X.25とパソコン通信とは? わかりやすく解説

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X.25とパソコン通信

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 02:22 UTC 版)

インターネットの歴史」の記事における「X.25とパソコン通信」の解説

詳細は「X.25」、「パソコン通信」、「草の根BBS」、および「FidoNet」を参照 ARPA研究に基づき国際電気通信連合 (ITU) がパケット交換網標準化開始しX.25付随する規格案が提案された。パケット通信使っているが、X.25従来電話回線をエミュレートする仮想回線という考え方成り立っている。1974年イギリス国内学究機関相互接続する SERCnet で X.25基盤とし、それが後にJANET英語版となったITU最初X.25規格1976年3月承認された。 1978年イギリス郵政省英語版)、ウエスタンユニオンTymnetの3者が共同世界初国際パケット交換網 International Packet Switched Service (IPSS) を構築。このネットワークヨーロッパおよびアメリカ合衆国成長し1981年までにカナダ香港オーストラリアカバーするようになった1990年代には世界規模ネットワーク基盤となっている。 ARPANETとは異なりX.25は主にビジネス用途使われた。Telenet は主に企業ターゲットとして Telemail という電子メールサービス提供していた。 公衆網内で運用される集信装置達するために、初期パソコン通信では非同期TTY端末プロトコル採用したCompuServeなどのネットワークは、X.25使って複数端末やりとり多重化し、パケット交換バックボーン送り込んでいた。Tymnetなどは独自のプロトコル使っている。1979年CompuServe世界で初めパーソナルコンピュータ利用者向けに電子メールサービス技術サポートの提供を開始したまた、1980年には世界初リアルタイムチャットシステム CB Simulatorサービス開始している。他の同様のネットワークとして、America Online (AOL) や Prodigy があり、同様にコミュニケーションコンテンツ娯楽などを提供している。また、多数草の根BBSもオンラインアクセスを提供しており、それらBBS間のネットワークである FidoNet趣味コンピュータ利用者の間で人気となった

※この「X.25とパソコン通信」の解説は、「インターネットの歴史」の解説の一部です。
「X.25とパソコン通信」を含む「インターネットの歴史」の記事については、「インターネットの歴史」の概要を参照ください。

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