ジャスティスガンダムとは?

ジャスティスガンダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/12 00:49 UTC 版)

ジャスティスガンダム(JUSTICE GUNDAM)は、テレビアニメ機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場する、モビルスーツ(MS)に分類される架空の有人式人型ロボット兵器の一つであり、番組後半から登場する新主役機である[1]。「プラント」の軍事組織「ザフト」の試作機で、兄弟機である「フリーダムガンダム」「プロヴィデンスガンダム」と同じ核エンジン搭載の高性能機という設定。赤基調のカラーリングとトサカ状の頭部センサー、背部に装備された大型バックパックが特徴。バックパックは分離しての遠隔操作が可能で、ジャスティス本体を上部に載せることもできる。劇中では主人公の一人「アスラン・ザラ」が「イージスガンダム」に次いで搭乗し、主人公「キラ・ヤマト」やその仲間たちと共同戦線を張る。プロダクションコードはJUSTICE[2]、型式番号はZGMF-X09A(ゼット・ジー・エム・エフ・エックス・オー・ナイン・エー)と設定されており、これと併せてZGMF-X09A ジャスティスガンダムと呼ばれる[3]




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  1. ^ このバクロニムは、設定上では「モビルスーツ兵器システムの名称であり、『OS』という解釈は、その一部を表すものでしかない」とされている[4]
  2. ^ 形式番号の末尾は eXperiment Atomic を略したもので「試作機 核動力搭載型」を意味する[7]
  3. ^ 頭部のメインカメラ外周カバー(上部外側)にはイタリア数字で9を指す単語と共に「X-09A NOVE」の文字が彫ってある。
  4. ^ a b 本機プラモデルシリーズ組立説明書による塗装色ガイドから、最新(1/144 RG、1/100 MG)のものを要約。
  5. ^ フェイズシフトのカラーリングはピンク・レッド(ホワイト)・ダークブルー系[注 4]を基調としたトリコロール
  6. ^ 「ニュートロンジャマーキャンセラーを搭載(内蔵)した」などの前置きがされたうえで、「原子炉」、「核動力炉」、「核機関」、「核動力」、「動力炉」、「核融合炉」などの表記もある。一方、本編でラウ・ル・クルーゼが見ていたディスク上では「NUCLEAR REACTOR FUSELAGE UNIT (E-Battery NUCLEAR-Re)」「NEUTRON JAMMRE CANCELER SYSTEM」などと表記されている。
  7. ^ このステータスはアニメーション作中で登場した「SPECIFICATION」の表示画面より[9]。ただし、作中での表記はCapacity(容量)。同じ数値がデアゴスティーニ・ジャパンの『週刊ガンダム・ファクトファイル 第99号』フリーダム記事上に「ジェネレーター出力 8,826kW」として表記されているが、第133号の本機記事では数値欄が「不明」になっている。
  8. ^ a b 「ガンダムMS動画図鑑 『第227回 フリーダムガンダム』 『第264回 ジャスティスガンダム』」 。初出は 『パーフェクト・アーカイブ・シリーズ3 機動戦士ガンダムSEED』 竹書房、29・35頁のフリーダム・ジャスティス項(2006年4月6日発行)。それ以前(以外)は 「シールド」 「ビームコーティングシールド」 「対ビームシールド」 などの表記が大半である(ジャスティスの#武装も参照のこと)。
  9. ^ 外見はG兵器の特徴部分を反映しており、中でも頭部にX303イージスの面影が強く見られるが、胴体や脚部のフォルムはザフト在来MSのシグーを連想させる意匠となっている[12]
  10. ^ ただし、弾薬推進剤酸素などには限りが有るため完全なスタンドアローンではない[14]
  11. ^ 安定稼働と制御を実現するため専用のモビルスーツ・ネオ・オペレーション・システム「G.U.N.D.A.M Complex」が実装されている。また、他のZGMF-Xシリーズにもあったのかは不明ながら、自爆装置も備えられていた。
  12. ^ コックピット内部は機体の動きと連動する全周囲モニターの回転型を採用し、コンソールにはマルチロックオン対応の球体型立体表示パネルが搭載され、機体のポテンシャルを最大限に発揮できるよう工夫されている。搭乗口は人体でいう鎖骨同士の中心点付近にあり、シート自体が昇降して乗り降りする方式になっている[10]
