム」と公称されるが、『機動戦士ガンダムSEED』作中の設定においては、同作の他のガンダムタイプ同様に「プロヴィデンス」と呼称される。
注釈
- ^ 資料によってこの機体とリジェネレイトの完成はアラスカ攻防戦と同時期としているため[7]、ロールアウトはCE71年5月5日頃ということになる。
- ^ ドラグーンシステムが本体設計後の後付けとする設定は2004年発売の『HG 1/144 プロヴィデンスガンダム』の説明書を初出としている。その後、2004年発売のゲームソフト『機動戦士ガンダムSEED 終わらない明日へ』収録のMSV編OPでは、冒頭において背部にビームサーベルを4本装備したプロヴィデンスの姿がみられた。
- ^ アニメーション作中において大気圏内での戦闘場面はないが、一部ゲームではフリーダムやジャスティス同様に大気圏内飛行能力を有している。
- ^ 「9」を現すジャスティスや「10」を現すフリーダムとは異なり、プロヴィデンスは型式番号とは一致しない数字となる
- ^ ジンに装備されたバルルス改特化重粒子砲と同威力とした資料も見られる[15]。
- ^ HDリマスターFINAL-PHASEでこれによってミーティアからのミサイルを切り払っている。
- ^ 作中ではHDリマスターPHASE-47にてこの装備を取り外した姿が確認できるが、その直後のカットでは再び装着している。
- ^ 同装備を「ファンネル」と記述した資料も存在した[16]。
- ^ 実際に使用できるのは襟部2門のみ。
- ^ アストレイ ミラージュフレームは対応していない。
- ^ 右肩のプラットフォームもドラグーンとしての使用が可能であるため、実質的には13基。
- ^ 先に発表された「EXTRA BATTLEアストレイノワール」ではプロヴィデンスであったとされている。
- ^ 額にはイタリア語で66を指す「SESSANTASEI」(セッサンタセーイ)の文字がある。
- ^ この呼称は森田繁による『DESTINY MSV』ジオラマストーリーによるもの[24]
- ^ 第二世代ドラグーン・システムにおいては機械的な動作補助による簡易化が可能となっているが、その際の動作性能は第一世代ドラグーンに劣る結果となった[25]。一方, ドラグーンは後世に入るほど、精度と性能が向上したという資料も存在する。[26]。
- ^ 劇中では未使用だったが、ゲーム『Gジェネレーション ウォーズ』ではこの砲撃姿勢を見ることができる。
出典
- ^ 下村敬治(サンライズ)『機動戦士ガンダムSEED RGB ILUSTRATIONS』角川書店、2004年8月、61頁。ISBN 4-04-853763-6。
- ^ a b 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年11月15日初版発行、2頁。(ISBN 978-4-7580-1126-6)
- ^ a b 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダムSEED 下巻』メディアワークス、2004年11月15日初版発行、60-61頁。(ISBN 4-8402-2867-1)
- ^ a b c d e f g h i j k l 『機動戦士ガンダムSEED MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年7月1日初版発行、55-59頁。(ISBN 978-4-7580-1108-2)
- ^ ROBOT魂 〈SIDE MS〉 プロヴィデンスガンダム商品裏面、製品説明 2016年1月
- ^ 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダムSEED外伝2』メディアワークス、2008年4月15日初版発行、77頁。(ISBN 978-4-8402-4202-8)
- ^ 『電撃データコレクション 機動戦士ガンダムSEED外伝』メディアワークス、2007年8月15日初版発行、80頁。(ISBN 978-4-8402-3907-3)
- ^ a b c d 『機動戦士ガンダムSEED メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月28日初版発行、130-131頁。(ISBN 978-4-575-46469-6)
- ^ a b c d e f 『1/144 HG プロヴィデンスガンダム』バンダイ、2004年3月発売、取扱説明書。
- ^ 『グレートメカニック11』双葉社、2003年12月、8-15頁。ISBN 978-4575464191
- ^ a b c d 『機動戦士ガンダムSEED オフィシャルファイル メカ編vol.4』講談社、2003年11月27日初版発行、8-9頁。(ISBN 4-06-334808-3)
- ^ 『機動戦士ガンダムSEED オフィシャルファイル メカ編vol.4』講談社、2003年11月27日初版発行、11頁。(ISBN 4-06-334808-3)
