矛とは? わかりやすく解説

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ぼう【矛】

読み方:ぼう

⇒む


ほこ【矛/×鉾/×戈/×鋒/×戟】

読み方:ほこ

両刃の剣に柄をつけた、刺突のための武器青銅器時代鉄器時代代表的な武器で、日本では弥生時代銅矛矛がある。のちには実用性失い呪力(じゅりょく)をもつものとして宗教儀礼用具とされた。広く攻撃用武器たとえとしても用いる。「—を向ける」

弓の幹(から)。弓幹(ゆがら)。

1立てた山車(だし)。特に京都祇園会(ぎおんえ)の山鉾(やまぼこ)。ほこだし。《 夏》「—処々にゆふ風そよぐ囃子(はやし)かな/太祇


む【矛】

読み方:む

常用漢字] [音](呉) ボウ(漢) [訓]ほこ

[一]〈ム〉武器一種。ほこ。「矛盾

[二]ボウ〉ほこ。「矛戟(ぼうげき)」

[三]〈ほこ(ぼこ)〉「矛先玉矛(たまぼこ)」

名のり]たけ


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 22:57 UTC 版)

(ほこ、異体字)は薙刀の前身となった長柄武器で、やや幅広で両刃の状の穂先をもつ。 日本と中国において矛と槍の区別が見られ、他の地域では槍の一形態として扱われる。日本では鉾や桙の字も使用されるが、ここでは矛の字で統一して記述する。


  1. ^ 『神社有職故実』 85頁、1951年(昭和26年)7月15日神社本庁発行。


「矛」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 21:35 UTC 版)

武芸 (日本)」の記事における「矛」の解説

矛はのような長柄武器であるが、柄との接合部袋穂とよばれ、ここに柄を差し込む戦闘法は逆の手に盾を持って使用したとみられる最初青銅器銅矛出現し、後に生産されるようになった

※この「矛」の解説は、「武芸 (日本)」の解説の一部です。
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矛(ほこ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:39 UTC 版)

キングダム (漫画)」の記事における「矛(ほこ)」の解説

一兵卒から大将軍まで幅広く使われている長柄武器作中では現実の矛の形状とは異なり薙刀のような形状をしている。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 00:50 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. ほこ古代の武器で、両刃長柄をつけたもの日本においては薙刀分化した
  2. ほこ戦闘、又は戦闘的態度

熟語


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「矛」の例文・使い方・用例・文例

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