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XmlSchemaNotation クラス

W3C (World Wide Web Consortium) で指定された XML スキーマの notation 要素を表します。XML スキーマの notation 宣言は、XML 1.0 NOTATION 宣言を再構築したものです。表記の目的は、XML ドキュメント内の XML 以外のデータの書式を記述することです。

名前空間: System.Xml.Schema
アセンブリ: System.Xml (system.xml.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Class XmlSchemaNotation
    Inherits XmlSchemaAnnotated

Visual Basic (使用法)

Dim instance As XmlSchemaNotation

public class XmlSchemaNotation : XmlSchemaAnnotated

C++

public ref class XmlSchemaNotation : public
 XmlSchemaAnnotated

public class XmlSchemaNotation extends XmlSchemaAnnotated

JScript

public class XmlSchemaNotation extends
 XmlSchemaAnnotated

使用例

XmlSchemaNotation クラスを使用する例を次に示します。

Visual Basic

Imports System
Imports System.Xml
Imports System.Xml.Schema

Class XMLSchemaExamples
    Public Shared Sub Main()

        Dim schema As XmlSchema = New
 XmlSchema()

        ' <xs:notation name="jpeg" public="image/jpeg"
 system="viewer.exe" />
        Dim notation As XmlSchemaNotation =
 New XmlSchemaNotation()
        notation.Name = "jpeg"
        notation.Public = "image/jpeg"
        notation.System = "viewer.exe"

        schema.Items.Add(notation)

        Dim schemaSet As New
 XmlSchemaSet()
        AddHandler schemaSet.ValidationEventHandler, AddressOf
 ValidationCallbackOne

        schemaSet.Add(schema)
        schemaSet.Compile()

        Dim compiledSchema As XmlSchema = Nothing

        For Each schema1 As
 XmlSchema In schemaSet.Schemas()
            compiledSchema = schema1
        Next

        Dim nsmgr As New
 XmlNamespaceManager(New NameTable())
        nsmgr.AddNamespace("xs", "http://www.w3.org/2001/XMLSchema")
        compiledSchema.Write(Console.Out, nsmgr)
    End Sub

    Public Shared Sub ValidationCallbackOne(ByVal
 sender As Object, ByVal
 args As ValidationEventArgs)
        Console.WriteLine(args.Message)
    End Sub 'ValidationCallbackOne
End Class 'XMLSchemaExamples

using System;
using System.Xml;
using System.Xml.Schema;

class XMLSchemaExamples
{
    public static void Main()
    {

        XmlSchema schema = new XmlSchema();

        // <xs:notation name="jpeg" public="image/jpeg"
 system="viewer.exe" />
        XmlSchemaNotation notation = new XmlSchemaNotation();
        notation.Name = "jpeg";
        notation.Public = "image/jpeg";
        notation.System = "viewer.exe";

        schema.Items.Add(notation);

        XmlSchemaSet schemaSet = new XmlSchemaSet();
        schemaSet.ValidationEventHandler += new ValidationEventHandler(ValidationCallbackOne);
        schemaSet.Add(schema);
        schemaSet.Compile();

        XmlSchema compiledSchema = null;

        foreach (XmlSchema schema1 in schemaSet.Schemas())
        {
            compiledSchema = schema1;
        }

        XmlNamespaceManager nsmgr = new XmlNamespaceManager(new
 NameTable());
        nsmgr.AddNamespace("xs", "http://www.w3.org/2001/XMLSchema");
        compiledSchema.Write(Console.Out, nsmgr);
    }

    public static void ValidationCallbackOne(object
 sender, ValidationEventArgs args)
    {
        Console.WriteLine(args.Message);
    }
}

前述のコード例に対して生成される XML ファイルを次に示します。

<?xml version="1.0" encoding="IBM437"?>
<xs:schema xmlns:xs="http://www.w3.org/2001/XMLSchema">
    <xs:notation name="jpeg"
 public="image/jpeg" system="viewer.exe" />
</xs:schema>

