ことがら

実用日本語表現辞典

事柄

読み方：ことがら

事柄とは、特定の状況や出来事を指す言葉である。これは、具体的な物事や抽象的な概念、人間の行動や思考、自然現象など、広範にわたる内容を含む。事柄は、その性質や特徴、起こった状況や結果によって区別され、それぞれが個別の意味を持つ。 事柄は、日常生活や学問、ビジネスなど、様々な場面で用いられる。例えば、日常生活では「話題の事柄」、学問では「研究の事柄」、ビジネスでは「議論の事柄」などとして使われる。また、ネット上では「トレンドの事柄」や「注目の事柄」などとして、特定の話題や現象を指す表現としても使われる。

（2023年8月22日更新）

デジタル大辞泉

こと‐がら【事柄】

読み方：ことがら

１ 物事の内容・ようす。また、物事そのもの。「調べた—を発表する」「新企画に関する極秘の—」「重大な—」

２ 《「こつがら（骨柄）」の音変化という》人物のありさま。体格。品格。

「つらだましひ、—、いづれも劣らず」〈平家・九〉

こと‐がら【言柄】

読み方：ことがら

歌などの、言葉の品位や趣。

「今の世の人の詠みぬべき—とは見えず」〈徒然・一四〉

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ことがら

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 00:46 UTC 版)

名詞:事柄

ことがら 【事柄】

1. 物事の様子。物事の内容。
   • 子供のやることには必ず裏側に悲しい意味があるので、決して表面の事柄だけで判断してはいけないものだ。（坂口安吾『風と光と二十の私と』）

関連語

• 類義語: 一事, 一件, 一端, 万事, 万端, 万般, 事実, 事情, 事態, 事物, 事項, 次第, 諸般

翻訳

• 英語: matter ^(en); affair ^(en); thing ^(en); circumstance ^(en)

名詞:言柄

ことがら 【言柄】

1. 言葉の品位。

Weblio日本語例文用例辞書

「ことがら」の例文・使い方・用例・文例

• これに対して霊的なことがらに関する熱心な会話は、霊的な進歩に大いなる助けとなります。
• 予知能力とは霊力を使って、未来に起こることがらについて知ること。
• 時の副詞節(ここではwhen)は、未来のことがらを現在時制で表します。
• 人間社会のことがらにおいて、恐怖ではなく希望が創造の原理となる。
• そのことがらはほんの偶然にすぎない。
• 表面には現われない内部のことがら
• 最も得意であることがら
• 和歌に関することがらを研究する学問
• ことがらの要点をしるしたもの
• 悪い行為や精神を改めるのに役に立つことがら
• 戦争や軍隊や軍備に関することがら
• あることがらを前後に分けたときのあとの半分
• むずかしいことがら
• 個人的なことがら
• 実際に起こる現実のことがら
• 詩歌などによみこむことが要求されることがら
• たびたび言うことがら
• 条件なしにあることがらを主張するさま
• 不吉なことがら
• 学問や芸術に関することがら