アレック・ボールドウィン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 08:29 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動アレック・ボールドウィン Alec Baldwin | |||||||||||||||||||||
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![]() 2016年 | |||||||||||||||||||||
本名 | Alexander Rae Baldwin III | ||||||||||||||||||||
生年月日 | 1958年4月3日(64歳) | ||||||||||||||||||||
出生地 |
![]() ニューヨーク州ロングアイランド | ||||||||||||||||||||
国籍 |
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職業 | 俳優、プロデューサー、司会者 | ||||||||||||||||||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台 | ||||||||||||||||||||
活動期間 | 1986年 - | ||||||||||||||||||||
配偶者 |
キム・ベイシンガー(1993年 - 2002年) ヒラリー・”イラリア”・ヘイワード=トーマス (2012年 - ) | ||||||||||||||||||||
著名な家族 |
ダニエル・ボールドウィン(弟) ウィリアム・ボールドウィン(弟) スティーヴン・ボールドウィン(弟) ヘイリー・ボールドウィン(姪) | ||||||||||||||||||||
公式サイト |
www | ||||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||||
映画 『ビートルジュース』 『レッド・オクトーバーを追え!』 『マーキュリー・ライジング』 『アビエイター』 『ディパーテッド』 『ミッション:インポッシブル』シリーズ テレビドラマ 『30 ROCK/サーティー・ロック』 | |||||||||||||||||||||
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プロフィール
ニューヨーク州ロングアイランド出身。アイルランド人、イングランド人、フランス人の血を引くカトリック系[1][2]。6人兄弟の長男。弟のダニエル・ボールドウィン、ウィリアム・ボールドウィン、スティーヴン・ボールドウィンも俳優である。ニューヨーク大学とリー・ストラスバーグ・インスティチュートで演技を学び、テレビ出演を経て1986年に映画デビューした。
『レッド・オクトーバーを追え!』のジャック・ライアン役で注目されて以降、1990年代半ばまで主演級スターだったが、現在は脇役に回ることが多く、体重もかなり増えている(本来は『パトリオット・ゲーム』以降もライアン役を演じる予定だったが、舞台出演のため降板した)。しかし、次のようにその評価は高い。
2003年に出演した『The Cooler』(2003年)ではカジノのボス役でナショナル・ボード・オブ・レビュー助演男優賞受賞。第76回アカデミー賞の助演男優賞にもノミネートされた。またテレビドラマでも活躍しており、近年NBCのコメディシリーズ『30 ROCK/サーティー・ロック』では、プライムタイム・エミー賞コメディ部門主演男優賞、ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門男優賞、全米映画俳優組合賞コメディシリーズ男優賞を受賞するなど高評価を得ている。
2010年3月に開催された第82回アカデミー賞授賞式では司会を務めた。また、2011年にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が登録された(No.2443)。
2013年、ウディ・アレン監督の『ブルージャスミン』における演技が好評を博し、再び賞レース参戦への期待が高まった。しかし、英国アカデミー賞では本来助演であるはずのボールドウィンが主演男優とみなされた[3]。そのため、アカデミー賞の投票において、主演と助演で混同される危険が高まった。
NBC『サタデー・ナイト・ライブ』にはホスト役で17回、と最多出演する常連であり[4]、2016年10月の第42シーズンのシーズンプレミアにおいて、ドナルド・トランプに扮しケイト・マッキノン扮するヒラリー・クリントンと大統領候補の討論会のパロディを演じ、話題となった[5]。
2021年10月21日、自身の主演作『Rust』の撮影中に、小道具の銃を誤射したことにより撮影監督が死亡し、監督が負傷するという事故が起きた[6]。
私生活
1993年、女優のキム・ベイシンガーと結婚[7]。1995年には娘のアイルランド・ボールドウィンが生まれたが、2002年に離婚している[8]。2007年には娘の携帯電話に残した罵りのメッセージが流出して大きなニュースとなった[9]。2012年には、ヨガ・インストラクターのヒラリー・”イラリア”・ヘイワード=トーマスと再婚した[10][11]。