  13. ^ 資料によって「ッセル[12]」と「ッセル[2]」の二通りの表記が存在する。Passerとはラテン語で「スズメ」の意であるが、本装備の公式の綴りはBasselとなる[15]
  14. ^ 最長時のイメージについては、前29頁以外にも多くのメディアで確認出来るチーフメカ作監・重田智によるジャスティスのコンセプトイラスト(忍刀のように逆手で構える姿)によく表れている。
  15. ^ 劇中に登場する以前に発表されたメディアではナイトジャスティスガンダムとされていた[20][21]ものが、現行の名に変更された。劇中ではフルネームではなく、ほぼ一貫して勢力を問わずに単に「ジャスティス」と呼ばれた。
  16. ^ 額にはイタリア数字で19を指す単語と共に「X-19A DICIANNOVE」(第3期OP上のカットではイタリア語で「正義」と「改変」を意味する「Giustizia Modifica」)の文字が彫ってある。
  17. ^ VPS装甲起動時のカラーリングはピンク・レッド(ホワイト)・ダークグレー系を基調としたトリコロールに、グリーン系が差し色で加えられた[注 4]
  18. ^ 当初模型などで公開された設定では「詳細には判明しておらず、一説によればラクス・クラインを筆頭とする旧クライン派が先代ジャスティスの基本設計にセカンドステージシリーズのデータを組み込んで製造した機体で、おそらくはアスランの専用機として開発が行われていたと思われる」というものであった。しかし、後に発売されたMGプラモデルにおいて「ザフトでの基本設計をクライン派がひそかに奪取し、さらなる改良を加えた機体である」と設定された。
  19. ^ 放送当時は「新型エンジン」と解説されるのみで、2006年6月2日に発売されたガイドブック[25]のQ&Aで森田繁から(デスティニーなどと同じ)核エンジンとデュートリオンビーム送電システムとのハイブリッドである「ハイパーデュートリオンです」と明言されるまで、あえて触れられていない事が多かった。核エンジン側については、COSMIC REGIONでの「新型核動力エンジン(ULTRACOMPACT LASER NUCLEAR FUSION REACTOR)[26]」、『週刊ガンダム・ファクトファイル 第139号』での「ウルトラ・コンパクト・ニュークリア・リアクター(超小型核原子炉)」などの表記もあり、ファクトファイルでは先代ジャスティスからの改良点として挙げられている。このうち、「ウルトラ・コンパクト・ニュークリア・リアクター」の設定は「パーフェクトグレード ストライクフリーダムガンダム」発売の折にハイパーデュートリオンと併設されるエンジンとして改訂されている。
  20. ^ a b 竹書房の 『パーフェクト・アーカイブ・シリーズ5』 では 「MMI-M19L 14mm2連装近接防御機関砲」 が頭部、「MMI-GAU26 17.5mmCIWS」 が胸部に搭載された機関砲であると記載されている。対して講談社の 『オフィシャルファイル メカ04』 では胸部に搭載された機関砲が 「MMI-M19L 14mm2連装近接防御機関砲」 であり、頭部に搭載された機関砲は 「MMI-GAU26 17.5mmCIWS」 となっている。
  1. ^ 『グレートメカニック⑧』 双葉社2003年3月、62~63頁。ISBN 978-4575464122
  2. ^ a b 『機動戦士ガンダムSEEDモデルVOL.4 紅の炎編』ホビージャパン、2004年9月、22頁。(ISBN 4-89425-347-X)
  3. ^ 『1/100SCALE ガンダムSEED ジャスティスガンダム』 バンダイ2003年8月、取扱説明書。
  4. ^ 『KCデラックス-1770機動戦士ガンダムSEED OFIFICIAL FILE メカ編Vol.3』 講談社2003年9月、28~29。ISBN 4-06-334770-2
  5. ^ a b c d e f g h i j k l 『機動戦士ガンダムSEED オフィシャルファイル メカ編 Vol.3』講談社、2003年9月9日第一版発行、6-7頁。(ISBN 978-4-06-334770-8)
  6. ^ ROBOT魂<SIDE MS> フリーダムガンダム 特製マーキングシール&ブックレット』 バンダイ2015年
  7. ^ 『パーフェクトアーカイブス 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』竹書房、2006年5月、171頁。(ISBN 978-4812426876)
  8. ^ a b 機動戦士ガンダムSEED MSV開発系譜図[ZAFT編]」 GUNDAM SEED WEB
