フェルキッシャー・ベオバハター
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『フェルキッシャー・ベオバハター』(独: Völkischer Beobachter, 「民族的観察者」の意)は、ドイツで発行されていた新聞で、国民社会主義ドイツ労働者党(NSDAP、ナチ党)の中央機関紙[1]。ナチ党の各支部や有力者はそれぞれ新聞や雑誌を発刊しているが、ナチ党系の機関紙・雑誌の中では最も発行部数が多く、政権獲得以前から対外的にも大きな影響力を持った[2]。1920年に創刊された。最初は週刊で発行され、1923年2月8日より日刊となった。25年間に渡りナチ党の公式メディアの一翼を担った。
- ^ 世界大百科事典 第2版 コトバンク. 2018年7月16日閲覧。
- ^ 河面佑 2008, p. 45.
- ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 コトバンク. 2018年7月16日閲覧。
- ^ a b c バイエルン歴史事典.
- ^ Norman Davies (2003). Rising '44. London: Macmillan. pp. 84. ISBN 978-0333905685ではオリジナルの引用が翻訳されている: 「プラハでは、大きく赤いポスターがその7人のチェコ人が今日射殺されたことがわかるように掲示される。私は自分自身に言う。『もし私が7人のポーランド人を射殺する度にポスターで公表しなければならないなら、ポーランドの森はその紙を作るに充分でない。』」
- 1 フェルキッシャー・ベオバハターとは
- 2 フェルキッシャー・ベオバハターの概要
- 3 参考文献
- 4 関連項目
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