2011年12月7日、アメリカン航空の旅客機に搭乗した際、離陸直前になっても携帯電話でオンラインゲームをしていて、スイッチを切らなかったという理由で、同機から強制的に降ろされた。この件で乗客に対しては謝罪している[12]が、アメリカン航空に対して融通の利かない企業であると『サタデー・ナイト・ライブ』でネタにした[13]。
一時ニューヨーク市長選への出馬に関心を寄せていたが、意欲を失ったことを2011年12月に明らかにした[14]。
2015年、妻のイラリアとの間に第2子となる男児が誕生[15]。
2018年11月2日、駐車場所を巡り口論となった相手に暴行と嫌がらせを加えた疑いで逮捕・訴追された。
2020年、妻のイラリアとの間に第5子となる男児が誕生。
- ^ “Stephen Colbert, Alec Baldwin, More on What They're Giving Up for Lent”. The Daily Beast (2011年3月8日). 2011年10月31日閲覧。
- ^ “So who are the Baldwins?”. Angelfire.com. 2011年10月31日閲覧。
- ^ “http://www.awardscircuit.com/2013/10/22/alec-baldwin-will-compete-in-lead-actor-at-the-bafta-awards-for-blue-jasmine/”. 2013年11月1日閲覧。
- ^ 'Saturday Night Live' recap: The return of the king (a.k.a. Alec Baldwin) Entertainment Weekly、2011年9月25日 2016年11月19日閲覧。
- ^ Yuge!: 'SNL' sees biggest premiere audience in 8 years thanks to Baldwin's Trump CNN、2016年10月4日 2016年11月16日閲覧
- ^ “A・ボールドウィンさん誤射で2人死傷 西部劇映画撮影中に―米”. 時事ドットコム (時事通信社). (2021年10月22日) 2021年10月23日閲覧。
- ^ Gil Kaufman (2012年4月2日). “Alec Baldwin Engaged To Yoga Instructor”. MTV 2012年4月14日閲覧。
- ^ “Alec Baldwin apologises for calling daughter, 11, a 'rude thoughtless pig”. Daily Mail (London)
- ^ “アレック・ボールドウィンの娘「ごう慢で非常識な豚」と父親に怒られた過去を笑う”. シネマトゥデイ. (2012年9月11日) 2012年9月30日閲覧。
- ^ “Alec Baldwin marries yoga instructor in NYC”. CBS News 2012年7月1日閲覧。
- ^ “Alec Baldwin, 53, Set To Marry Hilaria Thomas, 28”. Contactmusic.com (2012年4月2日). 2012年4月14日閲覧。
- ^ "Alec Baldwin thrown off AA flight at LAX for 'playing game' on phone". New York Post.
- ^ “アメリカン航空とのゴタゴタでアレック・ボールドウィンのコマーシャルの放送をキャンセルしたスーパーマーケットが謝罪”. シネマトゥデイ (2012年1月7日). 2012年2月7日閲覧。
- ^ “米俳優A・ボールドウィン、NY市長選への「出馬意欲失せた」”. ロイター (2011年12月26日). 2012年2月7日閲覧。
- ^ “アレック・ボールドウィンに男児誕生”. シネマトゥデイ (2015年6月20日). 2015年6月22日閲覧。
- ^ “ムロツヨシ、おっさん赤ちゃん役声優に!芳根京子&山寺宏一&宮野真守と『ボス・ベイビー』”. シネマトゥデイ. (2017年11月22日) 2021年7月6日閲覧。
- ^ “「ボス・ベイビー」続編公開&ムロツヨシが声優続投決定 「こんな時代に、ボス・ベイビーになって、わちゃわちゃしたい」” (日本語). アニメ!アニメ!. 2021年7月6日閲覧。
- 1 アレック・ボールドウィンとは
- 2 アレック・ボールドウィンの概要
- 3 主な出演作品
- 4 脚注
固有名詞の分類
アメリカ合衆国の俳優 |
クリント・イーストウッド ドナルド・フェイソン アレック・ボールドウィン ジャネット・ピルグリム エイミー・ブレネマン |
エミー賞受賞者 |
モーリス・ジャール グレン・クローズ アレック・ボールドウィン ローレンス・オリヴィエ エリック・マコーマック |
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