- ^ 『機動戦士ガンダムSEEDモデルVol.3 SEED MSV編』ホビージャパン、2004年5月31日初版発行、10-11頁。(ISBN 4-89425-336-4)
- ^ 『1/144HGドレッドノートガンダム』バンダイ、2004年10月発売、付属解説書。
- ^ 『テレビマガジン特別編集エクストラ 機動戦士ガンダムSEED&SEED DESTINY MOBILE SUIT FILE』 講談社、2005年5月、34-35頁。ISBN 4-06-179152-4。
- ^ 『電撃ホビーマガジン』2003年11月号、メディアワークス、44頁。
- ^ “【インタビュー】「METAL BUILD プロヴィデンスガンダム」企画者インタビュー”. HOBBY Watch (インプレス). (2023年9月13日) 2023年9月14日閲覧。
- ^ “METAL BUILD プロヴィデンスガンダム”. PREMIUM BANDAI. BANDAI SPIRITS. 2024年1月27日閲覧。
- ^ a b c d e 『1/100 ニクスプロヴィデンスガンダム』バンダイ、2009年9月発売、取扱説明書。
- ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINYモデル VOL.2 DESTINY MSV編』ホビージャパン、2006年3月31日初版発行、150頁。(ISBN 4-89425-415-8)
- ^ 千葉智宏『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY 下巻 絆を求める者』メディアワークス、2006年8月15日初版発行、174頁。(ISBN 978-4840234986)
- ^ a b c d e f g h 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年11月15日初版発行、44-47頁。(ISBN 978-4-7580-1126-6)
- ^ a b 『1/100 レジェンドガンダム』バンダイ、2006年6月発売、組立説明書。
- ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINYモデル VOL.2 DESTINY MSV編』ホビージャパン、2006年3月31日初版発行、199頁。(ISBN 4-89425-415-8)
- ^ 千葉智宏『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY B 下巻』メディアワークス、2014年6月、192頁。(ISBN 978-4048667609)
- ^ 『モビルスーツ全集(15) ザフトのガンダムBOOK』 双葉社 115頁 2019年9月(ISBN 978-4575465303)
- ^ DESTINY HD REMASTER BD BOX3 ブックレット 17頁 2013年11月18日
- ^ PERFECT ARCHIVE SERIES 5 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 2006 (ISBN 4-8124-2687-1) 33頁
- ^ 『1/100 インフィニットジャスティスガンダム』バンダイ、2006年5月発売、組立説明書。
- ^ a b 『機動戦士ガンダムSEED DESTINYモデル VOL.2 DESTINY MSV編』ホビージャパン、2006年3月31日初版発行、127頁。(ISBN 4-89425-415-8)
- ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年11月15日初版発行、46頁。(ISBN 978-4-7580-1126-6)
- 1 プロヴィデンスガンダムとは
- 2 プロヴィデンスガンダムの概要
- 3 レジェンドガンダム
- 4 脚注
プロヴィデンスガンダム
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「SDガンダムフルカラー劇場」の記事における「プロヴィデンスガンダム」の解説
ゲイツがバージョンアップした姿。初登場時は正月だったため、皆に飾り付けられ、熊手の格好をさせられた。挙句の果てにはインフィニットジャスティスが彼の氷像を作った際に作った本人も名前を覚えていない等、原作アニメのラスボスとは思えないひどい扱いを受けた。
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プロヴィデンスガンダム
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「機動戦士ガンダムALIVE」の記事における「プロヴィデンスガンダム」の解説
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