継承階層

System.Object
   System.Xml.Schema.XmlSchemaObject
     System.Xml.Schema.XmlSchemaAnnotated
      System.Xml.Schema.XmlSchemaNotation

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッドセーフです。インスタンスメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
XmlSchemaNotation メンバ
System.Xml.Schema 名前空間

XmlSchemaNotation コンストラクタ

XmlSchemaNotation クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Xml.Schema
アセンブリ: System.Xml (system.xml.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New

Visual Basic (使用法)

Dim instance As New XmlSchemaNotation

public XmlSchemaNotation ()

C++

public:
XmlSchemaNotation ()

public XmlSchemaNotation ()

JScript

public function XmlSchemaNotation ()

プラットフォーム

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
XmlSchemaNotation クラス
XmlSchemaNotation メンバ
System.Xml.Schema 名前空間

XmlSchemaNotation プロパティ

パブリックプロパティパブリックプロパティ

	名前	説明
	Annotation	Annotation プロパティを取得または設定します。 ( XmlSchemaAnnotated から継承されます。)
	Id	文字列 ID を取得または設定します。 ( XmlSchemaAnnotated から継承されます。)
	LineNumber	schema 要素が参照するファイルの行番号を取得または設定します。 ( XmlSchemaObject から継承されます。)
	LinePosition	schema 要素が参照するファイルの行番号を取得または設定します。 ( XmlSchemaObject から継承されます。)
	Namespaces	このスキーマオブジェクトと一緒に使用する XmlSerializerNamespaces を取得または設定します。 ( XmlSchemaObject から継承されます。)
	Parent	この XmlSchemaObject の親を取得または設定します。 ( XmlSchemaObject から継承されます。)
	SourceUri	スキーマを読み込んだファイルのソース位置を取得または設定します。 ( XmlSchemaObject から継承されます。)
	UnhandledAttributes	現在のスキーマのターゲット名前空間に属さない、修飾された属性を取得または設定します。 ( XmlSchemaAnnotated から継承されます。)

参照

XmlSchemaNotation メソッド

パブリックメソッドパブリックメソッド

( プロテクトメソッドも参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュアルゴリズムや、ハッシュテーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクトメソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージコレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

XmlSchemaNotation メンバ

XmlSchemaNotation データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリックコンストラクタ

	名前	説明
	XmlSchemaNotation	XmlSchemaNotation クラスの新しいインスタンスを初期化します。

パブリックプロパティ

	名前	説明
	Annotation	Annotation プロパティを取得または設定します。(XmlSchemaAnnotated から継承されます。)
	Id	文字列 ID を取得または設定します。(XmlSchemaAnnotated から継承されます。)
	LineNumber	schema 要素が参照するファイルの行番号を取得または設定します。(XmlSchemaObject から継承されます。)
	LinePosition	schema 要素が参照するファイルの行番号を取得または設定します。(XmlSchemaObject から継承されます。)
	Namespaces	このスキーマオブジェクトと一緒に使用する XmlSerializerNamespaces を取得または設定します。(XmlSchemaObject から継承されます。)
	Parent	この XmlSchemaObject の親を取得または設定します。(XmlSchemaObject から継承されます。)
	SourceUri	スキーマを読み込んだファイルのソース位置を取得または設定します。(XmlSchemaObject から継承されます。)
	UnhandledAttributes	現在のスキーマのターゲット名前空間に属さない、修飾された属性を取得または設定します。(XmlSchemaAnnotated から継承されます。)

パブリックメソッド

( プロテクトメソッドも参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュアルゴリズムや、ハッシュテーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクトメソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージコレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

XmlSchemaNotationとは？わかりやすく解説

XmlSchemaNotation クラス

XmlSchemaNotation コンストラクタ

XmlSchemaNotation プロパティ

関連項目

XmlSchemaNotation メソッド

関連項目

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