  9. ^ a b アニメ本編「PHASE-42 ラクス出撃(リマスター版40)」、「PHASE-46 たましいの場所(リマスター版44)」、 「PHASE-47 悪夢は再び(リマスター版45)」参照。
  10. ^ a b c d 『機動戦士ガンダムSEED メカニック&ワールド』双葉社、2012年11月28日初版発行、118-121頁。(ISBN 978-4-575-46469-6)
  11. ^ a b c 『1/100 MG フリーダムガンダム』バンダイ、2004年7月、組立説明書。
  12. ^ a b c d e f 『機動戦士ガンダムSEED MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年7月1日初版発行、38-45頁。(ISBN 978-4-7580-1108-2)
  13. ^ 『1/100 フリーダムガンダム』バンダイ、2003年7月発売、組立説明書。
  14. ^ 『データコレクション18 機動戦士ガンダムSEED 下巻』メディアワークス、2004年11月15日初版発行、22-23頁、および72-73頁。(ISBN 9784840228671)
  15. ^ a b c d e 『1/100 MG ジャスティスガンダム』バンダイ、2017年6月発売、組立説明書
  16. ^ 『機動戦士ガンダムSEEDモデル VOL.3 SEED MSV編』、ホビージャパン、2004年5月31日初版発行、93頁。(ISBN 4-89425-336-4)
  17. ^ 『1/144 HG ジャスティスガンダム』バンダイ、2003年5月発売、組立説明書。
  18. ^ a b c d e f g h i j 『1/100 MG インフィニットジャスティスガンダム』 バンダイ、2008年10月発売、組立説明書。
  19. ^ 下村敬治(サンライズ)『機動戦士ガンダムSEED RGB ILUSTRATIONS』角川書店、2004年7月、59頁。(ISBN 978-4048537636)
  20. ^ 『電撃ホビーマガジン』2005年6月号、メディアワークス、6-7頁。
  21. ^ MECHANICS OTHERS」 GUNDAM SEED DESTINY、2005年4月29日のキャッシュ。
  22. ^ a b c d 『公式ガイドブック3 機動戦士ガンダムSEED DESTINY -誓いの宇宙-』角川書店、2005年12月。(ISBN 978-4048539272)
  23. ^ a b c 久織ちまき 『SEED DESTINY THE EDGE 』第5巻、角川書店、2006年10月。 (ISBN 978-4047138681)
  24. ^ 『HG 1/144 インフィニットジャスティスガンダム』バンダイ、2005年8月発売、組立説明書。
  25. ^ a b 『パーフェクトアーカイブス 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』竹書房、2006年5月、168-170頁。 (ISBN 978-4812426876)
  26. ^ 『コズミックリージョン #7005 インフィニットジャスティスガンダム』バンダイ 2006年6月発売 商品パッケージ。
  27. ^ a b c d 『1/100 インフィニットジャスティスガンダム』バンダイ、2006年5月、組立説明書。
  28. ^ a b c d e f g 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年11月15日初版発行、67-71頁。(ISBN 978-4-7580-1126-6)
  29. ^ アスランの勇姿が甦る! MGインフィニットジャスティスついに完成!!」 GUNDAM.INFO、2008年10月1日
  30. ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY OFFICIAL FILE メカ04』講談社、2005年11月。(ISBN 978-4-06-367159-9)
  31. ^ 後藤リウ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY 5 選ばれた未来』角川スニーカー文庫、2006年4月1日初版発行、347-350頁。(ISBN 9784044291129)


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